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4/8(合計:74件)
桃子すいか
ゆのまゆ
ネタバレ
心に問題を抱えているのはアキなのか伊織なのか。 読み進めるとアキにも心の闇を抱えていて、誰とでも仲良くなれる才能あるように見えて、本当は大切なものが欲しいという闇?希望?を持っていましたね。 本当に大切なものが一つあれば、人は強く生きられるのでしょうか? アキは伊織が羨ましいし、伊織はアキが羨ましい。 お互い、足りないところを補い合う関係っていうのもアリだよなと思ってます。 ぬい…
namru
綺麗な作品でした。全く自分とは関係がない世界観でのお話なのに、どこかノスタルジーで胸がギュッとなります。 丁寧に描かれる世界観と、幼馴染2人の関係。思春期らしいとまどいと、感情のゆらぎ。とってもピュアです…。 とても好きでしたが、終わり方が私には唐突にも感じられ、えっここで終わりなの!となってしまいました。あの後2人はどうなったのか、最初のモノローグはなんだったのか…。気になっていたことが…
まふにょ
大学生二人のお話。家族問題とそこから抜け出す希望を描くのに絶妙な年齢だと思いました。二人とも心に問題を抱えてるんですが、この一冊では伊織が中心。アキの方も深掘りできれば面白そうだなあと期待したけどそちらはさらっと。伊織の母親がとってもムナクソでした。 伊織の心の傷は母親から植え付けられたもの。もう少し子供だと経済面とかどうしようもないし、見ていられなかったんじゃないかな。やっと逃げ出せて、居場所…
Sakura0904
表紙の雰囲気から伊織はもっと可愛らしい子というか、愛嬌があって誰が見ても放っておけないような子なんだろうなぁと想像していました。でも実際には違っていて、確かにぬいぐるみを山ほど買い込んで部屋に雑然と並べている様は一見可愛らしいけれど、本人は母親と2人きりだった世界からやっと抜け出した、人とどう付き合っていいか戸惑ってばかりの頼りない子供なんですよね。 今日のお母さんは機嫌が良い日だろうか…
可愛らしい男子中学生二人のお話で、ピュアぴゅあキラきらでした。 彼女がいたりAVに興味持ってたり、思春期真っ盛りの優と美市。高校受験を前に、優がエスカレーター式の学校から外部受験を決めます。一度離れ離れになって再会して…という経緯を持つ二人が、また離れ離れになるかも?という始まり。 明るい平凡君とモテるクール系。両親を失くし優しい祖父と暮らす優と、金持ちで親に放置され気味な美市。対照的な二人が…
あさだ2枚
「ごめんなさい おかあさん」で、嗚呼またトラウマ作品か…と、思ってしまったのは残念。家庭問題や家族の死ネタ作品が多すぎる… そんな諸々のトラブルに対する周りの対応はやや踏み込み過ぎで怖いなと思うところもあり。伊織にはたまたまこのアプローチで解決になったから良かったものの、危ういなぁ。 その辺のモヤモヤはさておき、桃子先生は夏の汗だく畳エッチが相変わらずうまい!!!6話ラストから7話にかけて…
165
どのお話もとっても良かったです! みんな同じ町で繋がってるのかな? 特に萌えて泣けたのが「落ち葉あふれて」「冬来たりなば」です。 「落ち葉あふれて」 後から後からわかってくる高三郎の気持ち。見事でした。甥っ子が高三郎の代弁者であり、恭の救済者であり。やりたいこと手帳、落語にも同じようなお話があるのかな? その後東京で二人がお互い大切な人になって。 紫苑が恭にリードされまくり…
ももよたん
お初の作者さんでした。 表題作は2本目に収録されています。 それぞれ春夏秋冬をテーマにした短編集で、ちょっと切なくて胸の奥がチクッとするようなお話たちですが、読後はじんわり温かくなるハッピーエンドです。 各お話の後におまけがあって、その後を垣間見られるのもありがたい。 どのお話も良作で甲乙つけがたいのですが、秋のお話「落ち葉あふれて」と「枯れ木に蕾」が1番好きかな〜? 亡き元カレ…
hepo
security blanket、またの名は「ライナスの毛布」。 そういえば昔、ライナスは父親から虐待を受けていたせいで、毛布が手放せなくなったという悲しい逸話を聞いたことがあります。 真偽の程は定かではありませんが。 大学入学に伴って、家を出た伊織。 向かう先は「金蘭寮」。 築80年くらいの、廃校になった木造校舎を再利用したかのような建物。 そこでの新しい出会いと生活に、伊織は…
ぷれぱーる
ふわふわ可愛いお話かと思ったら、意外とセンシティブ。 人間不信の伊織が『金蘭寮』の仲間たちと関わる事で成長していく姿を描いており、切なくなったりキュンとしたり胸が苦しくなったり……と、とにかく心揺さぶられました。 主人公の伊織は、幼少期から母親に虐待されたことで愛着障害を抱えた青年です。(多分そう) そんな伊織の唯一の友だちは「きなこ」で、部屋はぬいぐるみでいっぱい。 伊織はそんな自分…