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ヨネダコウ
げげ
いつか二人には幸せになってほしいと切に願ってしまう作品です。
わたしの思い出の作品です。 これを読んでBLにハマりました。 ノンケを好きになる怖さ、好きになりたくない気持ち、ノンケへの劣等感。 いろんな感情を一人抱えて生きていた所に飄々と現れた上司。 二人の関係が愛しくてたまらない。 何度読んでも泣けます。
高遠琉加 ヨネダコウ
碧雲
ネタバレ
官能場面がほぼないサスペンス仕立て。 電子版には、説明がなかったけど挿絵が無い!(恨みと怒りを込めて、しゅみじゃない) 著者の好きな、今-過去と時系列パラダイムして進む構成で、複雑にしている。 単純な内容なのに読みにくくしているので、よほど時間が余っている時でなければ、楽しめない。 昭和の匂いがプンプンする、湿度を帯びた作品。 BLというより、人情を描く一般小説の要素濃厚。 舞…
榎田尤利 ヨネダコウ
H3PO4
作品自体は古いし、出てくるアイテムや事象も時代を感じます。 携帯が無いから公衆電話がよく出てきたり、就職難だったり、阪神淡路大震災だったり。 でもそれが気にならない作りになっていてさすが榎田さんだなと。 個人的には名前のない色が良かったかな。赤が認識しにくいという事象は想像すらできなくて、気にしないようにしていた、押さえ込んでいたものが水窪の才能の復活によって暴かれてしまったことが辛かっ…
ちろこ
気になっていた作品でした。セールのタイミングで購入してみましたが、神評価に納得。 読んだ感想としては、映画やドラマになりそうだな〜と。そしたら映画化になっていたんですね。BL歴の短い私としてはこの作品の凄さを知らず……ましてや今更レビューをあげるなんて良いのかな?なんて思う程にBLの名作でした。 明るいテイストの作品じゃないです。しっとりと胸にギュッとくる、切なさいっぱいです。不覚…
征矢かな
6巻から続きで読まずにいられませんでした。 前巻から4年経った設定。登場人物たちの立場はかなり変わっていて、年月を感じます。 読者として気になるのは、矢代と百目鬼の関係。前巻までの濃密なかかわりとは違う二人の関係に、「矢代も百目鬼も何を思ってるの?!」ともだえながら何度も読み返しました。二人にとってお互いが唯一の特別な存在で、求めあっていることは間違いないのに!! だからこそ、お互いが見…
読者の予想を超える展開は、この巻でも健在です! 抗争の行方にハラハラし、切ない展開に泣いたかと思えば、甘い言葉に胸がときめく。そして衝撃のエピソードの連続に、悲鳴を上げてしまいます。 なんでこんなことするの⁉と、特に、矢代の行動に一喜一憂してしまいました。 激しくなる抗争の中で、矢代のかっこよさが全開で、しびれます。半面、矢代の強さが人としての脆さの裏返しでもあるように感じて、切なく…
こんな展開今まで聞いたことがない!! BL好きの予想をはるかに超える圧巻のベットシーン。 ベットシーンだけで48ページ以上。 ほぼノーカットと思えるほどの長さ。 行為の過程が丹念に描かれているので、2人の絡み合い、影響しあう心情が、繊細に丁寧に切なく浮かび上がってきます。 何度も読み返して2人の心情を深く読み味わうのも良し、一読でショックに打ちのめされて先を急ぐのも良し!! …
タイトルは惹かれる。書店では表紙を見せておかれているから、有名そう。でも、キャッチコピーも表紙もそそられない。ヤクザものだし… と、手に取らなかった過去の自分をしかりつけたい!! とにかく、2巻までは読むべき!! 多くの人が勧めるだけに読む価値はあります! 新刊が発売され、新たな展開が明らかになるたびに、読み返すと新たな発見がある!こんな漫画はなかなかありません。 登場人物の…
どうしても触れたくないの小野田のお話です。 どちらかと言うと、私はこちらの方が好き。もちろんどうしても〜の読後なので余計にそう思うのですけど。 外川と嶋君を一番そばで見ていた小野田は嶋君の過去も、嶋と外川さんのことも知りつつ、嶋に惹かれてしまいます。でも、自制。けど、それがあったからこそ、出口の気持ちを真摯に受け止めようと出来たんじゃないかな。もし、嶋の件がなければ、いきなり男同士ってのに…