笠井あゆみさんのレビュー一覧

ニライカナイ~永劫の寵姫~ 小説

高岡ミズミ  笠井あゆみ 

閻羅王と那笏

「閻羅王 x 那笏」のあの世シリーズ、

①ニライカナイ~永遠の道連れ~ 2014年1月21日 イラスト:斑目ヒロ
水虎:たま(春雷)
池端伊織: 28歳 骨董店の店主

⓶ニライカナイ~此岸の徒花~ 2015年10月20日 イラスト:斑目ヒロ
鉈弦:人形に変化できる大鉈,閻羅王の側近
池端清貴:骨董屋の元店主,一流企業の課長,40歳 (清貴の姉が伊織の母)

③「ニライカナイ…

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疵と蜜 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

官能み強いサスペンス

表紙がめちゃくちゃカッコいい、色っぽいですよね。
そして内容がこのイメージにぴったりでした。

冒頭から、白昼堂々の行きずり濃厚スケベinオフィスで始まり、”おぉぉっ!”と引き込まれました。遠野先生の作品は、高等遊民たちがブルジョワ的な恋愛するようなものばかり読んでいたので、個人的にはちょっと新鮮なテイストでした。

受さんがビッチで、攻様が絶倫なので、エロ多めなんですけど(♪)、サスペ…

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式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

伊織のほういい……と思ってしまった…

「不浄の回廊」がとても面白かったので、積んでたこちらを読んでみようと手にしましたが……
うーん、なんか色々詰まっていて正直、疲れてしまいました……。

ただしこれは読み手側である私のキャパ不足のせいなのは明らかです。
ファンタジーものと日常系のどっちかを読めと言われたら、迷うことなく日常系を選ぶ人間からすると難易度が高いというか。
(ちなみに夜光さんの既読作品は「不浄の回廊」「眷愛隷属」…

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気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

攻め(オズワルド)が秀逸

最近、BL小説界ではファンタジーが大流行で、私としては若干食傷気味だったんですが、こちらはお話の運び方から何から大変面白かったです。
「就寝前にちょっとだけ」と読むのはお勧めしません。きっと止まらなくなって、次の日、大変な目にあいます。

私が特に面白いと思ったのはオズワルドのキャラクター。
貴公子然としているのにぜんぜん貴公子ではない。
いかにも悪人なのに全く悪人ではない。
おまけに…

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オーセンティックプルーフ 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

プレゼント

スクランブルメソッド→コンプリートセオリーに続く3作目。塩対応な受けが大好きなんですが、3作目ではやや心が通って?甘くなって、笑うところはちょっと減ったので萌にしました。同人誌等の爆笑話のイメージが強かったからかも。塩対応変人受けが気になる方でしたらぜひぜひ1作目から。3編で320P超+あとがき。

お話は以下3編。
1.ある日「徳澄教授の家まで来ていただけませんか」と、愛しの久嶋から呼び出…

4

オーセンティックプルーフ 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

音喜多さん 

一途なスパダリ実業家×美貌の天才犯罪心理学者のシリーズ。
①スクランブルメソッド    2017/03/01
⓶コンプリートセオリー   2019/07/30
③オーセンティックプルーフ 2022/03/16
 一部 誕生日プロジェクト
 二部 池谷さん
 三部 オリバー
 おまけ 刑事とリーフパイ 東館さん

・・と、三作続いているので、再読から手を付けました。
前作で、久嶋…

5

気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

最後に一度だけあるベッドシーンでの会話に爆萌!!

読む手が止まらず、最後まで一気読みしてしまいました。
電子なんで、本の厚みが実際わからないため購入して開いてから、うお!400P以上ある!と気づいた次第で。

なんというか、骨太な話でした。
単にBがLしてるだけのお話ではなかったです。


オズワルドの属性が「腹黒」とあったので、読む前はエセルを周囲から孤立させて囲い込む系なのかと思ってたんだけど、全然違うんですよ。
オズワルドは…

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気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

一気読み!

小中先生と笠井先生のタッグで期待は大きかったんですが、その期待を遥かに超えてました。面白くて一気読み!
エセルの第一印象が周りにチヤホヤされた我儘なガキ、だけどちゃんと罪悪感は持ってるし疑問にも思ってて可哀想でした。
彼が転換期を迎え、苦しみながらも自分の罪を受け入れて前に進むと応援したくなりました。謙虚で聡明、そんな彼だからあのどん底から周りの信頼を得られるようになったと思います。
味方を…

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気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

徹夜して読んでしまった

読み始めた頃は、エセル王子があまりに嫌なやつすぎて感情移入ができず、これ最後まで読めるか?と怪訝な顔でページを捲りました。

ですが、起承転結の承の部分あたりから途端にストーリーが転がり出して、読む手が止まらなくなって、深夜0時から読み始めたものが現在朝の6時ですよ……。
この歳になって徹夜して本を読むなんて…。
寝る前にちょっと読んで寝ようかなって思ったら、とんだ大火傷みたいになっちゃい…

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淫紋 -傲慢な魔法使いと黒珠の贄- 小説

西野花  笠井あゆみ 

魔法とエロって相性良いよね

わーい、西野先生の新作~!と喜んで一気読み。
相変わらず、とっても読みやすいライトな文章でサクサク進みます。

今回は褐色エルフ、魔法使い、淫紋の呪い、触手生物が登場してエロエロな展開になるファンタジーです。

が、すっごい大まかな話をしちゃうと、良い意味で、本当に良い意味で新しい要素は皆無です。
いつも通りの起承転結。
受が攻と出会って、セックスしなくちゃいけない状況に陥って、セッ…

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