緒川千世さんのレビュー一覧

カーストヘヴン 7 コミック

緒川千世 

ここに来てめちゃくちゃ面白い!

はぁ〜面白かったです。 

前巻は胸糞悪いままで終わってしまってました。

私は前巻のレビューで江乃に対してザマァ展開を望んでも、カースト制度が無くならない限りは何か違うと書いていたのですが、新たな人物が重要な鍵を握るようで次巻が待ち遠しくて堪らなくなりました。

あれだけやらかしているんだから江乃には何らかの罰が下るべきだと思っているし、あの制度は白日の元に晒されて無くなるべきだと思…

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カーストヘヴン 1 コミック

緒川千世 

まずは試し読みがおすすめ

緒川先生の他作品は読んでいて好きな作品もあったので、試し読みしたもののそこまで心動かずにいた作品。
たまたま最新刊が出て既刊が割引されていたことと、自分的にいろいろなジャンルにも慣れてきたので購入。
2巻のあとがきで先生ご本人も「万人に愛されるような話ではない」とおっしゃているので、あらすじを確認後に試し読みをされることをおすすめします。

この作品はエロが絡むことで登場人物たちの理解しが…

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ラクダ使いと王子の夜 コミック

緒川千世 

いろんなお話が詰まっている

ほのぐらーいお話から、ほっこりする表題作までいろんなお話が詰まっています

表題作のラクダ〜の褐色イケメンのエッチがみたくて購入したんですが、こちらはエロなしでしたね、、。でも心温まるストーリーで、ちょっぴり泣きながら読みました

他のお話は行為もあるけど、それ以上に二人の関係性が薄暗いものが多い。兄弟とか、家族とか、、家族に至っては、父が学生時代に女性から性的いじめをされた時の子で、彼は…

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緒川千世ファンブック ーflowー コミック

緒川千世 

梓の体重に安心した(笑)

 まずは緒川千世先生、デビュー10周年本当におめでとうございます。すっきりした線のタッチが特に青春ものに合っていて、爽やかに汗が滴る少年や青年達の色気というものが魅力的な作家さんだと思っています。どの作品をとっても、キャラクター設定が素敵なんですよね。そんな先生がファンブックを出してくださったことに感謝です。

 中身はざっくり、前半がカラーイラスト集、後半の2分の1が企画もの、残りが描き下ろ…

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カーストヘヴン 7 コミック

緒川千世 

強い梓が帰ってきた!

 タイトルに書いた通り、私はこのシリーズ最大の醍醐味は受けである梓の強さだと思っているので、それが見れただけでもう大満足でした。校内にいる多数の男子生徒に狙われ、捕まったら輪姦という絶体絶命のピンチに陥りながらも、攻めの助けは借りずに自分の力で切り抜けてみせようとするところ、しかも自分より体力の劣る他人を庇いながら奔走するところ、捕まってしまった時も一切怯えや焦りを見せることなく毅然とした態度を崩…

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緒川千世ファンブック ーflowー コミック

緒川千世 

これも「ファンブック」なのかな?

かつて。他の作家さんの「ファンブック」なるものを買ったことがある。
その時は、それはそれで衝撃だった。
有名な作家さん達が実に自由に、その作家さんの代表作をパロディとしたり、勝手に番外編を描いていたり、寄せる気があるのか無いのか、キャラを創作してみたり。
その作品へのオマージュと、それを受け入れてしまえる作品と作家様に感嘆したものだ。
そうか、「ファンブック」とは。その作品、あるいはその作…

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カーストヘヴン 7 コミック

緒川千世 

疾走して行き着く先は。彼等の全てを見届けたい。

ダラダラと続く番外編。の様なものに、しばらく辟易していた。
3巻までの。あの胸を掻きむしられる様なヒリヒリ感が恋しい。
4巻からずっと。主流では無いキャラが増えて、別のカップルの話が続いて行く。
もう、いいよ。刈野と梓の話に戻して欲しい。ずっとそう願っていた。
周囲の思惑を超えて。物語は突然疾走し始める。

読み手側にはついぞバッレバレだったが、刈野は自分のキングという権力を使って、彼…

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カーストヘヴン 7 コミック

緒川千世 

遂にカリノが!

文化祭での出来事をキッカケにすれ違う二人

カリノはエノと連みはじめ、同時にクラスから浮くようになった。1年の留学から帰ってきた明るい男子生徒の存在が、より一層カリノの冷たさを際立たせる

ある日、エノと対峙するアズサ。アズサがエノに殴りかかったとき、そこにカリノが現れエノの代わりに殴られる。そしてアズサを殴り返し、エノを労る。アズサの中で、何かが壊れる。二人に背を向けて走り出す。カリノを…

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カーストヘヴン 6 コミック

緒川千世 

心がくるしい

セックスのときにキスをするようになったカリノ。打算ではなく、アズサに無意識に優しくするカリノ。そして、散々酷いことをされたにも関わらず、本人さえも気づいていないかもしれないその好意を、ストレートに感じることのできる、アズサ

二人の仲は確実に深まっているが、カーストゲームがそれを許さない。身分違いの二人は、たとえどんなに思い合っていても、一緒にはなれない(ことになっている)

そして、姿を…

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緒川千世ファンブック ーflowー コミック

緒川千世 

読み応えバツグン

作品は大好きなんですが、失礼ながら緒川千世先生自身についてはお姉さんも漫画家さんだというくらいしか知らなかったんです。

こちらのファンブックでの編集者さんとの対談で大まかな略歴とか知る事が出来て、先生自身にも興味が持てたし、あの時読んだのがそうだったのかと更に作品への思いも深まりました。

そして描き下ろし漫画「カーストヘヴン✖️誤算シリーズ ーflowー」にはクスッとなって、烏童兄に…

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