騎士と聖者の邪恋

kishi to seija no jaren

騎士と聖者の邪恋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神8
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

297

レビュー数
6
得点
53
評価数
14
平均
4 / 5
神率
57.1%
著者
宮緒葵 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
yoco 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784199010835

あらすじ

王都で音信不通になった幼なじみを探したい──。固い決意を胸に秘め、田舎から旅に出た青年ニカ。着いた早々出会ったのは、高い魔力と美貌を誇る司教のシルヴェストと、獣も一撃で倒せる騎士団長ザカリアスだ。地位も名誉も併せ持つ二人に、ニカは少しも興味を示さない。魔力すら無意識に排除する彼は、一体何者なのか…? 犬猿の仲の二人は、競って関心を惹こうと邸での滞在を提案して!?

表題作騎士と聖者の邪恋

シルヴェスト・カルデナス,司教
ニカ,幼馴染を探すために王都にやってきた青年,18歳

同時収録作品騎士と聖者の邪恋

ザカリアス・アルリエタ,王宮第二騎士団長,25歳
ニカ,18歳

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数6

執着が過ぎるけど、間違いない愛♡

宮緒先生の紡ぐ西洋ファンタジー、とっても面白くて、ドキドキハラハラで読ませて頂きました(*^^*)

大きな魔力を持つ国王が治める国、トラウィスカ。
受け様は、山奥で猟師の祖父ゼオと共に暮らしてきたニカ。
幼なじみで結婚の約束をしたティカを探しに向かった王都で、ニカは魅力的な人達と出会う。
あ、魅力的だと思ったのは私だけで、ニカにとってはきらきらしいとか強いっていうだけでしたけど(^_^;)

まずは攻め様その1、光の魔力持ちの司教、シルヴェスト。
攻め様その2、炎の魔力持ちの騎士、ザカリアス。

そもそも、ニカがとっても強くて人としても魅力的でした(*´∀`*)
無垢で純情、ティカへの信頼と純愛。
何かにつけ、ヒグマやら狼やら、山に住む動物に例える天然さもまたかわいい。

他国への侵略戦争を止めようとしない王や、王位を継ぐことしか考えてない王太子。
ニカの真実や、王位の行方とか、もう気になって気になって、夢中でページをめくりました。
残りこんだけなのに、大丈夫なの!?と本当にハラハラでした。

そして、2人の攻め様ですよ( ✧Д✧)
どちらも魅力的で、どちらも真実ニカを愛していて。
ニカの微笑みを向けられる相手に対して「首ごともいでやりたい」とか、いいねぇ、その独占欲(・∀・)

競争者であり、共闘者でもあるシルヴェストとザカリアスのバチバチが、めっちゃ萌えでした。
ニカと3人で愛し合う日々が終わる日がくるのか。
ニカはどちらを選ぶのか…。
それからの妄想が、たまらなく美味です(,,> <,,)♡

後書きも楽しかった。


イラストはyoco先生。
口絵が表裏共に素敵。

1

表紙

どっちが受けだ?と思っていた表紙。あー奥にもう一人いましたね…見てませんでした…ということで、地雷の方は回れ右なさってくださいませ。私はウェルカム、うきうき、かつ、お話として面白かったんですけど、二人してさっくり惚れちゃうもんですから、萌え上がりはやや減り、萌にしました。本編380頁弱+あとがき。

結婚を約束していた幼馴染のティラ(♀)が、街に働きに行って2年。音信不通になってしまったため、探しに街に行こうとしたところ、賊に襲われている貴族たちを助けることになります。現れた司教はキラキラキラなイケメン、光の魔術を操るようで…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
オクタビア(花街で力を持つ娼婦)、ゼオ(受けの祖父)、アベル、シモン(騎士)、攻めの異母兄、国王、王太子ぐらい?

