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kurinn
ネタバレ
永遠の恋人になった2人のその後のお話でした。 こちらのコミコミさんの小冊子に、青柳がどれくらいの長さを生きているのか書いてあります。想像していたよりかなり長くて、より青柳の過去が知りたい気持ちになりました。 青柳は高等鬼種である前にかなりの術師なんですよね。だから鬼になる前の青柳がまだ人間であった時代では、かなり力のある優れた術師だったと思うのです。だから彼の過去のお話もスピンオフで良…
小林典雅 笠井あゆみ
ちろこ
何これめっちゃ好き。 私の好きなおとぎ話要素強めのストーリーでした。 生まれつき両目の色が違うことで忌まわしき者として、フォンター国の第一王子の身でありながら遠い離宮で隔離した生活を送るリンツェット。不安定な政情から、人質として後ろ盾のダウラート国に行くことになります。 フォンター国は迷信の信仰が強く、左右の眼の色が違う「片青眼」を忌み嫌っています。リンツェットは片青眼を持ち産まれて…
高月紅葉 笠井あゆみ
サブタイトルの「溺愛鬼」とあらすじ、そして読み進めて行くうちに青柳の穏やかな性質から、青柳は本当に嘉槻の両親を殺したのか?嘉槻に淫呪かけたのは青柳なのかと疑問を持ってしまうと思います。 そして少ない登場人物と文章のそこかしこに散りばめられたヒントに、事の真相が薄っすらと見えて来て読者のこうであって欲しいと思う望みが同じであるのかと、答え合わせをする気持ちでページをめくる手が止まらなくなりまし…
あーちゃん2016
2作品のカップルが登場するペーパーで、王道話ですが面白かったので萌2にしました。 ++ 本編同様くすくす笑えるお話です。 娘(リーラ、9か月)を連れてきたアラリックと共同で子供の面倒をみて、お互いの嫁(キリルとリンツェット)を休ませようとする攻め二人のお話なんです。 お子様のう●ち話だの、離乳食あーん話だの、内容としては王道なんですけどね。攻め二人がお子様相手に格闘するって…
笠井先生だし典雅先生だしと購入。この組み合わせは・・と思っていたら「深窓のオメガ王子と奴隷の王」のスピンオフでした。前作読んでいなくても全く問題なく読めます!典雅先生らしい、くすくす笑えるお話、本編180Pほど+「深窓の・・・」の方のカプの冒頭部分のお話+あとがき。週末、くすくす笑って元気になりたいなら、めっちゃおすすめしたいです。面白かったー! 絶対忘れないかと言われると?なので萌2にしました…
本編好きそうだなと思う方は、これ付いてる方がいいかも。青柳視点で本編に対する感想がちょっと深まった気がするので萌にしました。 ++ 青柳視点で、なんで嘉槻を好きになったのかが垣間見えたように思うんです。 鬼となって千年(! そこもっと詳しく!)。幼かった嘉槻に名前を与えられ、無垢な嘉槻に何かを感じて心を奪われた・・という記載があるんです。本編でも幼いころのエピソードは記載あったん…
笠井先生おっかけで購入。紅葉先生、好きだった作品もあるのですが今作はなぜか入り込めなかったので中立にしました。本編270P弱+後日談3P+あとがき+笠井先生のあとがき。和風ファンタジーがお好きな方だったらいいのかも。 この春、封印師として看板をかかげた嘉槻(かつき)。6年間山奥で、高等鬼種である青柳と共に修行をし、今も共に暮らしています。というのも青柳から「淫呪」を刻まれていて性的な行為など…
本編が「深窓のオメガ王子と奴隷の王」のスピンオフなので、両作品のカップルが一緒に書かれていてとても面白かったです。 初めての子の誕生にロランもアラリックも親バカと化していて、彼等の行動と言動に爆笑してしまいました。 キッカケはキリルの尻に敷かれているロランが子守りをすると言い出したことがキッカケなのですが、不安がるキリルにアラリックも子どもを連れて来て一緒に子守りをすると言い出すんです…
「深窓のオメガ王子と奴隷の王」のスピンオフ作品ということでとても楽しみにしていました。 でも読んでるうちにこのお話の時系列って?と疑問に思ってしまいました。そうしているうちにアラリックとリンツェットがダウラートに到着して、ロランに会ったことでこのお話は「深窓のオメガ王子と奴隷の王」の前日譚なのだと気が付きました。 あとがきではスピン元を知らなくても楽しめるとありましたが、やはり読ん…
fandesu
ネタバレします。 もとい。 このお話の場合『ネタ』というのは、アラリックの余白を許さない饒舌ぶりとリンツェットの無邪気さを際立たせる世間知らずぶりなんだと思うんです。『物語のすじを楽しむ』というよりは、その二つが巻き起こす『枝葉を楽しむ』種類のお話ではないかと。 だとするとネタバレは出来ませんよね。 だって全部読まないと『枝葉の楽しさ・可笑しさ・可愛らしさ、そして萌え』はわからないので…