月村奎さんのレビュー一覧

恋は甘くない? 小説

月村奎  松尾マアタ 

わちゃわちゃ楽しい

大学生の同級生同士の恋。ですが、
恋愛感情を持って関わり合うよりも
"友達として""同じサークルの仲間として"
という部分が多いので
ライトなお話という印象でした。
でも周りを巻き込んで(巻き込まれて?)
進んでいく展開はとてもテンポが良いので
明るく楽しい気持ちになれて良かったです。

ただ…
『ノー』と言えない性格で自分の意思よりも相…

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偏屈なクチュリエのねこ活 小説

月村奎  野白ぐり 

良かった

スキャンダルで芸能界を干されたリオンが洋裁店店主の大我に拾われるところから始まります。

リオンが過去に共演者の木島に抱かれていたことがあり、大我はバツイチなので苦手な方はご注意下さい。

誰かに愛されたい一心でリオンが取った言動がすべて裏目に出てしまったことが不憫でしたが、大我と一緒に過ごしていくうちに心の傷が癒え、優しい人達との触れ合いを通してリオンが元気になっていって良かったです。

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『エンドロールは100年後』フェア店購入限定特典 書き下ろしペーパー「快適物語業務日記・結婚式のサクラ編」 グッズ

結婚式は何年後?

結婚式のサクラ篇、というタイトルの通り、蔵乃介さんの便利屋の仕事で、依頼人の新郎の親友を演じることになった蔵乃介さんと怜久さん。

無事結婚式も便利屋の仕事も乗り越えた2人、結婚式後の会話で蔵乃介さんがサラッと自分達の場合は2人だけで挙げればいい、と言ってのけちゃうのが、良いですね。爽やかに将来のことや結婚のことを匂わせるなんて、怜久さんがドギマギするのも頷けます。

そして結婚式でのスー…

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すみれびより 小説

月村奎  草間さかえ 

愛でる気持ち

長く片想いをしていた者同士の再会ラブですが
再会の喜びがあふれるだけではなく
静かに進むストーリーのなかに胸が痛む場面がかなりあって、
抉られるところもたくさん。
でもそんなところにもぐいぐい引き込まれるような展開でした。

一緒に過ごした時間より離ればなれになってからのほうが長かったふたりですが
再会してからの気持ちの昂りを見ていると
彼らが抱えてきた恋心は
何年経っても色褪せ…

1

エンドロールは100年後 小説

月村奎  ミギノヤギ 

爽やかな言動に溢れる胸キュン

月村奎先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
胸キュン 3
爽やか 3
エロ 1
嫉妬 1
な感じだと思います。

蔵乃介さん×怜久さんのカプです。

スランプ中の脚本家の怜久さんは、相続した田舎の家に逃げてしまう。引っ越し早々、田舎の人達の距離感や苦手な生き物達に四苦八苦していた。更には庭で見つけてしまった動物の亡骸にどう…

6

エンドロールは100年後 小説

月村奎  ミギノヤギ 

独特のテンポにのせられる

月村先生の新刊✨
イラストはミギノヤギ先生!

田舎が舞台ということで、スローライフのなかで育まれる温かな愛...を想像していたんですが、かなり想像とは違いました。

何より面白いのが地の文です。
主人公・怜久は都会育ちで、口には出さないものの心の中では田舎に対する文句をあれこれ言っていて、それが文章にコミカルなリズムを生み出しています。
田舎に対するあれこれ以外にも、終盤までずっと…

9

エンドロールは100年後 小説

月村奎  ミギノヤギ 

ドキドキの大合唱が止まらない恋のシナリオをお届けします

面白すぎて一気に読み上げてしまった!

こんなイケメン攻めに優しくされたら、そりゃコロッといってまうってなシーンが盛りだくさん。穏やかで優しげな雰囲気から放たれる人たらしな攻めのキャラ像……完全に狙いにきてます(笑)
怜久のハートも読者の心もギュッと鷲掴みな蔵乃介のイケメンっぷりがハンパない。何ていうんですかね、すぐ側にいそうな身近な男前っていうのかな?…金持ちで、優秀で、美形で、みたいな派…

10

エンドロールは100年後 小説

月村奎  ミギノヤギ 

タイトルの意味を噛み締める。田舎の町の便利屋さん×スランプ脚本家、甘くて甘い恋

月村先生×ミギノヤギ先生がタッグを組まれた新刊!
予約して、発売を楽しみに楽しみに待っていました☺︎
(以下、長いです;)

麦わら帽子の受け君(お腹チラ見え!)とそんな彼を愛おしそうに見つめる
メガネ攻めの表紙も素敵なんですが、個人的には口絵イラストにとてもとても、
萌えた〜…!!

カフェの店内に座る怜久(れく・受)の頬に手を寄せ、
反対の手にコーヒーを持った蔵乃介(攻)が屈…

6

すみれびより 小説

月村奎  草間さかえ 

No Title

あったかいお話。感情が揺さぶられる!とか、号泣!とかはないけれど、受けの芙蓉の心情に寄り添えるとても素敵なお話でした。

両片思いのお話なんですが、特に攻めの西澤の一途さが素敵です。そんな前から芙蓉のことを想ってたんだね、とわかるシーンがありまして、いいなーって。
受けの芙蓉も苦しい家庭環境を乗り越えて、健気だけれど決して流されない、自分を持った子で魅力的でした!

それからサブキャラの…

1

それは運命の恋だから 小説

月村奎  橋本あおい 

年上ノンケ×年下ゲイ好きに大オススメ

 メインカプは、年上ノンケ×年下ゲイ。
 従兄弟の付き添いでゲイの恋活イベントに参加するノンケ攻め(細谷)と、ロマンス小説のような恋愛に憧れるも過去の恋愛にトラウマがあり出会いもなくて恋活イベに参加したゲイ受け(拓海)。

 表紙の二人だけかと思ったら、後半にまさかのサブカプが出来上がってめちゃくちゃお得に感じました。
 細谷の同僚×細谷の従弟。
 このカプもメインと同じ、年上ノンケ×年…

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