有馬嵐さんのレビュー一覧

半分あげる【シーモア限定BOOK】 コミック

有馬嵐 

本編後にありがたい甘さ

本作は本編が辛い面が多かった分(それだけカタルシスもありましたが)その後の甘さをより欲しまして。いつになく番外編に飛び付きました。ありがたや〜

同棲生活を順調に過ごしている2人、黒川の教師としての仕事が年度末で多忙を極め、白木のいうオラ川(疲れがピークになるとオラオラ甘える黒川)になる。白木はオラ川萌えでその様子もかわいい。

黒川が痛みを気持ちいいと感じていてオラ川だとそれがより強まる…

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半分あげる コミック

有馬嵐 

闇と光のコントラスト

有馬先生作品初読みです。
白木の背景が辛すぎますが、それに対比するような美しい絵と描写が光ります。
光の面はキラキラしがちだけど地に足着いた内容でよかったです。
黒川の白木のあの状況に遭遇し葛藤しながらも見捨てられないと決断する気持ちが伝わりますし、引き戻されてからの後悔や罪悪感もわかる。
家出中に手をつなぐのもキスする流れも自然でよかったです。ただその後までしちゃうのか〜とは思いましたが…

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半分あげる【シーモア限定BOOK】 コミック

有馬嵐 

素敵なお話を読めて満足です!

シーモア限定ブック、32ページあります!
「半分あげる」の白木、黒川くんファンならば読んで満足する内容です。
年度末、仕事が忙しくなった黒川くんが普段の穏やかな性格からオラオラ系に雰囲気が変わってしまいます。夕飯を作っている白木が待つ自宅にオラ川くんが帰宅するところからお話しが始まります。
この白木くんが作ったワインにも合いそうな、おつまみ兼おかずがめちゃくちゃ美味しそうでした。
明日は休…

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きみの春花 2 コミック

有馬嵐 

おつきあい後も楽しめる貴重な作品!

ちるちるエロ度が少なめでも満足できる私にとって貴重な作品です。
お付き合い後の2人がお部屋でのんびり話したり、人目のないところ限定で手を繋いたりするのが本当にツボで読んでいると自然に自分も笑顔になっちゃいます。
純恋の反応、言葉のチョイスがいいんですよね。心が美しくて素直で誰に対しても偏見がなくて優しい!卓先輩はルックスに反して相変わらずひねくれてるし、純恋以外の人、事に対して雑というか興味が…

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きみの春花 コミック

有馬嵐 

素直に可愛いと思えました

後輩の「君野純恋」とタイトルの「きみの春花」が同じ読み方なんだとしばらくしてから気づき、東城先輩にばかり目がいってましたが純恋の可愛さあっての物語なんだなぁと思いました。

彼の純粋で真っ直ぐな性格や態度はあざとさが無く、読んでいて100%良い子じゃん!って私まで素直になれました。
先輩は顔は良いのですが良すぎるせいで色々と嫌な経験があり、愛想がなく皮肉屋でちょっとねじ曲がった性格です。

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半分あげる コミック

有馬嵐 

好きになることは痛みも共有すること

黒川はどこにでもいる高校生で、同じクラスの白川のことが気になっています。白木は作り笑い、うさんくさそうに笑う高校生で、ともかく不自然なけがが多いのです。
 白木が突然高校に来なくなり、気になった黒川が調べていくと、白木の置かれている立場、家でやっていることが判明します。
 黒川は思わず白木の手を取って逃げますが、高校生のできることは限られていて、あっさりと帰って来るところは気の毒でした。

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BLアワード2024フェア特典小冊子 グッズ

ありがとうございます!

シーモアさんでいただいて、読ませていただきました!
毎年のお楽しみ小冊子になっています。

名だたる先生、作品のテーマにそった短編(数ページ、4ページが多いかな)が掲載されています。
特典のペーパーが集まった小冊子というイメージかなぁ。
私は読んだことのある作品の方が多かったのですが作品数が多いので読んでいない作品もありましたが、それはそれで楽しく読ませていただきました。
気になってい…

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きみの春花 2 コミック

有馬嵐 

深みを帯びるお付き合い

他からみた自分たち、自分みる自分たちに焦点を当て、恋人関係にある今の状況を外からも中からも見つめ直していく2人。卓は大学生となり、一緒にいる時間は少なくなったけど、ちゃんと学外では安定の仲良しを保っていて、ピュアでナチュラルな交際は微笑ましい限りです。

それまでは純恋と卓の個人間の関係に終始していたことが、今巻では第三者を絡めることで自分たちの交際を客観的に理解していきます。また第三者の登場…

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きみの春花 コミック

有馬嵐 

読んでるうちに身体がデトックスされてくような感覚

白のスミレの花言葉は「あどけない恋」「純潔」「無邪気な恋」。
花言葉通りの純恋くんのピュアさ素直さはもちろんだけど、東条先輩が想像していた「マドンナ」と違くてとっても積極的だしよく笑うし情熱的だし素敵なキャラでした!

読んでるうちに身体がデトックスされてくような感覚で心地よいです。
『どっちも有り』と言ってた意味やっとわかりました。
これは確かにどちらもアリアリ!ひとりの人間としてお…

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君は僕のおきにいり コミック

有馬嵐 

思考が読めない2人の執着BL

有馬嵐先生の初コミックですが、この頃から作画の綺麗さは安定してますね。
ドSのサイコパス気味×生意気ポジティブ坊っちゃんの組み合わせですが、前半と後半の流れが全く違います。
前半は広田の執着が二重人格のサイコの様な怖さを醸し出しており、何故か鴨が葱をしょって来る様に策も無く自ら向かう竜輝。
起承転結の起承でグッと引き込ませておいて、さてさて、どうなるかな?
と思いきや後半一気に転結で甘ーい…

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