スカーレット・ベリ子さんのレビュー一覧

ジャッカス! コミック

スカーレット・ベリ子 

美脚は男女問わず

作者さん買いです。
何度も読み返してるお気に入りの作品。

足フェチ高校生×三白眼美脚高校生のお話です。
高校生で黒パンストフェチ…なかなかやりよる。
やりたい事、欲しいモノを我慢せずに生きてきた正行と少しでも姉に迷惑にならないようにと、金銭的にも制約を自分に課してる啓介。
正反対の二人がある出来事をきっかけに、友達以上の関係になっていきます。

啓介が自分の気持ちに気づいたけど、…

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ふれるだけじゃたりない 小説

川琴ゆい華  スカーレット・ベリ子 

展開が気持ち良い

再読です。
毎回作家買いをするほど、川琴先生の書かれるお話がとても好きで。
基本は甘く楽しい雰囲気だというのに、お仕事もスタンダードなものから珍しいものまで登場しますし、いったい先生の引き出しはいくつあるの…?というくらいバリエーションに富んだ作品が多くて、どの作品も読んでいてきゅんと癒されるというか。
中でも、こちらの「ふれるだけじゃたりない」は噛めば噛むほど良い味がすると言いますか…うー…

3

女王と仕立て屋 コミック

スカーレット・ベリ子 

色気が凄い仕立て屋さん

「ジャッカス」「みのりの手」「四代目 大和辰之」に継ぐ作者さん買いです。
スカペリ先生は目つきの悪い方を受けにしがちですね。
個人的に受け攻めのキャラクターが逆じゃない?って話が性癖に刺さる確率が高いので、好きなのです。
絵も綺麗で、エロも好きな感じ。

こちら仕立て屋さんと俺様(女王様?)気質のインテリアデザイナーのお話。
仕立て屋さんのBLって多い気がする。
志田さんが仕立てたス…

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みのりの手 コミック

スカーレット・ベリ子 

みのり先生

もともと少女漫画ご出身だったのですね!知らなかった。
ジャッカス、四代目から遡る形でこちらを読みましたが、表題作・同時収録作共に、キャラクターの雰囲気などの原点という感じがひしひし。

◾︎重藤(整体師)×荘太
もうちょっとエッチな整体師オムニバスで引っ張ってくれてもよかった笑
マッサージ(整体)モノは不朽のエロスですよね…やっぱ体を預けて直に触らせてっていうのは、そういう妄想に繋がって…

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コンビニコーヒー巡りにハマりました。 ~ジャッカス! 番外篇~ コミック

スカーレット・ベリ子 

暮らしが垣間見える

hontoのクーポンをもらったのを機にジャッカス!本編を何気なく購入してから約一時間後、パンストフェチというエッジの効いたネタから生まれた青春劇に、雷に打たれたような衝撃を受けました。

ただ一つわがままを言うとしたら、屋内の布団の上でのエッチが見たかった…! と思っていた矢先に見つけた番外編でした。主に経済的な価値観の違いが浮き彫りになったりしつつも、お互いに歩み寄りながら暮らしている感じに…

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イングランドを想え 小説

KJ Charles (KJ チャールズ)  スカーレット・ベリ子 

面白かった!

無条件に信頼を置けるモノクローム・ロマンス文庫!
今回も面白く、夢のようなお盆休みが終わり社畜に戻らなくてはいけない現実を忘れさせてくれました。

特に好み要素がない登場人物でもストーリーの中でニヤニヤさせてくれるんですよね。
単にただのBL…というところに重きはなく、ストーリーに厚みがあるんですよ。
そこを日本人の感覚ではあまりうまくキャッチボールできないような洒落ているとも思えるセン…

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女王と仕立て屋 コミック

スカーレット・ベリ子 

艶っぽいおじさんとキラキラ王女

今更読みました^^;
やっぱりスカベリ先生はキャラの作り方がお上手!
攻めの女王・大海も受けの仕立て屋・志田もどっちも好きです。
自分の中で、こんなに攻めも受けも好きな作品は珍しい。

仕立て屋と客という関係から恋人になり、お互いの弱いところをさらけ出し合いながら成長していく……
まさに、男同士の恋愛でした。
可愛いのにかっこよくて、でもやっぱり可愛くて。
自分を変えてくれる人が大…

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イングランドを想え 小説

KJ Charles (KJ チャールズ)  スカーレット・ベリ子 

ドラマチックでロマンチック!

モノクロームロマンス文庫やっぱりいいわあ。ハズレがないのは翻訳という手間をかけるから原作を厳選してるんだと思う。2014年の「ベストLGBTロマンス賞」受賞作だそうです。

舞台は1904年のイギリス。腐女子の皆さんはご存知ですよね?同性愛が犯罪とされていた時代背景です。切ないとか背徳感とかのレベル超えてます。性行為の現場を押さえられたら猥褻罪で懲役になってしまうのです。恐ろしい。

元軍…

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イングランドを想え 小説

KJ Charles (KJ チャールズ)  スカーレット・ベリ子 

2人の印象が変わっていくところが魅力

怪我で軍を退いたカーティスと、詩人のダ・シルヴァが主役。

カーティスは当初、頭の固い人だと思ったし、ダ・シルヴァは話し方や内容から頭の良い人だと感じました。(実際、頭の回転の早い人とあります)

しかし、当然ながら当初の印象だけの人物たちではありません。
読み進めるうちに、それは少しずつ変化したり付け足されたりしていきます。
その変化が実に鮮やか。
特に、これはカーティス視点で書か…

4

イングランドを想え 小説

KJ Charles (KJ チャールズ)  スカーレット・ベリ子 

英国ものは難しい

「モノクローム・ロマンスにはずれなし」の法則は変わっていません。
二転三転する筋立ても、武骨な元軍人とモダンな皮肉屋でおまけにクィアな詩人というキャラクターも、犯罪のえげつなさとその解決の『天誅感(笑)』の男らしさも、グイグイ読める面白さですが……英国の物語って難しいなと思っちゃったんです。「私、階級社会の中での身分差についてちゃんと解ってないよね」って。

時は1904年。日露戦争が起きた…

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