夏生んなさんのレビュー一覧

スズヘビ求愛論 コミック

夏生んな 

雀と蛇

人間に変化(?)できる動物のお話。
絵柄もキャラクターも可愛かったです。
しかしストーリーや世界観にはモヤりました。

肉食と草食の異種族ものとしては王道のテーマを持つストーリーだと思います。
しかしこの作品の動物たちは皆人間の姿があり完全に意思の疎通がとれる者同士なので、完全に異種族とは思えませんでした。
そのせいで普通の捕食者と被食者の話には違和感がありました。

そしてエロ要…

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焦がれる猫とトマト コミック

夏生んな 

絵本みたいな素敵なお話

めちゃくちゃ素敵な作品でしたー!異国の風が吹く緑とレンガのピザ屋でバイトするトーマのもとに、人型化する猫が飛び込んでくるお話。最後はじんわり泣けて、幸せな読後感でした。
子どものころから、まぁいっかでなんでも諦めてきたトーマ。なので不審な猫男も、ブルチャートと名付けて受け入れます。名前をもらって興奮したり、トーマを探し回って不安になるブルチャートが切なくて可愛い。
過去が明かされてからは、もう…

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焦がれる猫とトマト コミック

夏生んな 

ワイルド猫さんだけど可愛い。ピュアラブ!

ピザ職人を目指しているトーマが出会った猫さんは、最初猫の姿だったけど、
一緒に過ごすうちに人間の姿にもなれる猫だった。というお話です。

ここに出てくる猫さんが、とってもワイルド。名前はブルチャート。鼻の頭には深い引っ掻き傷があるし、トーマに対して、物凄い執着心で襲いかかってきます(本当は襲っているんじゃなくて嬉しいと頭突きしちゃうんです)。人間の体でも、勢いよくトーマに迫っていきます。

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焦がれる猫とトマト コミック

夏生んな 

温かくていとおしくて、ちょっと泣いた

どこか異国を思わせる雰囲気と作中に漂う優しい空気感がぴったり!
一人と一匹の日常にほのぼのとしつつも、読後はうっすら涙ぐんでしまう
お話でした。

子供の頃から誰にも選ばれず、
その度に「まぁいっか」と諦める人生を送ってきたトーマ。

ある日、バイト先で野良猫のブルチャート出会いますが、
夜になると耳と尻尾の生えた人間の姿になって家まで押しかけてきて…。

はじめはブルチャート…

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焦がれる猫とトマト コミック

夏生んな 

一途なブルチャートが激カワ!

猫のブルチャートが可愛いすぎるー!

後追い、カワイイ!

グリグリ、カワイイ!

もふもふ、カワイイ!

ブサ猫なのが、カワイイ!

「ち◯こ出る」発言、カワイイ!

人に変身できる猫のブルチャートと人間のトーマの恋のお話し。最初から最後まで、ずぅーーーっっっと、カワイイ! 書き下ろしもとっても良かった。

2話、お風呂に入るブルチャートの回想シーンに作…

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焦がれる猫とトマト コミック

夏生んな 

可愛くて暖かい絵柄と2人の寂しいがたまらない

人間になれる猫×選ばれないことに慣れてしまった男の子の可愛くてちょっと切ないピュアBLです!

表紙から受ける印象通り全体的に絵本のような可愛くて暖かい絵柄が穏やかで楽しそうな日常にぴったりで、ぜひ紙の本で読みたいなぁと思いました。

幼い頃から誰かに選ばれるという体験をしたことがなく愛されたいと思うトーマと初めて優しくしてくれたトーマとの再会を待ち望み続けたブルチャートの2人ともが抱えた…

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焦がれる猫とトマト コミック

夏生んな 

ピュアで可愛い恋

ピザ屋でバイトをしているトーマのもとに現れた猫のブルチャート。
店の前に偶然来ただけかと思いきやトーマの家まで着いてきて、さらには人型になって求愛…?というところから始まる、ひとりと一匹の恋のお話でした。

ブルチャートは突然人間になるし、いきなりトーマに懐いてくるしで謎多き猫ちゃん。
でもトーマはそれに恐怖することも拒絶することもなく、お風呂にいれて名前さえなかった彼に名を与えるわけです…

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焦がれる猫とトマト コミック

夏生んな 

絵本の中に迷い込んだような気持ちになる

ブルチャート×トーマ


ただの「モフモフ」可愛いペットもの?でななく、
猫の見た目が可愛いどころか、むしろ怖い。
だけど、
ちょっと笑えて、ほのぼのして、どこか切ない。
ヨーロッパ異国の雰囲気を持ちつつ、
繊細な絵柄で描かれている童話みたいな
ちょっと一捻り加えたストーリーで、
読み心地がとても良かった。


ピザ屋バイトの平凡なトーマ。
彼の「求められたい」という孤…

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焦がれる猫とトマト コミック

夏生んな 

もふ×ピュアBL

な、なんて可愛いお話なんだ〜!
えちなし、キスまででぴゅあっぴゅあのもふもふ物語、個人的にとっても好きでした。

そして、夜中に読むとピザが無性に食べたくなって危険…作中にピザ作りが出てくるので。

舞台はイタリア。幼稚園児の頃、クラスの女の子に「クラスで9番目に好き(クラスは全部で9人…)」と言われてから、「選ばれること」「誰かに求められること」を諦めて生きてきたトーマ。
ある日、1…

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スズヘビ求愛論 コミック

夏生んな 

すずめとヘビ

お転婆(男)なすずめと、しっとりしたヘビ(男)の恋。
最初は捕食者であるヘビを恐れいているすずめですが、生あるものを食らうことに罪の意識を持ち、食を控え、1つの命を頂くたびに1つ種を蒔く庭を作っているヘビ。

動物ものだと割とあるテーマかもしれません。自然界では当たり前に行われている肉食ですが、友情や愛情関係が入ってくると、この捕食の問題をどう解決するか避けては通れない道かなと思います。

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