街子マドカさんのレビュー一覧

愛の巣へ落ちろ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

ムシ デビュー

意思疎通できる気がしない生命体はめっちゃ苦手。クモ、ハチなんて気を失うぐらいキライ。なんだけど、どうしても去年出たマヤマヤを読みたくて、シリーズデビュー(今ごろ)。攻めの澄也があまりにもヘタレってて、むきーとなったので萌2よりですが萌にしました。本編230P超+あとがき+後日談おまけ14Pほど。

ロウクラス、シジミチョウ科である翼は、ハイクラスばっかりのエリート学校星北学園へ入学します。あん…

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愛の星をつかめ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

央太くん推しです

『愛の星をつかめ!』 樋口美沙緒先生 読了

まさかの年下攻め!(笑)誰が年下攻め書こうと樋口先生は絶対書かないと思ってたら!(笑)でもやっぱり王道のぐいぐいくる感じの攻めくんでかわいかった…!

が、真耶兄さまほんと酷すぎます。所詮ずっと自分しか見ていないってことですね。自分だけが可哀想で、自分だけが正しい道を貫こうとし、愛することも愛する人に否定されることも恐れて、結局心を閉じ込め…

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青い鳥は逃がさない 小説

愁堂れな  街子マドカ 

主人公カプはピュアです

愁堂先生といえば2時間サスペンスといった認識で、昔はさんざん読んだものですが、昨今めっきりTVのゴールデンタイムでの2時間サスペンスが放送されなくなったように、ちょっと路線が変わられてきたのでしょうか、主人公のふわふわ大学生に、年下高校生が一目惚れでピュアラブという、なんだかとってもオーソドックスな設定が意外というかなんというか。
それでも主人公が最初に憧れてた先輩に犯罪臭が漂っているあたりに、…

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愛の在り処に誓え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

ふつうに王道なのに退屈せず読める

『愛の在り処を探せ!』『愛の在り処に誓え!』 樋口美沙緒先生 読了

どタイプの王道設定。好きだぞ!!!(笑)実はこのシリーズは1、2巻しか読んでいないんですが、とりあえずフォロワさんが大絶賛しているこの2冊を先に読んでしまいました。やっぱり今回も安定の樋口節で安心して読める感じで好きです。

大体の展開は読めてるのに、登場人物それぞれ個性溢れて愛らしくて、特に葵の健気さがほんと気絶す…

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青い鳥は逃がさない 小説

愁堂れな  街子マドカ 

裏テーマ

街子先生の挿絵目当てで購入したものの・・・・メインカプはさておき、裏テーマが無理で、本当に申し訳ないです、中立が精一杯です。大学生さん高校生さんなんかのお話、本編230Pほど+あとがき。

高校時代の2学年上の先輩に憧れて、おっかけ入学した蓮(れん)。先輩が所属している映画サークルを訪れ、めでたく再会し、先輩も覚えていてくださって、うきうき!再会初日に映画見に行って、おっかけ入学がバレ、家に行…

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恋のプールが満ちるとき 小説

名倉和希  街子マドカ 

そっかーツルッツルなのかぁ

オリンピックのメダリスト×地元のスイミングスクール講師

地元に戻ってきたメダリストのことを憧れの目で見つめているのを、誘ってると勘違いした攻め。
攻めは東京では数人のセフレがいたというなかなかお盛んな人なので、受けともセフレになろうとしてちょっかいを出すんです。
それを受けは恋に手馴れていそうな外見なのに中身は純朴なので、憧れの人と恋人になれた!と勘違いする……という流れなんだけど、なん…

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山神様の初恋のつがい 小説

月東湊  街子マドカ 

母の愛の深さに心温まる話


神さまとの異種族婚姻譚。
不憫受けが不憫な時間が過去ではなく現在進行形である場合、その時間が長いと消耗してしまって物語を楽しめないのですが、この話は絶秒な塩梅で調整されており純粋に話を堪能できたと思います。
不憫でありながらも甘やかしてくれる存在が身近にいることで癒され、母の愛の深さに何度も泣いてしまいました。

<あらすじ>
異国の血が混じっていると思われる母親に似た若草(受け)は…

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小説花丸【愛の星をつかめ! 番外編】もしも薔薇を手に入れたなら 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

愛の違いを悟れ!(タイトル風に)

「愛の星をつかめ!」番外編です。

本編のレビューにて、真耶は央太に落ちないでほしい、真耶は変わらないでほしい、と書いた私ですが、この番外編で正に「変わらない真耶」を読むことができて驚きました。
本編のあとがき後に収録のSS「愛の星は甘すぎる」にて、スパダリの献身を越えて最早ヤンデレの央太の、実は怖い執着。
央太はこれで完全に真耶を自分の手中に収めてニヤリなのかと思いきや。
央太は不安に…

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愛の星をつかめ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

やっぱり強者が奪うのね

ムシシリーズ、どの作品もグッとくる話ばかりで本当にすごいシリーズですが、さて8作目。
主人公はアノ雀真耶、ついに雀真耶、です。
あの美しく凛とした学園の副理事・真耶は、やっぱり不憫な受けでした。
「不憫」といってもこれまでのシリーズ作品の受け達とは違い、超ハイクラスで、生活も能力も地位も周囲の畏怖や信頼も全て持ってはいる。
しかし、心は小さな子供の頃にひび割れた大きな傷を癒せぬまま。
そ…

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こどもの瞳 小説

木原音瀬  街子マドカ 

兄(体は大人、頭脳は子供)×弟(シングルファザー)

幼い頃父方の祖父に預けられて今まで絶縁状態だったエリートの兄が、体は大人、頭脳が6歳くらいの子供になって子持ち主人公(弟)の元にやってきた……というお話です。

兄×弟と禁断を含んだ設定ですが、びっくりするぐらいサラッと読めます。

書き下ろしのほうは、ショ…ショタコン……! と申し訳ありませんが若干引きながら読み、でも最後まで読むととても切ないお話だと思いました。個人的に、現実を描いてく…

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