月村奎さんのレビュー一覧

偏屈なクチュリエのねこ活 小説

月村奎  野白ぐり 

優しい再生の物語

月村先生の初期作品を思わせる、こんな作品を待ってました!また読めて嬉しい〜!
最初に読んだときは良かった…!とただただ感じ入ってましたが、二巡目読んだときにはシーンの一つひとつから登場人物の想いが伝わってきてもう泣けて仕方なかった。
ミシンの音、料理の音、レモンの香りなど、丁寧な暮らしの中で物語が紡がれるのもたまらなくいい。『すみれびより』を思い出しました。

リオンが攻の無骨な優しさに触…

0

恋はときどき赤信号 小説

月村奎  須坂紫那 

嘘から出たまこと

残暑疲れの身体にはちょっと過剰な糖分でしたw
あっま〜〜〜〜ぁいラブコメ。
描き下ろしなのかな?と思いきや、去年のD+に掲載してたときはコウキ先生がイラストだったんですね、どーりで須坂先生のイラストが新鮮な印象なわけだ〜。掲載誌と見比べて、どちらのイラストも作品の雰囲気にあってて素敵なんだけど、イラストでこんなに印象変わるんだ!つか、そういうこと(掲載時とイラストが変わる)ってあるんだな〜と軽…

3

恋はときどき赤信号 小説

月村奎  須坂紫那 

〝悪気なくコンプラ違反する人間〟にご注意を…

嘘から始まるほんわか日常系BLで、初々しい2人に終始ニヤニヤしちゃいました。
咄嗟についた嘘から、片想いの相手が〝恋のキューピッド〟役を買って出て、勘違い相手との恋愛を応援されてしまう…と言う、粗筋から既にワクワク◎
デートの予行練習の名の下、親密になっていく2人にニヤニヤが止まらない!

もう、年下ワンコな大智のフレッシュ感が凄いです。
兎に角、押しと圧が強い!笑
若さ故の強引さに若…

3

恋はときどき赤信号 小説

月村奎  須坂紫那 

やっぱディアプラス合わない

この作者は学園ものが結構好きです
いや〜ひどい。こんなの古の801じゃないか

0

恋はときどき赤信号 小説

月村奎  須坂紫那 

甘くて、甘くて、甘くて甘い年下レトリーバー攻め(糖度300%)

うーーーーん、星を押すのにものすごく悩んでしまった……

ワンコ系年下攻めはとても好きだし、萌える要素は色々あったと思うんですが。
受けの愛斗があまり刺さるタイプではなかったのと、レトリーバー系年下攻め・大智があまりにも”できた彼氏”すぎて心が乗っていかなかった、、かも、、

月村奎先生の作品、大好きです(特に「ツァイガルニクの恋の沼」!)。
こちらの新刊もワクワクしながら手に取りまし…

7

『恋はときどき赤信号』ご購入特典書き下ろしペーパー「恋はときどき赤っ恥」 グッズ

猫の可愛さよりも・・・

本品は『恋はときどき赤信号』の初版限定ペーパーです。

本編後、GWの出来事になります。

GW真っただ中のとある日
2人は大智の伯父の知り合いの獣医宅を訪問します。

獣医師は近所の人から託された子猫の貰い手を探しいて
元捨て猫の3兄弟に会いに行ったのですが
どの子も可愛くて2人は骨抜きにされまてしまいます。

ただ日中留守にしておくには微妙な月齢で
ほかにも引き合いが来…

0

恋はときどき赤信号 小説

月村奎  須坂紫那 

偽告白で始まる関係

今回は喫茶店バイトの大学生と常連のSEのお話です。

攻様の伯父が好きと偽告白した受様が
攻様の協力で本当に好きな人と恋人となるまでと
恋人になってからの続編後日談を収録。

受様はシステムエンジニアとして
ほぼ21時頃まで残業する毎日を過ごしています。
そんな受様の楽しみは残業のない日や休日のお昼に
マンション近くのカフェに立ち寄ることです。

住宅街にある還暦近くの渋いマ…

2

もうひとつのドア 小説

月村奎  黒江ノリコ 

不憫受けの丁寧な心理描写に、涙

月村先生の昔(2001年)の作品。
Kindleアンリミに入っているのを偶然見つけ、読んでみました。
古い作品ですが、古さを全く感じさせない内容!(挿絵の絵柄はちょっと古め;)
夢中になってあっという間に読み終えてしまいました。

主人公・広海は母親に精神的虐待をされ、自殺され(子供の誕生日に自殺するなんて、、( ; ; ))
母親のヒモ男にたかられながらバイトを掛け持ちし、一人暮ら…

0

恋はときどき赤信号 小説

月村奎  須坂紫那 

キラキラしすぎて目が潰れる〜

あらすじで面白そうだなと思ったら帯に…。
いや帯に何を書いてあろうとまっさらな気持ちで読むんですけど。

主人公の家庭環境などは気の毒ですが、何その幸運?お釣りどころか!な。
もう落ち込んで元気がない時に読んでも、萌えるよりさらに気が滅入ってきました。
それくらいキラキラして眩しくて、来世はあなたに生まれ変わりたいです!なお話でした。伝わる?

なにその素敵な設定、素敵なアイテム、素…

6

恋はときどき赤信号 小説

月村奎  須坂紫那 

予想できる展開ながらも微笑ましい一冊

大智×愛斗

ゲイで控えめに生きる29歳のSEの愛斗が、
通っているカフェのバイトの
明るく天然な大学生・大智に片想いし、
一生見るだけはずだったのに、
カフェのマスターへの恋と誤解されたことで状況が急展開。
大智が無邪気に恋を応援しつつ、
「デートの予行演習」を提案してくるという始まり。が面白い。


「デート」を重ねるたびに、
大智の年下の熱心なペースに巻き込まれていく…

6
PAGE TOP