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波真田かもめ
しなちくちく
ネタバレ
こちら大好きな作品。4巻心待ちにしていました♪ 攻めの久慈と受けの吾妻、共に40歳。ほとんど恋人のような関係だけど、はっきりそうなってはいない二人を、日常を交えて描いている作品。 3巻ラストでそれぞれ新居で暮らし始めたけれど、吾妻は久慈宅に入り浸っている。正式にお付き合いしているわけではないけれど、お互い大切な存在。 とはいえ日常ではそこまで甘々ではなく、落ち着いた関係性。でもお…
かりんていん
4巻目。 まだ4巻目という感じ、なんだか8、9巻くらい出ているんじゃないかという感じなのはなんだろう。 私たちとたいして変わらないような日常生活を送っている久慈と吾妻。 私たちと書いたが彼らよりずっと変化に富んだ日々を送ってるよ!波瀾万丈だよ!っていう読者だって多そう。 そういう人は緩やかな日々を暮らしている2人で癒されているのだろうか。 「私たち」は自分とたいして変わらないような2…
きいろぞう
1話の間に挟まれるページに、こう書いてあるのを見つけて、私もしみじみと思ってしまいました。 先生の日常を描きながら語られる作風が好きで 改めて考えたことがなかったんですけど、 スモークブルー〜の話は、特にそれを感じられる作品だなぁと。 人生を送るあいだに 他人と関わるということ この自分と付き合うということ 繰り返す出会いと別れに ともすると疲弊していきます。 じゃあ…
ななぎさ
好きーー!と突き進むBLも好きですが、じわじわと染み込む想いが綴られるこのお話が大好きです。 告白ではなく報告だったりそれに対する答えや、世間的にはおじさんだけど好きな人の前ではカッコつけたいホンネだったり、自分の気持ちから目を逸らしがちな、目を逸らし慣れた思考だったり。 40歳になる今まで積み重ねてきた時間が二人の間で上手く馴染んでいく様子に目が離せません。 新刊が出る度に続きが気にな…
誰
電子で買ってるとどうしても読み始める時間が朝イチからできてしまって 発売日飛び出し禁止なのはわかっていても読み終わった勢いでつい飛び出してきてしまう いやはや 発売日は高評価レビューしかみたくない方々には何かとご迷惑をおかけしておりますが ここはどうかお許しを くゆる紫煙に燻る思い ─── そんな けだるげでアンニュイな雰囲気に流されるがまま読んではおりますが 正直ここまでひっ…
湘子
久慈×吾妻 時間がただ流れて、 2人の微細な瞬間、小さな変化が、 日常の大切さをじっくりと教えてくれる。 40歳の中年に差し掛かって、 人間関係の奥深さや不安が錯綜し、 切ない気持ちもしみじみ・・・。 その人生の「居場所」を模索する時期で、 一緒にいてくれる人がいることで尊さが感じられて、 胸がポカポカになっていっぱいになる。 2人の関係が、 一軒家でなくても…
めすぶひ
イケメンアラフォー男2人の恋愛だけじゃない、生活、過去、未来、人生の全部が詰まった壮大な作品です。 それを言葉だけじゃなく、登場人物の指先や視線て表現され、ともすると甘くない2人のやりとりを丁寧な背景が包み込むような、ビターでおしゃれで、でもどこか温かな作品です。 それぞれの家族や仕事もフォーカスされていて、惚れたはれただけでないところが読みものとしてとても面白いです。 2人の身体の関係も、…
Syo13
波真田先生の「スモークブルー〜」が好きで、他作品も読んでみた中の一作。ライブ会場を作り上げる裏方仕事の二人が主人公。これもまた他作品と同じくバランスがいい。リアルな仕事描写に対して、ガテン仕事のリーダーとは思えぬ可憐な容姿の伊織さんに夢とファンタジーを感じる。それらが上手く混ざりフィクションとして面白く読みやすい。終始爽やかな印象はキャラの性格が大きい。伊織、龍それぞれに仕事に対する姿勢やその裏に…
波真田先生の「スモークブルー〜」が好きで、他も読んでみようと購入。 幼馴染の間にしかない自他境界がないような親密さから性的関係になる二人。そんな二人が一度離れ再会してお互いを意識し始める。リアルにありそうな話を丁寧に描写するところ。そして、いや仲良いからってないだろというBL的エロスであり萌えどころ。その二つの要素のバランスが上手くついつい引き込まれました。一途な忍と、自分の気持ちに鈍く忍に尽く…
まりあげは
アラフォーカップルのお話、3作目。今作で2人は39歳→40歳に? 久慈の家に居候していた朔太郎は、翻訳の学校に通い始め、そして久慈父が残した家はいよいよ取り壊しの日を迎え、それぞれ新しい家で暮らすことになる...という今作。 家のくだりが哀愁漂いすぎて、泣きました。とくに、朔太郎が家を出ていき、そこから久慈がひとりでその日を1週間待ったというモノローグに、胸にグッと迫るものがあり、いぶ…