貫井ひつじさんのレビュー一覧

狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

声の出ない不憫受けの救済物語…全私が泣いた

”不憫受けの救済物語をお求めの方、はいここに大集合ー!”…って叫びたくなるほどに萌え転がる作品でした。

溺愛攻め × 不憫な奥手受けの甘々なストーリーをお求めの方に、強力におすすめしたい一冊。

甘々なんですがシリアスな展開もあり、読み応えたっぷりでした。

主人公は、幼い頃のトラウマから声が出せなくなってしまった猫獣人、シェイン。
親に捨てられ街で打ち震えていたところを拾われ、公…

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狼殿下と黒猫新妻の蜜月 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

溺愛好き、本当に読んでほしい…

狼×黒猫続編です!
前巻よりも溺愛度がめちゃめちゃにパワーアップしていて本当に最高でした!!

今回は城に狐獣人のやっかいな客が訪れすったもんだが起こります。もちろんシェインも標的になるのですが、どれだけいじめられても絶対に助けにくるランスがいると思うと本当に安心して読めますし、むしろどうやって登場してくれるのかウキウキします。

また前巻でもそうでしたが、敵というか悪役が本当に嫌な奴で…

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狼殿下と身代わりの黒猫恋妻 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

超溺愛×不憫が好きならとりあえず読んでくれ…

不憫受けを探しているときに同志に紹介してもらった1冊です。
一言でいって最高でした。

まず不憫とされる受けのシェインの不憫要素は声が出ず、親に捨てらたという境遇と捨てられたあとに田舎の公爵家の管財人に拾われ使用人として穏やかに暮らしてたところ末の王子の思惑に巻き込まれ他国に身代わりとして送られてしまったという点です。

作中はほとんど嫁ぎ先の狼獣人の国で暮らしているのですが、物語を通し…

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不遇の王子と聖獣の寵愛 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

冷遇と溺愛の温度差、風邪引くレベル

この主人公の不憫さは、なかなか無いぞ、結構読み進めるの、ツラいな、と心が悲鳴を上げるレベルでした。
味方がね、たった一匹なんですよ。
一匹の獣だけ。
主人公フィンリィは、れっきとした王位継承権を持つ、第一王子であるにもかかわらず、周囲の人間はみんな冷たい態度、心無い言葉をぶつけてくるんです。
本当にヒドい。

このヒドい仕打ちは、ずっと続くのですが、味方であり、家族である獣、カイの存在…

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狼殿下と黒猫新妻の蜜月 小説

貫井ひつじ  芦原モカ 

シェインの影が薄くない?

ようやく読みました。
前作がすごく好きだったので、今作のあらすじで不穏な感じがしてなかなか手が出せず。

兄王も前王も王妃も甥っ子姪っ子も医師もみ〜んな大好き!みんなでシェインを慈しんで大切にして守ろうとして。

そしてランスの溺愛!みんなが困るほどの匂いつけ。何度もシェインがそれで良いなら…と諦め顔で(笑)

今作も凝ってましたね〜。
正直に言ってカテリーナがひっかきまわすのがう…

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『不遇の王子と聖獣の寵愛』コミコミ特典小冊子 グッズ

伴侶の自覚

本品は『不遇の王子と聖獣の寵愛』のコミコミ特典小冊子です。

本編幕間、ある朝の出来事になります。

眠りから覚める中途半端な覚醒状態にいたフィンリィが
布団の中で自分のものではない温かさを感じて
身を摺り寄せると

小さく笑う声がして額に柔らかな感触が落とされますが
さのまま鼻先、頬と次々と落とされ続けて唇に辿り着くと
何度か角度を変えて触れたそれが徐々に刺激的になり
フィ…

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不遇の王子と聖獣の寵愛 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

捻じ曲げられた真実を糺すには

今回は白銀の聖獣と第一王子のお話です。

冷遇される受様が攻様との出会いで始祖の過ちを知り
神に選ばれた統治者を実権をとり戻すまで。

200年前に第7大陸に辿り着いた一族の長は
大陸を支配する魔獣を倒して王となります。

魔獣に従っていた先住民のカリヨン族は
罪の一族として人前に姿をさらす事を禁じられ
人間達労働を一手に担う事となります。

人間達は飢えの心配が無く、労働…

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不遇の王子と聖獣の寵愛 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

読後感

先生買い。今回は読後感が良くなかったので、申し訳ありません、中立にしました。本編230p弱+あとがき。もふもふファンタジーがお好きな方でしたら嬉しいかも。

第七大陸のオルシャエルゴで、第一王子でありながら一人離宮で暮らすフィンリィ。女官や侍従もおらず、側にいるのはたった一匹の謎の四つ足の猫みたいな生き物で・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
受けの両親+第二王子、受けの叔父(…

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不遇の王子と聖獣の寵愛 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

溺愛と気持ちの良いストーリー展開に拍手!

属性的にはいわゆる不憫受けのお話のはずなのですが、これが不思議なことに読了後の気分は爽快の一言です。
いやあ、気持ちが良かったです。スッキリしました。
ストーリー展開が非常に面白く、1冊の中で綺麗にまとまっていて読みやすいです。

一族の者とは異なる瞳の色を持って生を受けた王子。
ただそれだけの理由で冷遇されているフィンリィがなんとも不遇なのです。
でもですね、読んでいて私はそこまで不…

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不遇の王子と聖獣の寵愛 小説

貫井ひつじ  鈴倉温 

名付けと家族

作家買い。フィンリィもモフモフ達も非常に可愛かったです…!

第一王子にも関わらず、父親である王からは無関心、母親である王妃や弟王子、そして家臣達までから疎まれてきたフィンリィ。離宮でひっそりと暮らしている彼の『家族』と呼べるのは、白銀の獣であるカイだけ。四つ足の獣は国では嫌悪や恐怖の対象だけど、フィンリィは13歳の頃カイと出会い、それから一緒に生きてきた。ある日、フィンリィはカイに誘導されて…

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