貫井ひつじさんのレビュー一覧

「氷の軍神と陽だまりの最愛」コミコミ特典SS小冊子 グッズ

初々しいです

本品は『氷の軍神と陽だまりの最愛』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編幕間、初めての後朝のお話です。

伊織がふと目を開けると朝の薄明りの中にいました。

すっかり慣れた温かい腕に抱かれながら瞬きして
起き上がろうとした伊織は身体の奥に鈍い疼痛を覚え、
目を白黒させながら昨夜何があったかを
ようやく思い出します。

「全部貰って下さい」と言ったのは伊織でしたが
全…

1

氷の軍神と陽だまりの最愛 小説

貫井ひつじ  カワイチハル 

大切な人の為だけに

今回は飯屋の常連客である軍人と看板息子のお話です。 

両親の死で家族も家も失った受様が
軍人として身を立てる事のみを願った攻様の幸いとなるまで。

芙奏の国はかつて世界中の神々が集って暮らす神域でした。

しかし時代が進み人々が数を増す中である神は旅にでて、
ある神は人と交わり、やがて神は消えていきました。

国を統べる帝と皇族は最高位の神の血を引き、
華族と呼ばれる人々も…

6

孤高の陛下の至宝の寵姫 小説

貫井ひつじ  森原八鹿 

寵姫を見つけた孤高の陛下

お話は凝ってて読み応えがあると思います。
ヴォルフもシリルも傷ついて癒えなくて生きているところに出会い…。

ヴォルフがなぜ助けたシリルにあんなに怒るのか、口が悪くて厭世的で悪い噂もほっておいて。

なのにヴォルフはシリルに不器用に優しくて…。

お互い義兄弟に恵まれず辛い思いをして傷ついてきて。
義兄弟の悪意に二人で支え合って立ち上がり。

ケリがついたらヴォルフったらとって…

0

氷の軍神と陽だまりの最愛 小説

貫井ひつじ  カワイチハル 

あたたかい

先生買い。前作大好きだったのでとっても楽しみにしていました。今作もとても温かい感じのお話で大好きですが、前作より好き度は下かなと思ったので萌2にしました。温かい優しいお話が大好きな方でしたら絶対おすすめ、本編230Pほど+あとがき。

4年前に客船の沈没事故で両親を亡くした伊織。後見人となった叔父により家を追い出され売り飛ばされそうになっていたところを飯屋「ふく」の夫婦に助けてもらい・・と続き…

5

「氷の軍神と陽だまりの最愛」コミコミ特典SS小冊子 グッズ

にまにま

にまにまが止まらない番外編でした。本編同様温かさを感じるので萌にしました。なんてったって初めて一緒に夜を過ごした翌朝のお話、にまにまです。ひつじ先生ファンでしたら小冊子付をご検討いただいても良いのでは。

++

目覚めたらすっぽんぽんで、やっぱりすっぽんぽん雫石の腕の中。そりゃそうだ、昨晩くっついたんだから。寝起きの悪い雫石なんで、起きないよな・・と一人もぞもぞする伊織。体中に残る赤い痕…

2

「氷の軍神と陽だまりの最愛」電子書籍特典 グッズ

本編より評価高いです

これを読んだ時に電子で購入して良かったと思いました。
そしてこれが本編にあったのならば、もっと評価が上がったのにと残念でなりませんでした。

伊織を我が子のように可愛がっている飯屋「ふく」の夫婦でしたが、おかみさんが嬉しそうに伊織の花嫁衣装を選ぶ様子にこちらもホッコリさせて貰いました。

そして要から相談を受けた伊織が「夫婦って良いですね」と言って、お互いだからこそと言い合う2人がとても…

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氷の軍神と陽だまりの最愛 小説

貫井ひつじ  カワイチハル 

溺愛攻に萌えました

貫井ひつじ先生の作品の中で1番好きなのは、「狼殿下と身代わりの黒猫恋妻」なんです。
未だにこれを超える作品はないです。

今作も年上溺愛攻と薄幸受という大好物な設定でした。あとがきで先生が「日常のなかで、安らぎの一時なれたのなら幸いです。」と書いてある通りに、事件が起きて悪役が出て来ては盛り上がるかと思いきや、スカッと外されて何度かこれじゃ無い感を味わいました。

氷の軍神こと雫石の伊織…

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「氷の軍神と陽だまりの最愛」電子書籍特典 グッズ

幸せのつながり

電子限定おまけですが長かったです。

ふくや夫婦と伊織と雫石で店の小上がりで呉服店の目録を見つめて…。

籍を入れた二人が中将に挨拶に行くと、なんと!4ヶ月後に披露宴をしろ、会場も招待客も全て手配しておくと。

そこで四人で伊織の花嫁衣装を選んでいたのですが、ワクワクしてるのはおかみさんと雫石で、主人と伊織はどうしていいやらで。

なまじ経済力のある雫石がみんな作って伊織に着せて選…

2

氷の軍神と陽だまりの最愛 小説

貫井ひつじ  カワイチハル 

安らぎのひとときになりました

タイトルの氷の軍神のところで、氷の神様?ファンタジーかな?と思ったら…。

なんともあたたかい癒やされる甘いお話でした。
泣けたりくすぐったかったり萌えたり。
人と人との結びつきや縁に心があたたまりました。

舞台は戦前の日本の東京を想像しました。下町のお店が立ち並ぶご近所さんも顔見知りな。

主人公伊織、大変だったねえ(泣)。気の毒に。ふくやの夫婦に助けてもらえて本当に良かったで…

4

氷の軍神と陽だまりの最愛 小説

貫井ひつじ  カワイチハル 

癒し特化作品です

和風ファンタジーで「氷の軍神」と呼ばれる攻めと、あたたかく癒し系の受けによる、ひたすら穏やかで優しいお話になります。

や、タイトルで受けが「陽だまり」と表現されてるんですけど、お話自体もまるで陽だまりみたいなんですよね。
めちゃくちゃ頼りになって包容力があって思いやりまである攻め。
彼の愛は1ミリの揺るぎすら無い為、ただただ安心して溺愛に浸っていられる。
また、境遇自体は不憫なものの、…

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