++面白かったところ

攻め1(表紙右)
キラキラさらさら、絶対汗かかないよ、この方!って感じのクールイケメン。お願い、御髪を整えさせて…とひれ伏したいタイプの好みど真ん中さん。光の魔術使うのもイメージぴったり、あーカッコいい!!優しそうな風貌だけど、あれこれ計算なさる頭脳派なところもあるので、ポヤポヤさんではないです!良い♡

攻め2(表紙左)
こっちは武闘派、騎士団長。ヒトをまとめ上げるというか、たらしこむ系統の人。炎を操る。

予想外だったのが受け。健気ちゃんかと思っていたら、あらまあ、そっけない天然さん!あらゆる魔力に関してもそっけなく、スルー出来でしまいます。そこが予想外でした。強いんすよ。しなやかなヤマネコタイプとでも言えばよいのかな。

攻め受けともキャラとしては好きだしお話も面白かったんですけど、攻め二人が割合早めに受けを好きになってしまって、あれこれ構うようになったんです。そこが物足りなかったのかなあ…?せめて片方が受けのことをめちゃ警戒してたのに、あれ気づいたら落ちてたよ…等であればもっと盛り上がったかも。

もちろん3人であれこれなさってますのでとにかく3Pでありゃ何でもいいのよ大好物!という方でしたら、是非是非。個人的には、いずれかを選ぶ日なんて来なくて、最後まで3人仲良く!てのが良いでーす!

0

執着心も度を越えると…

作家様買い。
更に挿絵がyoco先生だなんて買わない理由がないです。

先生が書く攻めがとても好きなので
今回はどんな攻めなのかなーってとても楽しみだったのですが
いやぁ…最高でした…(*´∀`*)


結婚する約束をしていた、幼馴染のティラを探す旅に王都に向かうニカですが
そこからお話が一気に展開されていきます。
祖父のことや、王都に行くまでに出会ったシルヴェストとザカリアス。
それぞれの事情とニカへの感情がぶわーっと書かれていて
結構分厚い本だったのですが、お話にどんどん惹かれていって
ページをめくる手が止まりませんでした。


ネタバレなしで読んでほしいので、詳しくは書きませんがとても面白かったです。
面白いだけじゃなくてエッチの描写も魔力が絡んでおり
読んだことない内容も出てきてとても好きだなぁって思いました。
隘路を逆流するの…最高でした…!(*´∀`*)

一番気になっていたティラの行方は、最後まで読むと明らかになるのですが
明らかになった後のシルヴェストとザカリアスの行動が
ちょっと…なぁ…って思っちゃいました。
執着心からそうしたのはわかるんですけど
ニカの気持ちを一番に考えてあげて欲しかったです。

それ以外は二人はすごく頼れるし、いい男だと思います。
執着心も度を越えると…ってやつですね~。

今回も素敵なお話を読めてよかったです。

2

途中から急展開!?

ひぐまより強いかどうか。
なんでも森の動物や狩りに例えるニカ(笑)

長いお話でした。
ニカが幼馴染のティラを探しに王都へ向かい、出会う人出会う人の心を掴んで行くのは読んでて楽しかったです。
しかもとっても強くて!
それに真っ直ぐな性格で考え方が、田舎でほぼ人間関係ゼロな暮らしだったとは思えない。いったいゼオからどんな教育を受けたのかな?と思っていたら…。

ニカがとっても良い子で皆に好かれるのも微笑ましく。だけど騎士と聖者の執着は増すばかりで。
でもニカだからどうなるの?全然そんな雰囲気ないけど…と思ってたら!

