ヨネダコウさんのレビュー一覧

囀る鳥は羽ばたかない 1 コミック

ヨネダコウ 

名作たる理由

1年前とかそのくらいにシリーズまとめ買いしたにも関わらず、積んであった本作。
名作だという事と、主人公の名前くらいは知ってたんですが今日やっと1巻に手をつけました。

期待値はもちろんMAXで、でもハマれるかハマれないかは分かんないなぁ〜ってな気持ちだったんですが、1話読み終えるか読み終えないかのうちにはもうどっぷりと…。
流石に超超有名作だけはありました。

ドMバリネコの矢代もイイ…

6

NightS コミック

ヨネダコウ 

その余白にこそ色気は宿る

雨音、車の走り去る音、湾岸沿いの波の音。表題作『NightS』の登場人物たちの淡々とした静かな会話は、その場面ごとに聞こえてくる外からの音に紛れ込み溶け合って、曖昧のままに消えていってしまうかのようです。

素性も名前も定かではない、社会の陰の部分で生きる彼らが出会うのはいつも夜。
そんな数々の夜 - nights - に住まう彼らは決して多くを語りません。全てを言葉にして明るみに出してしま…

1

それでも、やさしい恋をする コミック

ヨネダコウ 

作品もヨネダコウさんも大好きです

何回も読み返しています。主人公が可愛かったり、かっこよかったり、情けなかったりと、一見クールなようで、とても人間味溢れる魅力的な人で惹かれます。実際にこういうカップルがいるんじゃないかなぁと現実的な感じがする、とてもよく出来てるストーリーで、続編があれば良いのにと思います。

2

囀る鳥は羽ばたかない 1 コミック

ヨネダコウ 

読んで苦しい、読み終えて苦しい

いつか二人には幸せになってほしいと切に願ってしまう作品です。

4

どうしても触れたくない コミック

ヨネダコウ 

一番最初に読んだBL

わたしの思い出の作品です。 これを読んでBLにハマりました。 ノンケを好きになる怖さ、好きになりたくない気持ち、ノンケへの劣等感。 いろんな感情を一人抱えて生きていた所に飄々と現れた上司。 二人の関係が愛しくてたまらない。 何度読んでも泣けます。

0

狼と狐の夜 小説

高遠琉加  ヨネダコウ 

昔消えた男

官能場面がほぼないサスペンス仕立て。
電子版には、説明がなかったけど挿絵が無い!(恨みと怒りを込めて、しゅみじゃない)

著者の好きな、今-過去と時系列パラダイムして進む構成で、複雑にしている。
単純な内容なのに読みにくくしているので、よほど時間が余っている時でなければ、楽しめない。
昭和の匂いがプンプンする、湿度を帯びた作品。
BLというより、人情を描く一般小説の要素濃厚。

舞…

0

聖夜 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  ヨネダコウ 

古さを感じさせない

作品自体は古いし、出てくるアイテムや事象も時代を感じます。
携帯が無いから公衆電話がよく出てきたり、就職難だったり、阪神淡路大震災だったり。

でもそれが気にならない作りになっていてさすが榎田さんだなと。
個人的には名前のない色が良かったかな。赤が認識しにくいという事象は想像すらできなくて、気にしないようにしていた、押さえ込んでいたものが水窪の才能の復活によって暴かれてしまったことが辛かっ…

1

どうしても触れたくない コミック

ヨネダコウ 

多くの読者に支持されている所以

気になっていた作品でした。セールのタイミングで購入してみましたが、神評価に納得。

読んだ感想としては、映画やドラマになりそうだな〜と。そしたら映画化になっていたんですね。BL歴の短い私としてはこの作品の凄さを知らず……ましてや今更レビューをあげるなんて良いのかな?なんて思う程にBLの名作でした。


明るいテイストの作品じゃないです。しっとりと胸にギュッとくる、切なさいっぱいです。不覚…

2

囀る鳥は羽ばたかない 7 コミック

ヨネダコウ 

4年間の断絶の重さをかみしめる!

 6巻から続きで読まずにいられませんでした。
 前巻から4年経った設定。登場人物たちの立場はかなり変わっていて、年月を感じます。
 読者として気になるのは、矢代と百目鬼の関係。前巻までの濃密なかかわりとは違う二人の関係に、「矢代も百目鬼も何を思ってるの?!」ともだえながら何度も読み返しました。二人にとってお互いが唯一の特別な存在で、求めあっていることは間違いないのに!! だからこそ、お互いが見…

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囀る鳥は羽ばたかない 6 コミック

ヨネダコウ 

混乱して、悲鳴を上げてしまう展開

 読者の予想を超える展開は、この巻でも健在です!
 抗争の行方にハラハラし、切ない展開に泣いたかと思えば、甘い言葉に胸がときめく。そして衝撃のエピソードの連続に、悲鳴を上げてしまいます。
 なんでこんなことするの⁉と、特に、矢代の行動に一喜一憂してしまいました。
 激しくなる抗争の中で、矢代のかっこよさが全開で、しびれます。半面、矢代の強さが人としての脆さの裏返しでもあるように感じて、切なく…

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