total review:288379today:9
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
34/156(合計:1552件)
樋口美沙緒 yoco
虎侍
ネタバレ
前作で結ばれた二人がどうやって付き合っていくのか、楽しみでページを捲っていきましたが、なるほど今回はこういう話か……となりました。 内容は文句なしに面白かった。 でもそれはBLとしての面白さではなく、人がどうやって成長していくかということから目を離せないという意味での面白さだった。 スタンが過去のトラウマでどれほど傷ついているかもわかる。 桂人がどれだけ愛が深くて、優しいかもわかる…
片岡 yoco
kurinn
「いつかあなたに逢えたなら」「善き王子のための裏切りのフーガ」とこちらの作品で3冊目になり、前作から1年半あまりの新作でしたがこの作品が1番好きでした。 人気絵師さんばかりに挿絵を描いて貰っているので、とても期待されている作家さまなのだと思うのですが、今作でその実力を発揮していると思いました。 どちらかと言うと作風は決して明るくなくて、時には読むのが辛くなる描写が多々あります。なので木…
内容は言わずもがな神ですし、 今更触れるのもあれなのですが、 良かったものには良かったと言いたい。 そしてそれが作者様に少しでも伝われば嬉しい。 エド&礼の4冊をここ数日で再読しましたが 改めて、まずこのシリーズBLとしては言わずもがななのですが、英国やその他の国についての知識がとんでもなく深いと感じます。 これほどの知識を作品に落とし込んで違和感なく(と言っても日本から出…
あーちゃん2016
yoco先生おっかけで購入。多分忘れない一冊だなと思うのですが、このお話の世界が好きかと言われると絶対ヤダなので、萌2にしました。オメガの扱いが酷くても平気な方限定で、シリアス話が大好物な方にオススメです。本編280頁ほど+あとがき。 ベテラン演出家の企画公演に参加している舞台俳優の瑛理(えいり)。ある日本番直前に瑛理の舞台衣装が切られたと騒ぎになったのですが、その対応に当たったのは漣という…
定期的に読みたくなるシリーズ 何度読んでも最高でした… レイは相変わらず自分に自信がなくて健気すぎるなぁ… エドにはレイしかいないからもう少し自信持って… って初見の時は思ってましたが、 当然なんですけどこれは物語だから二人にスポットライト当てて描かれてて読者はエドにはレイしかいないのわかるけど、 レイからしたらまさか誰にとっても王様であるエドが自分なんかを選んでくれるわけがないっ…
釘宮つかさ yoco
茶々丸53
遊牧民のシリンは黄金の瞳を持つ者を花嫁に差し出すという約束により嫁がされる。ところが婚礼前夜に皇弟・玉瓏率いる朱国が攻めてくる。混乱の最中、毒矢で狙われた玉瓏をシリンが庇い、気づいた時には朱国の玉瓏の宮で‥というお話 嫁ぐ前夜のシリンの決意が悲壮で切ない。 朱国が攻めてきた時はハラハラしたけど、玉瓏との縁を繋いだのはシリンの正義と勇気だと思う。 玉瓏や甥の玉祥と交流を深め、信頼される…
尾上与一 yoco
とても面白かったです。 いろんなファンタジー要素を彷彿とさせる物語で読んでてわくわくしました。 リディルもグシオンもどっちも好きだったな。 ただもっとじっくり読みたかった。 最初の方は割とじっくりでなんならまだイル・ジャーナ着かないのかな…なんて思ったりはしたのですが、 ″ここ″というシーンの描写があっさりしすぎていてちょっと物足りなかったです。 一冊におさめるには正直いろんなこと…
なんでも食べる
施術によって記憶を選んで蓋をすることが出来るほどに医学が進んでいる現代に近しい世界観でのお話。 記憶に蓋をすることで、欠けた記憶の整合性を取るために気が狂うひとも多く出た為、人道的倫理的観点から見て取締の対象となっています。 蓋をすることが出来るということは、別のものを代わりに埋め込むことも可能で、これは更にもっと危険視されており、偽りの思想を植え付けられることで人格に問題が出ることもあり、過…
いるいる
タイトル・表紙・帯 どれもが切なさを予見させるようになっていますが、 読後にじっくり見返すと更に深みが増しました。 評価はものすごく迷います。 泣ける物語としては迷うことなく神一択。 前半の攻め視点で散らばった欠片が、 後半の受け視点ですべて繋がって全容が見えてくる。 これには、ただただ号泣でした。 この作品のオメガバースには独自の設定があります。 ・Ωは30歳前…
ポッチ
作家買い。 片岡さんの新刊はオメガバものです。 片岡さんは切ない系のお話を描かれる作家さまのイメージが個人的に強いのですが、さらに今作品はオメガバースものということもあるのでしょうか。そのイメージを損なうことのない、切なく、けれどん深い愛情お描いたお話でした。 その世界観をyocoさんが描いてくださっていて、もうもう…!と言葉にならないほどの切なさと、そして萌えに終始襲われながら読破…