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6/13(合計:121件)
仁嶋中道
しぐれ西瓜
ネタバレ
仁嶋先生のお話は人間関係がどの作品もとても素敵なんですが、今回のお話はその人間ドラマの部分が少し重ためのお話でした。 ずっと何かの秘密を抱えた青年渚が、最後にはきちんと自分が抱えていた秘密を千波に伝えます。この部分が明らかになる事で、心がとても救われるので、重いお話でもとても充実した気分で読み終わります。 二人の関係は謎を抱えたまま、ゆっくりと友人から恋人に進んで行くのです。ゲイであることをク…
aaaiiiai
仁嶋中道先生は毎回ハイクオリティなヒューマンドラマBLを提供してくださる。 今作も最高、ジーンときました。 謎めいたキャラクターがいててだんだんとその秘密が明かされていくんですが、読ませてくれます。 物語の舞台は、メニューにココアしかないカフェ。店主は祖母から引き継いだ孫のイケメン男子、千波。そこにカフェの噂を聞いたとやってきた渚。この2人が少しずつ仲良くなっていく様がナチュラルでよ…
しろみっこ
仁嶋先生は物語を作る天才だとつくづく思います。2人の青年が出会って結ばれる恋愛ストーリーをこんなに豊かに深く感銘を与えるお話にするなんてすごいです。作品がありきたりな話に絶対ならないのは、先生が真摯に作品を作っていらっしゃるからだと思います。こぼれ話を読んでいると、2人は実在していて先生は友達なのでは?と思ってしまうほど設定に説得力があります。今作の帯にカミングアウトしている、していない、と主人公…
おぶもいもい
祖母のあとを継いでカフェを営む千波のもとに、客としてやってきた渚。 なんの変哲もないような出会いに見えるけれども、そこから始まるストーリーは単なる「ひとり と ひとり」の恋愛ではなく… それぞれの過去や家族、複雑な思いを絡ませて進んでいくたくさんのドラマが詰まったものになっていて、すごく引き込まれました。 千波に"何か"を伝えるために、渚はカフェを訪ねてきたわけですが…
umeair
秘密を抱えて生きる家族・そして二人の青年の、切なく、じんわりと沁みるお話でした。 ぜひネタバレなしで読んでいただきたいので、なるべく核心には触れないようにしてレビューを書きたいと思います; 祖母から引き継いだカフェを営む千波(攻)のもとにある日現れた青年・渚(受)。 千波に話したいことがあるけれど、まだ話せない、でも自分は嘘は絶対につかないと話す謎めいた渚との交流が始まり、少しずつ距…
「どちら様が愛を告ぐ」シーモアさん限定特典漫画のこちら。 千波・渚それぞれの目線で、「酔っ払った時の受け/攻め」の姿が語られていて、どっちもとにかく可愛いっ…!! 酔ってるとすりすりしてくる渚、酔うとずっとくっ付いてくる千波。 特に千波の可愛さが天井突き破ってました。渚がトイレに行こうとすれば、「俺も行く…」、「えっとお風呂」と言えば「俺も入る…」と、まさに渚のコメントどおりワンコみ…
『どちら様が愛を告ぐ』電子限定特典漫画のこちら。 今でも「千波には嘘をつかない」という矜持がある渚。えちの時に千波が「ここ気持ちいい?」と聞くと、「やっ…」と言った後ー と続きます。 ふるふると首を振って正直に気持ちを言っちゃう渚が可愛すぎる…!そしてそんな渚に”きゅーーん”としてる千波にも萌える…!(*´˘`*)♡ 「可愛いから指摘するのはもうちょっと待とう」と考える千波…
もちベーグル
BLに萌える作品というよりも家族や人間関係のあり方の物語の設定の1つとしての同性愛者というくらいすごく自然でリアルなお話でした。 個人的にすごく好きだったのは渚が少しまどろっこしく感じてしまうくらいただただ誠実で、高山さんから受け取った事実を誰かの人生にとってすごく重要なこととして受け止めて大事に大事にしていたことです。 この事実を伝えることを前提としているのではなく、千波と接して千波にと…
湘子
千波×渚 ゲイとしての葛藤や、それぞれの家族との複雑な関係による 心の負荷について話し合い、お互いに聞き合うことで、 じんわりと寄り添いながら距離を縮めていく信頼関係から、 一歩ずつ恋にたどり着くまでの進展や、 その心の負荷を和らげる過程が丁寧に描かれていて、 読んで、温かくなる深刻な救済ストーリー。 認知症で老人ホームにいる祖母から引き継いだカフェを営む千波。 あ…
晃子
試し読みの時点でその完成度と画力の高さに衝撃を受けると同時に「これ絶対泣くやつじゃん…」とも思ってしまったので、ずっと今まで手を出せずにいました。 がっ!昨今の怪談ブームの煽りを受けて読破。 表紙をご覧のとおり、三角関係なんですが、ギスギスした感じじゃなくて、作中でも表現されてましたが、例えるならば 「ハル+幽体の亮輔=司の保護者」 みたいに仲良く3人で楽しく暮らす日々がしばらく続きま…