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松梶もとや 駒城ミチヲ
碧雲
ネタバレ
駒城ミチヲ さんの表紙イラストが美麗で、眼を引いたので、電子版購入。 この作品、表紙のデザインで得をしている。 「小説ビーボーイ 結婚特集(2019年春号)」に収録された作品。 御伽噺風、愛が呪いを解く噺。 金髪、翠瞳の主人公、リオンが美しいのは顔の半分だけ。 髪の毛で隠した左半分には、呪いの痣がある。 一族に代々にかけられた呪い、体のどこかに出る痣。 真実の愛を得られな…
松梶もとや 中森
みざき
初読み作家さまでした。 兄弟の愛憎劇という、ドロドロとしていそうなワードに惹かれて購入。 長さは短編〜中編ほどでしょうか。 兄弟ものでも、こちらの作品は義兄弟ではなく、血を分けた兄弟による兄×弟の近親相姦ものでした。 なので、義兄弟ではない兄弟ものをお求めの方にはピッタリの設定だと思います。 しかしながら、ごめんなさい。設定は良かったのですが。 以下、内容に触れる少々辛口めのレビュ…
松梶もとや 佐々木久美子
kurinn
あとがきでデビューノベルズと知って驚きました。これだから知らない作家さんの作品を買うのを止められません。期待の新人作家さんだと思いました。 読み易い文章と面白い展開は勿論の事ですが、受けのレイが獣墜ちしてしまうのか?タイラはどうやって彼を救う事が出来るのかと終盤まで夢中で読みました。 "凶獣"という圧倒的な敵を蹂躙するが如く1人で殲滅するレイの秘密、誰にも何にも関心…
渋茶
2020年刊。 松梶さんの小説は先に短編『禁忌の密約』のみ読んだ事がある(*注・ガチ兄弟ものです)が、初長編でこのパワーはスゴい!! 今後色々な作風が持ち味の一つになってほしい、期待したい新人さんだ。 あらすじに戦闘部隊云々とあったので、今流行っているほわほわしたファンタジーとは違うんだ…とは感じた。 ただ、突如地上に出現した異形の脅威、人々は壁を構築して防衛している生活…といった序盤…
いるいる
めっっっちゃ良かった!!!! 個人的に攻めと受けの間で命が関わるやりとりや刹那的な生き方にとても弱いので、もぅ…めちゃくちゃ良かったッッ!としか言えない…。攻めがね、すごいんです。諦めないの。繰り返し繰り返ししつこいぐらいに気持ちを伝えるのにグッとくるんですよ(;///;) 世界観は先の姐様も書かれているように某人気漫画の設定は過ぎりました;壁とか壁の外に太刀打ち出来ない生き物がいると…
ポッチ
初読みの作家さまですが、タイトルとあらすじ、そして何より佐々木さんの描かれた表紙に惹かれて購入しました。 ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 「凶獣」と呼ばれるケモノがいる世界、が舞台。 凶獣は犬に似たシルエットを持つが、大きさはかなり多く、何より人を襲い食らう生き物。凶獣に襲われけがを負った人間は、その後獣化することもある。凶獣から身…
テトくん
美しい表紙に惹かれ・・・ ファンタジーの美しい、そしてエロい物語でした。 受けは金髪にエメラルドの瞳、まるでお人形さんの様に喜怒哀楽のない、大きな屋敷に召使いだけとだけで住んでいる18才 攻めは見世物小屋に売られようとしている奴隷商人の檻にいた そんな二人がめぐり逢い、心を通わせて行くストーリーです。 ほんの僅かに『美女と野獣』の様な雰囲気もしますが、こちらはもう少し過酷。 …