total review:274746today:30
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/2(合計:18件)
古市憲寿 雲田はるこ
まりあげは
ネタバレ
アムステルダムを舞台にした、日本人2人のBL。 雲田先生のお表紙からして、もう哀愁感が漂ってきて、切な系BLなのかなと思ったら、たしかに切なさはありましたがとても繊細な純愛BLが丁寧に描かれているように思えました。 あと、既存のBLレーベルではないせいか、人と人との恋愛が自由に描かれていて、後半で「僕」が港くんとの関係をはっきりさせておきたくなったときに関係を尋ねて、「セッ…しなくても…
やびはる
BLソムリエアンリ54世氏がYouTubeで紹介してたので読んでみましたなんと、この作品、何故にBLレーベルではない?と言いたくなるような作品。ブロマンス寄りのBLという感じです . お話の舞台はアムステルダム。彼女とオランダに移住した主人公が彼女に振られ破局し、1人で鬱々と飲食店の仕事をしながら生きていたある日、不祥事で芸能界を引退した港に出会い、主人公の日常が港を中心にガラッと変わり始め…
おぶもいもい
ずっと気になっていた作品、やっと読めました。 非BL作品ということですが内容はしっかりとBLだと思います。 でも恋愛の部分だけを記しているわけではなく、さまざまな感情を織り交ぜたストーリーになっているという点で非BLなのかなと感じました。 港との出会いでヤマトの日常はこれまでと違うものになったけれど それが必ずしも恋愛に繋がっているわけではない、というのが美しかったです。 例えばこれ…
aaaiiiai
あの古市さんが書く恋愛小説ってどんなの? 表紙が雲田はるこ先生なの? めっちゃ気になるやん!って事で買った、のに積んでた本。 やっと読んだら、めちゃくちゃいい話じゃないかーーーー!泣いてしまった。 薬物疑惑で芸能界ドロップアウトした若手俳優 港くんと 付き合ってた彼女にオランダ移住しようと言われてついて来たのに、浮気されてここに居る意味見失ってるヤマトくんのお話。 あるキッカケで2…
ももよたん
出版時から気になっていた作品でしたが、やっと読めました。 TVで見かけるあの方が作家さんとは知らなかった。(本業は社会学者だそう) 雲田はるこ先生が好きなので表紙も大変お気に入りです。 非BL作品ですが、中身はガッツリ男性同士の恋愛のお話でした。 物語の始めから、相手の港が遠く離れた場所に居る存在であることや会えて良かったと過去系で書かれていて、これは失恋のお話なのかも…とちょっと心が…
snow1024y
作家さんと作品テーマが気になって読みました。 ヤマトの目線で紡がれるアムステルダムの街並みは、行ったことのない場所なのにどんな風景か想像できてしまう、そんな文章でした。 このような言葉で表現するのはあまり良くないと思いますが、ヤマトくんはとても日本人らしい日本人の青年です。 偏見の目に晒されることを恐れ、自分が人を傷つくことを恐れ、また傷つけられることを恐れる。 アムステルダムという土…
麗音
BLじゃない本を探していて、カバー絵が素敵すぎて買ってしまった作品です。 個人的に冒頭で結末を匂わせるような描写がある書き方はそれに捕らわれて好きじゃないのですが、切ない思いを持って読み始めました。 薬物スキャンダルとゲイ疑惑で芸能界を去ったイケメン俳優の港と 彼女とアムステルダムに移住して相手の浮気で振られたレストラン勤務のヤマトがだんだん恋をしていく過程が素敵でした。 ヤマ…
mimicmimi
読んだあと悶絶しました。 冒頭は特に何の変哲もないストーリーでしたが、後半から怒涛の萌でした。 特に、旅行から先のシーン! 作者さんがtvでも活躍されている有名な方だったので暇つぶし程度に読みましたが、なかなかハマれるストーリーで、つい、読む手が止まらなくなってしまいました。 イラストも雲田はるこ先生の仕上げということでやわからな物語にマッチしていてイメージが容易に湧くと思います。個…
renachi
一週間くらい余韻に浸りたい、なんかもうめちゃくちゃに泣きたくなる作品だった。 主人公のヤマト目線で語られる一人称小説で、独り語り感が強い文章。柔らかく繊細な描写で入り込みやすく、作品世界に没頭すると時間の流れがゆったりしているように感じる。リアルと二次元の融合具合が独特で、世界観の構築が素晴らしかった。 冒頭から時事ネタの羅列で雑念が入りそうになるが、たぶん自身の中に在るこの雑念もこの…
綾部悠
正直作家さんのことはあまり好いてはいなく、でも読まずに批判なんて出来るはずもない……と読んでみたのが始まりでした。 読了した今、白旗を掲げて呻きつつこのレビューを書いている次第でございます。 序盤でいきなりキスとかしちゃうんだ!? と、ドキドキしながらページを捲るも、その後は逆にもどかしいくらいに関係が進展せず、何度「いやもうそれは恋だから! 恋なんだから……!!」と背後からヤマトくんを突…