笠井あゆみさんのレビュー一覧

赤ずきん王子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

改めて面白いシリーズだなあと

赤ずきんモチーフのお話が、メインキャラ全員人外で、果ては異能バトルを繰り広げる展開になるとは。官能童話シリーズ、改めて面白いシリーズだなあと思った。

赤ずきん王子ことリルは、箱入りお坊ちゃまって感じの能天気な16歳。あまりに危機感の薄い反応や、今じゃないだろうという状況で発情して苦手になりそうだったけど、正体が明かされるとそれなら仕方ないかとなった。

BLの相手役となるクラウスは、容姿…

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シンデレラ王 ~罪を抱く二人~ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

罪がこんなに深いとは……

いろんな意味ですごいものを読んだな~という感想。副題の意味が気になりながら読んでたら、あれも罪これも罪と次々出てきて、最後の最後でそんな罪を背負うとは!徐々に罪の沼が深くなっていくのを見せられているようで、ゾクゾクした。

シンデレラ役(?)は継母と義兄に虐げられるエラルド。性虐待と暴力で、目を背けたくなる酷い目に遭っている。少しだけやり返せる強さを持っていたのは良かった。
王子役(?)は王…

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おやゆび王子の初恋 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

ここで終わっていいの?とびっくり

官能童話シリーズ、個人的には二冊目。前に読んだのが「白雪姫の息子」で、あのどろどろ感を想像して最後まで何かあるかも?と警戒しながら読んでいたので、あっさり終わってびっくり。
今作単体で見ればほっこりできる読みやすい作品だと思う。

おやゆび姫がモチーフの作品。ミルフェは家具職人として一人で生計を立てる19歳。自分に自信がない、いつものBLの受けって性格でも、謝るばかりでなくお礼も言える子だっ…

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君と僕と夜の猫 小説

かわい有美子  笠井あゆみ 

京が舞台の、焦ったくも静かな恋物語

かわい有美子先生のSATシリーズが大好きで、それから既刊も色々読み漁っています。

笠井あゆみ先生の表紙が素晴らしいこちらの作品。
京都で町医者を営む2歳年上の幼馴染・智明 × 左足を引きずり、刃物専門店を開いている夏生というカプです。


いや、静かに進むめちゃくちゃ雰囲気のある両片想い物語なんですが、なんですが、、
最後の最後のページの誤字が残念すぎて、、思わず「えーー!」と叫び…

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黒騎士の愛しき銀珠 小説

鳥舟あや  笠井あゆみ 

少佐×人外バディ

良かった!もうひたすら良かった!
銀種って設定がとにかく良かった!

俺様スパダリ攻が威嚇やんちゃツンツン受を溺愛する様にニヤニヤが止まらない!

過去の話でエゲツナイ…というかグロイ部分はあるんですが、過去としての話だからサラッと流れてはいきます。それでも無理な人はいると思うので平気な人はぜひ読んでいただきたい!

1

千年後宮 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

最後まで気を抜かず、最期までゆめゆめ忘れず

宮緒葵先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 5
執着 5
溺愛 5
不穏 2
な感じだと思います。

月季さん、聖蓮さん、沙羅さん、銀桂さん×玉還さんのカプです。

生まれた時から神に愛されていた伽国の皇帝、玉還さん。皇帝の義務として複数の妃を娶る為、集められた妃候補達。その中で目に止まった月季さん、聖蓮さん、沙羅…

5

千年後宮 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

作者買いだけど、、、

SNSからも宮緒葵先生の意気込みが伝わって来て、苦手な複数攻めらしいけど頑張ってみようと思いましたが、自分の認識の甘さを痛感させられました。宮緒葵先生らしいお話で凄く面白かったのも事実です。

でも宮緒葵先生自身がこれまでにないエロのページ数とあとがきにも書いてますが、エロを抜いたらいったい何ページなんだろうと途中で思うほどでした。カバー表紙には分かる通り4人の攻めと背後にもう1人顔の分からな…

10

『千年後宮』コミコミスタジオ特典ペーパー「神のみぞ知る」 グッズ

神さまの知り合い

なるほどなあ・・・と思ったペーパーでした。
甘いとかじゃないですよ。宮緒先生の作品でクロスさんつながり。
こういうの、ありなんですかね?ちょっと驚きました(笑)

宮緒先生お好きな方でしたら是非是非。

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千年後宮 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

8割

先生買い。8割、ハマっているシーンでは?と思うほど、ぐっちょんぐっちょんでした。ぐっちょんなんだけど、お話があってですね、楽しい。エロい気分の時には最高なのでは?と思った一冊、370Pほど+あとがき。しかしぐちょぐちょでしたよ。

神の楽園と呼ばれる、大陸最大規模の伽国を治める皇帝玉還は17歳。17歳になったら妃を・・と言われていて、向かった後宮にいたのは、4人の妃と9人の嬪などで・・・と続き…

6

処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

攻めの献身にふるえる

何度目かの読み直しです。
初めて読んだ時はサイを害獣でなんて鬼畜なんだ!と思ってました。

しかし再読なのでサイの気持ちを考えるとまた違う感想になります。
あんなやつに心酔して尽くして何もかもを捧げている己裕をサイはどんな気持ちで…(泣)

何度も己裕にどう思った?何を感じた?と問い続けるサイ(泣)
己裕からしたら地獄な日々のはずなのに、少しずつ変化がみられ…。
このサイの献身を!…

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