さしすせそみ
性格的に自立していていつでも強気なつぐみはとてもかっこいいのだけど、恋人という存在ができた時、相手にまったく頼らないのはやっぱりちょっと寂しい。重荷や不安は少しずつからでもいいから、相手と分け合って共有していくことが、パートナーになるということですよね。人生を共に歩むというのはそういうこと。恵がこの若さで素直にそういう気持ちを口にできる所が達観しているなと思う一方で、家庭での孤独さ故でもあるのか…
ヤンキーなつぐみが時折Ωらしい振る舞いを見せるのももちろん可愛いけれど、エリート家系で常識人の恵が並の高校生らしく、つぐみの一挙手一投足に喜怒哀楽を振り回されるところが本当に可愛いなと思います。つぐみが何の駆け引きもするタイプではないからこそ、すべての言動がストレートに直撃する。ストーリー展開は王道でしたが、悶えたり、むらむらしたり、嫉妬したりと忙しい恵の初恋のような感情を存分に楽しめました。
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友人に借りて拝読いたしました。
S井先生の作品は以前も読んだことがあるので当作品もギャグ中心のものだと思っていたのですが、読んでみるとエロい!しかも面白い!最高すぎて爆発しました(?)。
初めは男らしく格好良い受けなのかなと思っていたら、読み進めていく内にかわいくてかわいくて仕方がなくなりました…。
つぐみちゃん、めちゃくちゃ可愛いです。
鈍感な受けの彼が攻めくんに絆されていく…