やっぱり宮緒さんでした。
エロが濃い長いしつこい!そう来るか!
しかも攻めの執着と結託と競争心がニカをドロドロにして。

神様も意外と清らかじゃないし、騎士と聖者はニカをいかに囲い込むかで策を巡らすし。
宮緒さんのこういうお話を読むたびに毎回思うのですが、受けの人権!!本当にそれでニカが幸せならいいんですけど。

エロ描写をもう少し早めに切り上げて、最後の方までの物語をもっと読みたかったな。

2

珠玉の複数もの作品

はぁぁぁ〜…最高でした!!この作品の全部が、何もかもが好きです。
文庫本にしては多少厚みがありますが、なんてことはない。スルスルと読める面白さ、楽しさに包まれました。

ファンタジーらしくスケールも壮大。設定もいい、キャラもいい、ストーリーもいい、演出と構成もいい……「いい」尽しです。どれをとっても素晴らしく圧巻。
個々の素材と、それを調理し最高の作品を創り上げる宮緒先生のペンの魔力に酔いしれました。

表紙がこれまた素敵。絵が良いぃぃ…
イラストとストーリーのイメージ通りなこと!中世ヨーロッパチックな作品のイメージにぴったりです。
この世界観の大きなモチーフは中世ヨーロッパ辺りをイメージして頂ければ良いかと思います。


魔力の強い王が統治するトラウィスカ国。上層部は貴族で占められており、国は戦いに明け暮れていて秩序あるものではありません。そんな中、幼馴染の婚約者を探しに王都に向かう,猟師の孫のニカ。彼が王都で出会った騎士のザカリアスと司教のシルヴェスト……彼らとの出会いがニカの運命を大きく変えていきます。


話の始まりはニカの婚約者を探すこと。だけど、これがいつしか国内の内政問題にまで発展していきます。

「ニカ」という青年をぐるりと取り巻く人間たちの動きに注目しながら読んで下さい。
ニカは人たらしで、強くて前向きで…良いトコ挙げればキリがないです。出会う人たちはみんなニカを好きになる(ライクもラブも 笑)。真っ直ぐで純粋で芯の強いニカに、欲情の意味で惹かれたのがザカリアスとシルヴェストです。

そう。この作品は複数(3P)もの。
ニカとザカリアスとシルヴェストの3人のめくるめく愛が、それはもう濃厚です。
ザカリアスとシルヴェストの2人の執着ぶりは凄いですよー…。ニカを挟んで3人カップルの構図ではありますが、実は2人の間ではバッチバチ!俺が…いや俺の方が…のやりとりが結構あります。ニカが一方の手を取れば、もう一方は背後で嫉妬の炎でメラメラ。ニカへのどす黒い執着心と独占欲がえげつないけど、度を超えた嫉妬の応酬が面白くてたまりません。


婚約者の搜索から始まったニカの旅が、国全体を巻き込んだ大きな事件に発展していく流れはスゴイです!3人のラブも見応え抜群ですが、こっちも相当な作り込み。深くて濃密なストーリー展開は、驚きとため息しか出ませんでした。


ド執着2人に愛されるセックスシーンは、かなりの見応えある場面です。だってね、宮緒先生ですよ……濃厚にならないハズがない!\(//∇//)
圧倒的な3人プレイでした。
ザカリアスとシルヴェストのニカに対する抑えていた欲望が大爆発。それに加えて、ベッド上で嫉妬と執着のタイマンバトルも勃発。手加減を一切しない彼らの想いを1人で受け止めるニカは大変だ…。でもその健気な姿が非常に萌えるから困る♡


複数ものにありがちな、3人での恋愛均衡を3人が望むパターンが、この作品ではひと味違っていまして…私が最大に萌えたポイントでもあります。
ニカは2人が好きなんですが、ザカリアスとシルヴェストは3人仲良しこよし状態でいることには満足していないんですよね。そしてニカが、いつか誰か1人を選んだときをのことを考える2人のブラックな感情に、私の心臓はバクバクに悶え萌えましたぁぁ…

それが結びの部分。そのおかげで、作品の余韻がいつまでも頭に残り消えません。…最高でした。

5

キャラ良し、ストーリー良し、挿絵良し。

宮緒先生×yocoさん。
はい、最高。最高に決まってる。

という、期待を裏切らない萌え作品でした。
とにかく受けさんがカッコいい!
表紙に3人の男性の姿が描かれていますが、手前の二人が攻めさん、真ん中に描かれているのが受けさん、という3Pものです。複数攻めが苦手な方はちょっぴり注意が必要かな?





