柳ゆとさんのレビュー一覧

獣人王のお手つきが身ごもりまして~怒濤の第二子出産編~ 小説

稲月しん  柳ゆと 

大切な宝物をこの腕に抱くために

今回は獣人国国王の狼獣人と番で王妃のである人間のお話です。

第2子を妊娠した受様が子供の托卵を巡る騒乱の顛末と
出産後の後日談を収録。

受様の両親は研究心が強い薬師で大陸中を巡り歩くため
受様は薬類の商人の叔父の元で育ちます。

受様は進学せず城の従僕となりますが、
が妃探しをするデルバイア国王の攻様が来訪し
シャウゼの王都で開かれた舞踏会で攻様のお手付きとなり
番として…

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獣人王のお手つきが身ごもりまして 小説

稲月しん  柳ゆと 

ゼクシリア様、、!!

男性妊娠が好きで、タイトルと試し読みして買いました。
読みづらさもなくスラスラ読めます。

ゼクシリア様(異国の王で獣人)とロイくん(平民)のもだもだすれ違い鬼ごっこです。
ゼクシリア様がロイくんのことになるとポンコツになるところが萌え。

ロイくんにメロメロなゼクシリア様と自己肯定感低め?なロイくん、あとは勘違いしていく周囲によってずっとすれ違い鬼ごっこしてます。
最終的には丸く収…

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獣人王のお手つきが身ごもりまして~怒濤の第二子出産編~ 小説

稲月しん  柳ゆと 

弾丸読破も悪くないもんだ

前作読んでないけど、弾丸読破してみました(笑)
いやー、以外と読み切れるモンですね。作中、ところどころに前作を振り返りながらストーリーをアシストしてくれていたので、読みやすかったです。

お腹に宿った子どもを卵に移すっていう出産方法が面白くって、この世界の生命の神秘にビックリ。長男のロアールもこうやって生まれたんですよね。なんて独創的で面白いんだ!ヽ(´▽`)/
ちょっとこれは急ぎ、前作を…

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悪役令嬢の兄の憂鬱 2 小説

夜光花  柳ゆと 

転生モノの新しいカタチ

私が転生したら推しカプのお家の壁。
みたいな夢がグレードアップして推しの助言者。
あくまで脇役ながら、主人公たる推しの助けになれるだけでなく、推しの美味しい展開も堪能できてしまう。
一般書なのに隠しきれないBL臭。
直接的ではないのに、じわじわと心に染みてくる萌えがたまりません。
ところで、転生者のイザークによる中盤のネタバレ発言。読んでた電車の中で心の声が抑えきれず、思わず不気味な発声…

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『獣人王のお手つきが身ごもりまして~怒濤の第二子出産編~』コミコミスタジオ特典ペーパー「大きな白いテーブルセット」 グッズ

小編ならではの多幸感

あまり特典レビューする時間取れなくなってきたのですが
こちらはあまりに良かったので。

++

リアとロアールとローラとで、ハーミル夫妻+カミル+カミルの祖母を待っているところのお話でした。

本編読んでいない方はここで回れ右をなさって。


良いんですよーハーミルがまた意地悪というかややこしいことする展開かな?と思ったら違っていて。

ただただ待っていて、ワクワクして、馬…

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獣人王のお手つきが身ごもりまして~怒濤の第二子出産編~ 小説

稲月しん  柳ゆと 

種を残す

くっついた後のお話。5年以上間をあけて続きが出るというのは、割合珍しいのでは。1冊目もスピンオフも楽しいところはありましたもんね。なので少なくとも1冊目は読んでおかないと楽しみが減ると思います。本編220Pほど+あとがき+小編(ごっつ可愛い)。さらっと読んじゃいましたので萌にしました。

リアとロアールと仲良く暮らしていたロイ。授かるのは難しいと聞いていたのに、二人目が出来たと分かり、さあ大変…

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獣人王のお手つきが身ごもりまして~怒濤の第二子出産編~ 小説

稲月しん  柳ゆと 

親が子(卵)を思う気持ちに、涙。。1巻とはガラリと雰囲気の変わる、沁みる続編

良かった。最っっ高に良かった…!!

1巻の楽しい ”勘違いによるすれ違い愛”から一転、シリアスな事件の起こるこちらの続刊。

親が子を思う気持ち、種族が卵を守ろうとするその思いの強さに、
読みながら思わず涙してしまいました。。
まさかまさか、こんな幸せそうな表紙の物語で涙をこぼすことになるとは!と
自分でもビックリです。

やーーでも、本当に親心、というものを考えさせられる、沁…

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獣人王のお手つきが身ごもりまして 小説

稲月しん  柳ゆと 

執着溺愛、年上わんわんー…!

もふもふわんわん(狼)、ヘタレ溺愛年上攻めがツボに刺さって刺さって
きゅんきゅんでしたーーー…!✨

こちらの続刊が新刊で発売されたこと、そしてこちらの1巻目がKindleアンリミで
読めると先生のXで知り、手に取りました。

一人称で語られるお話、実はちょっと苦手意識があるのですが、
こちらはそんな苦手意識が吹っ飛んでしまうぐらい、面白かった〜!

なんとも天然な17歳受けと、…

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悪役令嬢の兄の憂鬱 2 小説

夜光花  柳ゆと 

BL目的ならこれで良いのかな……

2巻、といってもかなり丁寧に前巻のおさらいが入っており、2巻から入っても問題なく読めそう。
逆に1巻から読むと繰り返し部分が多いと感じる。視点が変わるたびに長い復習が入り、本編がなかなか進まない。ナンバリングのある作品でここまで細かく振り返る必要はあるのかな。

ストーリーは乙女ゲーの続編が始まった!?という内容で、今回は転生者のイザークに見える未来も曖昧。イザベラを救うため、兄のユリシスが…

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非BL作品

悪役令嬢の兄の憂鬱 非BL 小説

夜光花  柳ゆと 

こういうザマァは後味悪く感じる

角川文庫ということで、意欲作的な新しいものが読めるかと楽しみにしていた。が、BL好きな元々の作家ファンに向けた作品のようであり、Web小説のようでもあり。ザマァ展開の連続は読むのがしんどかった。

前半は児童書を読んでいる感覚。この方の別作品でも思ったので、そういう作風なのかな。コミカルな雰囲気の中で、イザベラの言動を通し、教訓や道徳を伝えているような。こんな考えの人間になってはいけません、が…

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