藻とカレー
久々に攻め受け両方が40代以上のBLを読んだのですが、面白かったです。やはり、いい歳した男性の一筋縄ではいかない恋愛というのは、味わい深いですね。高校時代からずっと片想いしていた芝が、ようやく腹を決めて自分に向き合ってくれたのに、そんなに簡単に絆されては今までの我慢や努力は何だったのか分からないから、なかなか関係性を進展させる決断ができない時造に、もどかしく思いつつも共感もできて。25年もの片想…
柊平の大家族がとっても素敵でした。それとは逆に両親に恵まれなかったトモだけど、柊平の家族に我が子のように温かく受け入れられていて、血の繋がった家族以上に素晴らしい関係だなぁと。幼い頃から一緒で、今もほとんど同じ家で過ごすからこそ、そこに芽生えた特別な感情は言い辛いものだと思うけれど、2人の信頼関係、長年の付き合いの中で培ってきた太い絆は、ちょっとのアクシデントでは絶対崩れない、そんな絶大な安定感…