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波真田かもめ
藻とカレー
ネタバレ
波真田先生はなんでこんなに日常をステキに描けるんだろうといつも思います。 季節、温度、光、音、食べもの…それこそ五感を刺激されるような描写をされるからかなと感じます。 リンゴをたくさんもらって、それをどうするかのくだりの久慈のやさしさがさりげなくて好き。 「他人に迷惑かけないで生きるのが正しい生き方なのかな」のセリフも。 私も生きている限り誰かに迷惑かけるしかけられるし、それこそ程度も…
ななぎさ
いつ読んでも、何度読んでもこの空気感、リズムがとても心地よくて好きです。
みじん子
いやあぁ~ 初めて「30超えてて本当に良かった」って感じたよw この作品はね、社会人なりたてほやほやの自分が読んでたらあんましっくりこなかったと思う。 曖昧な関係性の二人なんですけど、それでもちゃんと「大人の恋」ってのがたまらなく好きでした。まあ、素直になれないのも大人なんですけどね (^^;) ちなみに初読み作家さんです。カプの見た目に釣られて購入しました。 若い頃より38歳の方…
みざき
この作品全体に流れる空気と生活感がたまらない。 家と人、そこに刻まれている記憶や思い出。 家族について。自分について。歳を重ねるということ。 名前のない2人の日々を追いながら、自分自身の人生を振り返る自分がいました。 年相応のリアルな生活を丁寧に描いた作品だなと思います。 中でも、久慈と吾妻の家族にまつわるエピソードが印象的でした。 久慈の父親が口にした何気ない一言でも、久慈兄と久…
Syo13
全力ネタバレです↓ ついに久慈家の取り壊しに至る切ない巻です。三巻までの繊細な積み重ねが功を奏し、静にとって全てである家は読者にとってもまた離れがたく。最善の選択とわかっててもそれが近づくのがとっても悲しい…。最後の夜におんぶされたまま泣きじゃくる朔太郎の「あの家はお前によく似合ってた」が良かったです。静が今まで守ってきたものを肯定して、静に響いたと思う。二人の仲も徐々に近づきこの巻では気持…
しなちくちく
こちら大好きな作品。この作品に流れる、しっとりとした空気感がとても好きです。 久慈の家で居候を始めた吾妻。 二人が和やかな友人同士のように過ごす様子にほっこりします。 物語は、久慈が家を兄に明け渡す(=取り壊す)方向に急速に進んでいきます。 もうすぐ家を失う、ということがお話の根底にあり、なんとなく物悲しい、切ない雰囲気が始終流れます。 中盤、家が大幅に片付けられた中、二人がお互…
誰
日々失われていくものと 日々募っていくもの 止まった時に動きだす想い アンニュイな雰囲気に紫煙とともに漂うのは 俗世と隔離されたようなふたりの世界 知ってしまった思いに できてしまった歪み 古い家に燻る薄暗く籠る湿っぽさに 切り捨てるもの拾うもの すんごいどうでもいいことだけど よくもまぁここまで対極的なふたりを寄り添わせられたなと スゴいよね 小さなきっかけで開けていく…
襖くろーらー
いつの間にか40歳になった彼ら。現実の38→40歳は、たかだか二年なのに転げ落ちっぷりがエグいものですが、久慈と吾妻はあまり変わってないので、その点は安心です。 でもそうこうしている間に時は過ぎてしまい、とうとう久慈家明け渡しの日が来てしまいます。 当初からあの素敵なお家は取り壊しが確定されており、そこでの二人の生活は期限つきだったのですが、いよいよその時がくると切なさがつのりますね。…
こまひろ
今回も素敵でした! 大人の二人の距離感が好きです。 あと、久慈さんのヘアスタイルも好きなんですよねー❤️
湘子
久慈×吾妻 39歳から40歳の2人が、 なんだかお互いに特別な存在という感じが、 この3巻でさらに強くなっていく。 2人がベッドの上での年越しの様子からスタートして、 吾妻が自然に「あけましておめでとうー」と言っているのに、 久慈がちゃんとした返事をしていない。 本当に2人のこの空気感がとってもいい! 寂しいから、 慰め合うから、 求めるから、 好きだから…