主人公は、小さな村で祖父と二人暮らしのニカ。
両親亡きあと孫を引き取り育ててくれた祖父・ゼオは、ニカの尊敬する人物だ。祖父が教えてくれたすべてを、ニカは忠実に守っている。

が、そんな祖父をおいて、ニカは王都へと旅立つことにした。
幼馴染で、結婚を約束したティラを探すために。1年後に帰ってくると言って王都に行ったティラ(女の子です)は、約束の期間を過ぎても帰ってこなかった。何かがあったに違いない、助けに行かなくては、そう思ったニカは、祖父から剣と弓、そしていくばくかの金銭を受け取り王都に向かうが―。

王都に向かう途中で、さまざまな出来事に巻き込まれながら出会ったのは司教のシルヴェストと騎士団長のザカリアス。二人はとある理由からニカに興味を示し…?

とストーリーは続きます。

宮緒さんと言ったら執着攻め、狂犬攻め。ってテッパンですが、今作品の攻めさんたちも執着攻めではあります。ありますが、そこだけにフォーカスした作品でもありません。

王族や貴族が持つ「魔力」。
ニカという男の子の潜在能力。
そこにニカの祖父のゼオの存在や、王都での権力争いなど、バックボーンは多岐にわたります。それらがきちんと絡み合い、意味がある。今作品はそこそこ厚みのある作品なのですが、その厚さに見合った内容の濃いストーリー展開をみせる作品です。

そこに、ニカに執着するシルヴェストとザカリアスの二人の男たちの存在が加わることで、もうどうなっていくのかとハラハラしっぱなし。最後どうなるのかページをめくる手が止められませんでした。

複数攻めあるあるだと思いますが、攻めさんたちのタイプが正反対なんですね。なので、お好みの攻めさんに出会えるんじゃないかと思います。紳士的で穏やかなシルヴェスト、武骨で男の色香に満ちたザカリアス。どっちも腹黒で、どっちも良い。

で。

攻めさんたちがカッコいいのはまあ当たり前。
今作品は、受けちゃんがカッコいいのです。
田舎で祖父と二人暮らしだったニカは純朴っていうのかな。人を疑うことを知らず性的にもまっさらさんで、でも祖父仕込みの剣捌きや弓の腕は一流。ティラを一途に想い探し続けるニカという青年は、まさに好青年です。

ニカを奪い合うスパダリさんたちに、そんな意図に全く気付かず純真なニカ。
そしてニカは単なるカワイ子ちゃんではなくカッコいい好青年。

もう最高か。

キャラは最高ですが、ストーリーも面白い。
二転三転するストーリー展開に、BL的な萌えだけではなく面白すぎてどうしようかと思いましたです、はい。

で、この素敵作品に挿絵を描かれているのがyocoさん。
ファンタジー要素たっぷりの今作品のイメージそのままに描かれた挿絵が、これまた素敵すぎて悶絶しました。

主要CPの3人はもちろんなのですが、ニカの祖父のゼオ。
やっば!
という、イケオジです。最高です。カッコいいです。
ゼオは、単なる田舎のおじさんではないだろうと。そう、早々に予想はつきます。つきますが、そうきたかー!という。ぜひとも手に取って読んでいただきたいです。

宮緒さんらしい狂犬はややなりを潜めていますが(でも執着攻めは健在)、それをはるかに凌ぐストーリー展開と魅力あふれるキャラにKOされました。

キャラ良し、ストーリー良し、挿絵良しの文句なしの神作品。
めちゃめちゃ萌える、そして面白い1冊でした。

7

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