吉田珠姫さんのレビュー一覧

誘春 小説

吉田珠姫  笠井あゆみ 

読む人を選ぶかもしれないが…

すごく面白かったです。ただ万人受けするものではないと思いますので注意が必要ですね。
BL小説として手にとってはダメです。なんというか、奥深く揺さぶられるのがOKな方向けです(笑)あらすじを確認してから読んでください。

2つのカップルのお話が入っています。この2つのカップルの繋がりについてはあとがきを読んでもらうとして。どちらも父子カップルなわけなのですが、「誘春」「狂秋」の方はただただエロ…

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隷辱の人魚 小説

吉田珠姫  高座朗 

SFBL。

吉田珠姫はいろんなジャンルをかける先生なんだと思いました。
まだ、吉田先生の作品は数冊しか読んでいませんが型にはまってない感じました。

SF。未来人間の寿命は300年。人口減少が止まらず性行動はほぼなく、人工授精により人口を増やそうと男女ともに提供が義務化されているが、それすら人類はやっとやっと。
その義務化が辛いと感じる心を病んでいく同僚たちの中、主人公は「優秀なスペルマ(精子)」を毎…

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『神官は王と愛を紡ぐ』コミコミスタジオ限定SS小冊子 グッズ

甘く切ない

これは本編に入れていただきたいほどのお話でした。

冴紗の生家で一夜を過ごした次の朝。
甲斐甲斐しく冴紗が朝食を作り、デレる羅剛王。甘い甘い、、、ゲフ

そしていよいよ母上の墓を掘り起こすのですが、冴紗が手で掘ってお手が爪が土だらけ。これには花の宮に帰宅後、女官達にやいのやいの言われてしまうのですが、その後もデレてまた良し、、ゲフゲフ

それよりも掘り返した母上の遺骸の前で羅剛王か述…

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神官は王と愛を紡ぐ 小説

吉田珠姫  高永ひなこ 

花の宮の女官希望

大好きなシリーズの新刊、何もチェックせず購入しましたら、番外編集でした。ちょっとしょんもりしつつ読んでみたのですが、シリーズファンの方には珠玉の番外編集というものでは?!と思うものでしたので萌2にしました。ああ侈才邏に住みたい。中編小編合わせて7編+あとがき+ひなこ先生のあとがき♡シリーズ好きな方でしたら是非是非。ああ、そうだ、もう1点しょんもりしたのが、中に挿絵が無かったんです。最後にあとがきい…

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神官は王と愛を紡ぐ 小説

吉田珠姫  高永ひなこ 

独特な世界観が癖になる

2005年に刊行された『神官は王に愛される』を1作目とする、吉田先生の人気シリーズの一つである「神官シリーズ」の最新刊。サブタイトルに「神官シリーズ番外編集三」とついているところからも推測できるように、SSの詰め合わせです。

が、このSS、上手に繋がっていてですね、短編ではありますがちょっとずつ繋がっているうえに、過去の話ともリンクしていて、さながら「総集編」のような1冊でした。

侈才…

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鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

己の甘さを実感しました

 なんとなぁく、ほんとうになんとなぁく、狂った攻めが見たいなぁと思って、レビューを参考に手に取りました。
 自分はバドエンも鬼畜も陵辱も大好き!と思っていたのですが、完全に思い上がりでした。上には上がいる。
 近親相姦は大好きです。燃えます。執着も言葉攻めも、衆人環視でのプレイも好物です。複数人のプレイはもっと好きです。なのに、好きなはずの要素を全て兼ね備えたこの作品を、ここまで気持ち悪いと感…

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堕ちた天使は死ななければならない 小説

吉田珠姫  yoco 

ミステリ・サスペンス成分はいまいち

ミステリ・サスペンス成分に"癖"を感じませんでした。
この手のML好きの方(特に海外作品が好きな方)は期待値低めで読むと楽しめると思います。
大きな流れとなる事件については正直ある程度分かりやすいので、どちらかというとミステリではなくサスペンスなのかな?と思います。
とにかく振り回されていてタイミングがよかっただけという印象です。
謎に対しては特に誰の何のスキルが発揮さ…

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魔惑の瞳に殺られそうっ! 小説

吉田珠姫  高城可奈 

ヘタレ攻

積読消化。古いですね。
さすがにまだ売れて来たばかりの芸能人が、公共の電波を私物化してはいかんだろうと…ファンタジーなんで突っ込んではいけないんでしょうが。あと、昔のBL小説あるあるの男子校はみなホモだらけ設定。今(2023年)の作品もそうなんでしょうか?このへん慣れてるから安心して読める。
攻めあんまり魅力的じゃないな〜、めちゃくちゃめんどくさいタイプで受けがよほど心広いんだろうな。そんな受…

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ケルベロスと名乗る激かわチビたちに懐かれてしまったんだが、俺はいったいどうすればいいんだ? 小説

吉田珠姫  上條ロロ 

ほっこり、ほのぼの。

作家買い。
吉田先生というと、ダークでドシリアスなものからお子が活躍する可愛い作品まで書かれる引き出しの多い作家さまですが、今作品はコミカル系。『ケルベロスと名乗る激かわチビたちに懐かれてしまったんだが、俺はいったいどうすればいいんだ?』という長いタイトル(ラノベっぽいっていうのかな)ですが、このタイトルが、まさにそのまま中身を象徴している、そんなお話でした。



主人公は陽太。
表…

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ケルベロスと名乗る激かわチビたちに懐かれてしまったんだが、俺はいったいどうすればいいんだ? 小説

吉田珠姫  上條ロロ 

ハデスとの甘い恋とキュートなケルベロスたち

ハデス×陽太


吉田珠姫先生の可愛い系でコミカルな作品。
心をくすぐる面白さがたまらないのです。


陽太は、
見た目に反して超お人好しの20歳足場職人。
心臓の弱い母親と貧乏な生活を送っている。
母のためにどんな困難にも立ち向かう強さを持っている立派な男の子。

ある寒い朝、
自動販売機の横でもふもふの子犬三匹を発見する。
それが陽太の人生を一変させる出会いだ!

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