森原八鹿さんのレビュー一覧

両手いっぱいの恋 小説

安曇ひかる  森原八鹿 

当て馬となってしまった親友に気持ちが持っていかれた……

シングルファザー専用のシェアハウスを舞台にした作品でした。
(とはいってもシングルファザー同士ではなく、攻めは息子と住んでいて、受けは父親と住んでいる。)
シングルファザー専用シェアハウスものって初めて読んだかも。

出会った当時は受けが中学3年生ということもあり、結構な長期戦ものでしたね。
両片思いなのに誤解やすれ違いも多くて、くっつくまでに時間がかかりました。

二人の恋愛模様よ…

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冷酷な覇王の予期せぬ溺愛 小説

佐竹笙  森原八鹿 

焦れと萌えが交互に

作家様買いです。
帝国の若き皇帝と、その人質となった何も期待をされないまま育った他国の第二王子の組み合わせの今作。
ファンタジー作ですが、文章も話運びも本当にお上手なので混乱することもなく作品の世界観に入り込めるかなと思います。

人をあまり信用することが出来ず、愛を知らずに生きてきた若き皇帝・タールグ。
頭の回転が速く、冷静に物事を見聞きし判断をする…と、人々の上に立って一国を治める皇…

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虎王子に溺愛されて、子作りすることになりました。 小説

真崎ひかる  森原八鹿 

あっさり目な異世界作品

真崎ひかる先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのがとても楽しみでした。

仕事が無くなり住む場所も所持金も乏しい天涯孤独な望月だったが、偶然飲み飲んでしまった種の所為で異世界へと攫われてしまう。そして何故か虎王子の世継ぎとなる卵を産まなければならないようで…。
個人的、各項目5段階で
溺愛 2
虎 2
エロ 1
波瀾 1
な感じだと思います。

獣人達が国を統べる異世界物で…

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「冷酷な覇王の予期せぬ溺愛」電子特典SS『冷酷な覇王の甘い一日』 グッズ

タールグの幸せな日常




レオナへのプレゼントを考えるタールグに、レオナの欲しいものはタールグとの時間ということを聞き、嬉しく思います。
1日一緒にいたいということなので、仕事を前倒しにして休みをもぎ取る算段をします。
仕事を落ち着かせるまで忙しく一緒にいる時間がほとんどなくなって本末転倒になってしまいましたが、一緒に過ごせないことに寂しく思っていたレオナはタールグのお休みに大喜びするのでした。

最終…

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冷酷な覇王の予期せぬ溺愛 小説

佐竹笙  森原八鹿 

権力争いの中で翻弄される出来損ない王子


誰も信じられない孤独な王と愛すべきぼんくら王子


不可侵条約を結んだため、人質交換という形で嫁いでくる妹姫の代わりに隣国に送られることになったレオナ(受け)は国教が禁じている同性愛で公開裁判になった愚かな王子だと言われています。
幼い頃より愚かだと貶められていたレオナは多くの国を併合し近親者までも暗殺処刑してきた冷酷王タールグ(攻め)を見て恐れ慄きます。
対して、タールグはレオナが…

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拾い犬 小説

火崎勇  森原八鹿 

大人の甘々ストーリー

違法スレスレの金貸し鉄輪と、鉄輪が拾った男・志摩のお話。
全編通して仄暗い、じめじめした空気感だったのに、読み終わった第一の感想が「コイツら甘々やーん」だったという不思議。
何これ、火崎先生マジックなの?

志摩は、ミステリアスで陰のある男なんです。
バーテンダー姿が、色っぽいんです。
美味しいご飯を作ってくれるんです。
鉄輪が、気まぐれで拾ったはずの志摩に、徐々に惹かれていく描写が…

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冷酷な覇王の予期せぬ溺愛 小説

佐竹笙  森原八鹿 

意外に面白かった

表紙の絵の色合いも絵も、しゅみじゃないけど、セールだったので購入、
予想が外れて、おもしろい・・文章が大人です。


レオナ:24才。
男色を認めないユクステール国の第二王子。
文字の読み書きが苦手。(多分、ディスレクシア障害)
侍従とのキスがばれて、継承権を下げられネグレクト。
父王に見限られて、カリアプトに人質として出される。
植物の交配研究が趣味。持参したのは、砂糖ダイコン…

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新米シェフは、異世界で偏食王子に愛される 小説

墨谷佐和  森原八鹿 

異世界の食材で

ナルニア国物語風のBL版。面白かった。

荒川 桃太:23才 小柄で童顔の新米 シェフ 
6才年上の従兄弟、長谷川 怜のレストランで勤務中に、
厨房のドアから異世界へ移転

長谷川 怜:29才 華やかな美形でバイ、有名な凄腕シェフ。
『 プティ・シャンブル』を経営

アルフォンス・デ・ラ・ロラン(ヒース):オーク国王子 星読みの神子
偏食で、塩を振った肉と酒しか胃に入れない

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冷酷な覇王の予期せぬ溺愛 小説

佐竹笙  森原八鹿 

傲慢発 混乱経由 最終着地点溺愛

人は裏切る物と信じ生きる王ターグルの元へ人質として送られてきた王子レオナは文字も読めなかった。
互いが互いを生まれ変わらせ互いの存在で育っていく。
ひとでなしが愛に出会い人になるお話でした。
今作は混乱経由最終着地点溺愛。
受けちゃんはいわゆる現代日本の発達障害にあたる子なのかも知れませんが
何かができないってことがそこまで大事なことなのかとも思わされました。
何より愛を前に混乱する賢…

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パパは危険なお年頃 小説

吉田珠姫  森原八鹿 

可愛くて癒やされました

息子×息子とパパ×パパ。
吉田珠姫先生にしては珍しく?癒やされるピュアで可愛らしいお話でした。

ママが亡くなりパパと2人暮らしの幼稚園児の神威くん。同い年で最愛の来夢くんと家族になりたいがためにパパ同士を結婚させてしまおうと企み奮闘する話です。

吉田珠姫先生は作品の幅が広くて、とんでもないゲテモノばかり書いてるイメージだったのですが、本作のような可愛らしいほのぼの作品まであるのですね…

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