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高月紅葉 笠井あゆみ
ねこのしん
本のタイトルで「淫」の字があるので身構えてしまうかもですが、この話は純愛です。確かにエロくはあるんですが、下品じゃないです。 良いなと思ったところ ・鬼の青柳がスパダリなところ。受けの嘉槻が大事で大事でたまらないのが常に伝わってきます。大切に扱われているからこそ親の仇かもしれない相手に恋心を抱く嘉槻の葛藤がこちらとしては大変美味しゅうございます。 ・表紙にはありませんが、モフモフしたキャ…
風呂敷
ネタバレ
本編に登場する攻め様二人、ロランとアラリックが意欲的に育児をするお話です。 『深窓のオメガ王子と奴隷の王』では、キリルもリンツェットも身ごもっていましたが、このSSではそれぞれキランとリーラという可愛い子どもが産まれています! ある朝ロランから、今日は自分が子どもの世話をするのでゆっくり休むよう言われるキリル。 アラリックもリーラを連れてきて一緒に世話をするので心配はいらないと言われ…
izumix
哲平が大学に行くようになって一年ちょっと経った頃の 夏休みの計画を立てる二人のお話です。 最初は月に1回程度だった祭の家へのお泊りも 徐々に頻度が増えていき現在では1ヶ月に1回になっていました。 楽にも彼女が出来ていたりと本編後が楽しめます。 本編で、哲平の親に付き合っていることを言うとなると 色々問題が発生しそうだな…と思っていたのですが なんとなーく哲平の両親が察してそう…
谷崎泉 笠井あゆみ
H3PO4
前作のスクランブルメソッドで伏線を張られていたところの回収編。 音喜多は久嶋の話を昔の知人である成田から聞いたことによって、ある疑念を抱きます。それが原因で久嶋から距離をおいてしまいます。 あんなに(恋愛初心者のように)色々どうやって久嶋と想いを通じ合わせるかを考えていたのに、久嶋からエッチのお誘いがあっても断ってしまう!そりゃ久嶋も不審に思うし、もう別れたい(別れる、という関係では無いん…
ポッチ
作家買い。 作家買いですが、笠井さんが挿絵を描かれているということで発売日を心待ちにしていました。高月さんの新刊は「鬼」が登場するファンタジーもの。「淫呪の疼き」というタイトルや笠井さんの描かれた肌色率の高い表紙から、もしかしたらエロエロなお話かな?と思いつつ手に取りましたが、「鬼」というバックボーンを生かしつつ紡がれていくのは純愛のお話。エロ度も低くはなく、エロと純愛のバランスが絶妙な1冊でし…
笠井あゆみさんのイラストが美しく(妖艶なやつは手に取りにくいけどこれは大丈夫!)、内容的にハマるかな?と悩んだ末に手を出しました。 スパダリの攻めと超天才の受け。しかし受けは掴みどころがない!だから攻めも攻めあぐねる(笑) 受けの九嶋は博士号を3つも持っていてFBIで捜査協力したりする犯罪心理学を教えている大学准教授。 なんと25歳!!! ただ、九嶋は相手の気持ちが「分からない」という…
kurinn
本編の第一話で徳澄教授の猫の枝豆が行方不明になった際に、久嶋がDNA鑑定を依頼した同じ大学の医学部の柿山教授のお世話係でもある只野准教授視点のお話でした。 この二人の関係が久嶋と池谷さんのような関係なんです。 柿山教授の変人ぶりにかなり振り回されているみたいでした。 そしてこの只野准教授が最近とくに警戒してる人物というのが久嶋なんですね。でも、柿山教授は久嶋と関わることに喜びを感じている…
ずっと発売されるのを心待ちにしてました。 前作で音喜多が怪我をしてしまいましたが、あれから久嶋との仲は進展したのかとても気になっていました。 全三話から構成されてますが、お気に入りは第三話でした。簡単に各話の感想を書いてみたいと思います。 まず第一話ですが、久嶋が下宿する徳澄教授の飼い猫の一匹である枝豆が行方不明になるお話でした。久嶋の洞察力が光ってました。誰しもが音喜多のように考え…
寺崎昴 笠井あゆみ
獣人と人のお話かと思って購入したのですが少し違いました。 獣人と人が共存している世界のお話ではなく、 基本的には人ばかりの世界なのですが 『先天性獣化症』という症状で、狼のような姿で生まれてきた祭(攻め)。 そんな祭と、とあることが原因で引きこもりになった哲平との恋のお話。 祭の母の上司の家に家庭教師として働くことになった祭。 その教え子が哲平です。 二人共トラウマや暗い過去…
小林典雅 笠井あゆみ
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あとがきにもあるように、安心して読めるオメガバース物です。 前半はリンツェットがとても可哀想で、どうなっちゃうの〜?と全く先が予想できませんでした。 しかし!アラリックの登場でお話のトーンがガラリと変わります。 そういえばオメガバース物だったなと思い出しました。 リンツェットも大変魅力的な儚く美しく清い人物なのですが、なんといってもアラリック!すごいよ君! もうアラリックの登…