桝目の助さんのレビュー一覧

アンドロギュノスは、春を恋う 小説

野原耳子  桝目の助 

面白いけれど、、萌えたわけではない

こちら、悩んだ末の「萌」評価なのですが、決して萌えたわけではなく…

ただ、物語としての面白さはやっぱりあるし野原先生の文体も読みやすく、好き。
というところを考えた上での評価となります。

健康な人間に無理やり薬を飲ませ、”アンドロギュノス”と呼ばれる両性体にしてしまうお話。読み手を選ぶ設定…

舞台は近未来。
女性が生まれなくなった世界で、国連が推進する”アンドロギュノス化”計…

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夏の庭に、あたたかい雨 小説

野原耳子  桝目の助 

切なさに胸が締め付けられる

はー…やっぱり、野原耳子先生の年下攻めもの、大好き。。

不憫攻め×不憫受け、そして禁断の甥っ子と叔父(血の繋がりなし)、歳の差18歳(!)の恋。個人的好き要素が詰まってる。切なさに胸が締め付けられる物語でした。

17歳の高校生・夏樹(攻)の口から紡ぎ出される蕩けるように甘い言葉や視線、それとは裏腹に、荒々しく青さ若さを感じさせる抱き方に胸が高鳴って仕方なかった…

過酷な将棋の世界…

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ひとでなしアルファに、白い花を 小説

野原耳子  桝目の助 

執着年下攻めは大好きなんだけど…

野原耳子先生の「オメガバース年下攻めシリーズ」第1作目であるこちら。

2作目、3作目、4作目は文句なし!の「神」だったのですが、全ての始まりのこちらだけはどうにも萌えきれず、モヤっとする部分があったかなあ…ということで、「萌」評価です。

表紙をめくって1ページ目から、レイプされ無理やり番にされるシーンで始まる刺激強めなこのお話。

βだった30代外商サラリーマンが得意先を訪れたとこ…

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ぺんぺん草は、スズランにはなれない 小説

野原耳子  桝目の助 

タイトルの意味が分かった時、震えた

野原先生のオメガバースシリーズ、4作目も心が震えた…
タイトルの「ぺんぺん草」と「スズラン」の意味、その見事な回収にも。

こちら、年下17歳α生徒 × 30歳β教師 の変則オメガバース物語です。

まず……女性が乱暴されるシーンが含まれるので、地雷の方ご注意ください。
自分の場合は地雷ではないけれど、それでも「うっ」と辛い気持ちになりました。

で、こちら、単体でも問題なく読める…

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運命じゃなくても愛してる 小説

野原耳子  桝目の助 

運命も覆す、強く深い執着愛のオメガバース

前作「俺様高校生αと用務員のおじさんΩ」とも繋がっているこちら。
弓道部の後輩×先輩というカプです。

単体でも全く問題なく読めますが、前作を読んでいる方がたぶんおおっ!と思えると思うので、順番としては前作→こちらをおすすめします!

というのも、こちらの作品の攻め・凪は、前作で「クマさん」こと40歳用務員の熊谷に片思いしていた華ちゃんの4歳下の弟なんですね。
思わず読みながら「あーー…

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四神青龍記 首斬り王とお人好しおじさん 下 小説

野原耳子  桝目の助 

20歳差?なんのその。傲岸不遜、例国攻めから溺愛攻めへ…変化と成長の物語

下巻も面白かった〜!
や〜〜上巻序盤のあの藍雨の冷淡さからは考えられない、攻めの変貌っぷりが見られました。

変化としては上巻途中でカズオに好意を持ってはじまっていたので、上巻の方が変貌っぷりにムフフ感(*´艸`)はあったかも。

四つの世界のうちの一つ、青龍へと異世界トリップした平凡なお人好しおじさん・40歳のカズオ。青龍の王・藍雨の伴侶であると告げられ藍雨から拒絶されるも、異世界で持…

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四神青龍記 首斬り王とお人好しおじさん 上 小説

野原耳子  桝目の助 

めちゃくちゃ面白い〜!!どこかズレてる傲慢一途攻めが可愛い

初めて読んだ作家様なんですが(本当の意味で”初めて”読んだのは同じ作者様の同日発売、『俺様高校生αとおじさんΩ』です)、えー……めっちゃくちゃ面白い!!本当の本当に、ページをめくる手が止められない止まらない!!(興奮)

「俺様高校生α〜』の方では切ない歳の差オメガバースに思わず涙したんですが、こちらはまた雰囲気の異なる中華風異世界転移ファンタジーです。

以下、ネタバレ含みますので未読の…

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花嫁のカヤ 小説

野原耳子  桝目の助 

No Title

初読み野原耳子先生。
レビューを読んで良さげだったので。
結果、満点です。
エロ具合は3割(私調べ)ほど、ストーリーがとにかくおもしろいです。
ハピエンなのはわかっていても、カヤがなかなかかわいそうで、牢屋でユーティに別れを言うシーンでは涙で顔が歪みましたよ…
受けが短髪でおそらく筋肉ムキムキ(狩りが得意の闘争民族出身のため)なのは私の萌えポイントではないのですが、年下のユーティが人目を…

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花嫁のカヤ 小説

野原耳子  桝目の助 

我が身を考えさせられた

教えて姐さんでどなたかがオススメされていたので読んでみました。Kindleでしか読めないと。

知らない作家さんでファンタジー。
普段は手を出さないのですが、何となく読んでみようと思って。
面白かったです。ストーリーもスルッと入ってくる。別の部族同士の政略結婚。
嫌がらせで男の花嫁を送り込んできた。
さてどうなる?

雑にネタバレしちゃうと、男同士の夫婦で仲良く暮らしましたとさー。…

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花嫁のカヤ 小説

野原耳子  桝目の助 

説得力のある世界観に脱帽

イェフェム族とアジム族それぞれの部族の文化といった世界観に、圧倒的な説得力があります。
ファンタジー作品ですが、すんなりと舞台設定を受け入れられました。
アジム族の男性であるカヤが花嫁とされること、そしてイェフェム族族長三男のユティと結ばれるまでの物語に違和感がまったくありません。
本作で野原耳子先生の作品にどっぷりハマってしまいました。

カヤの壮絶な過去を受け止めるユーティは一見おお…

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