yocoさんのレビュー一覧

パブリックスクール-八年後の王と小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

やっとここまで…!

前巻の群れを出た小鳥でやっと思いが通じ合ったと思ってましたが、やはり2人の間には高くそびえ立つ立場の壁があったということがこの八年後の王と小鳥で浮き彫りになりました。

日本に生まれ育った私には到底理解できない、貴族と庶民という身分差。それが21世紀の今でもイギリスには根付いているんですね…。

身分、立場、お金すべてを持つが愛だけ持たないエドが愛しかない礼に惹かれるのは当然のことだったん…

2

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

健気…

今更ながらこちらの作品を読みました。

前情報なしで読んだのですが、すっっっっっごく良かったです。
礼が健気ですごく良かった…!!!
普通にこのお話で一旦くっつくんだろうと思いながら読んだのですが
まさかのところで終わってしまって
えぇ!?うそぉ!と思わず声を出してしまいました。

エドか礼を囲ってるのはわかるけど
理由がよく分からないんですよね。
明らかに『何か』あるのはわか…

2

パブリックスクール-群れを出た小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

12年越しの両思い

礼が母親を亡くしイギリスに渡って出会い、恋に落ちたエドと両思いになるまで12年…長かった〜。

先が気になりすぎてどんどん読み進めた檻の中の王とこの群れを出た小鳥。でもしっかり浸らないともったいない気がして、続きを読む前に再読しました。

初めて読んだときには何となくしか読めなかったエドの気持ちも、再読ではあぁ、ここはこうするしかなかったんだな…と納得しながら読めたので結果、続きを読む前に…

2

泣けない竜は愛を捧げる 小説

葵居ゆゆ  yoco 

健気+不憫受け好きにはたまらない作品

270ページの二段というボリュームでしたが、一気に読みました。
とにかくルートヴィヒの心のまっすぐさ(幼さ)と境遇の不憫さに泣き、自分の存在が異質で憎まれていることを知りながらも、人のために頑張る姿がひたすら健気でそこでも涙が止まりませんでした。
ルートヴィヒが自傷したり傷つけられるシーンがありますので、そういったものが苦手な方はご注意ください。

この作品を読んでいると、どうしても現実の…

2

「氷雪の王子と神の心臓」コミコミスタジオ限定特典番外編SS 氷の皇妃と春の魚 グッズ

大切な思い出。

ジョレスがそばに居るし、ロシェが嫁いでまだ間もない頃なのかな。

春になり、約束していた魚を獲りに行こう、と朝食の席でイスハンから誘われたロシェ。
魚を獲って、イスハン自ら焼いたのを食べる、までが約束の予定のロシェが、かわいい。
どんだけ食べたいんだ、と思いつつも、それだけイスハンからの手紙が嬉しくて羨ましかったんだろうなぁ、とホロりともなる。

すぐ近くの山に行くまでにも一波乱あって…

1

氷雪の王子と神の心臓 小説

尾上与一  yoco 

ロシェが可愛い!

凍りつくようなアイデースの地に嫁いだロシェと皇帝イスハンの冷たい大地での熱く情熱的な二人のお話。
出会いから嫁ぐまでのロマンチックな逢瀬、数々の困難を共に戦い乗り越え手にした幸福に感動 
何があろうとこの二人は決して諦めずずっと一緒に…と願う。
特にまだ幼いロシェの可愛いこと忍び込んできたイスハンと過ごす束の間の逢瀬が可愛くってキュンキュン

この作品の前二作を読んでるのでロシェとイスハ…

8

「氷雪の王子と神の心臓」コミコミスタジオ限定特典番外編SS 氷の皇妃と春の魚 グッズ

超可愛いの

めっちゃ可愛いお話でした。本編好きそうだなと思う方は、これめっちゃおススメしたいです。本編では全く書かれていないですが、おそらくロシェレディア15歳ごろで、イスハンとお出かけして川で魚を獲って食べるお話です。ああ可愛い。

++

朝ごはんの席でイスハンが「魚を獲りに行こう」と言い出します。あれこれ調整大変だから思い切って今日行こう!と出かけたはいいけれど・・というもの。

昔、イスハ…

3

氷雪の王子と神の心臓 小説

尾上与一  yoco 

運命を掴み取る

先生買い、シリーズ3作目。どうしてもステラディアースのお話も読みたいので、皆様ぜひぜひこちらを読んでください。売れたらきっといつかステラディアースのお話も読めると信じてます。だから神にしよう。本編350P、あーとーがーきーがなー------い。

生まれつきの大魔法使いで、あふれる魔力を制御するべく塔に幽閉されるように暮らすロシェレディア。10歳の時、大陸で一番大きな帝国アイデースから使節団が…

11

氷雪の王子と神の心臓 小説

尾上与一  yoco 

こちらの2人も好き(*´ω`*)

前作『花降る王子の婚礼2』で登場したリディルの兄カップルのお話、読んでみたいなぁ、と切に願っていたので、発売をそれはそれは楽しみにしてました(≧∇≦)

受け様は、魔法王国エウェストルムの第一王子であり大魔法使いのロシェレディア。
国のため、イル・ジャーナへ嫁ぐ第一王女として育てられていた。

攻め様は帝国アイデースの第五皇子イスハン。

使節団としてエウェストルムを訪れたイスハンは…

6

いたいけな弟子と魔導師さま 小説

水無月さらら  yoco 

真の主役はギスランでは?

イラストや挿絵も素敵ですね。
このお話の主人公はどちらかというとリシャールよりギスランなのでは?

リシャールはいたいけな健気で働き者で臆病でひたすらギスランを愛する美しい元王子です。ファンタジーにぴったりですね。

そのリシャールを拾った魔法使いのギスランがとっても複雑な内面を持っていて。
話の中で存在感がリシャールを食ってるというか。

男も女も聖獣も構わず睦み合ったり、家の中…

1
PAGE TOP