高月紅葉さんのレビュー一覧

刑事に口説きの純愛 小説

高月紅葉  小山田あみ 

(刑事さん…聞こえますか…あなたの脳内に直接

呼びかけています…田辺は貴方の事が大大大好きだから勘違い早めに切り上げて飛び込んでね…)
と言いたくなるほどこの続編の大輔、「〜邪恋」で大怪我をして守ってくれた田辺の言動と睦事をすっかり忘れて一人勝手にモヤモヤしまくってました。
ここまで世間体を重んじる(刑事だからね)頑なな受けは稀ですよね。それがちょっっとだけ甘さが出たり快楽に流されたり、「かわいい」と言われて締めつけちゃったり恥ずかしがる…

2

刑事に甘やかしの邪恋 小説

高月紅葉  小山田あみ 

陥落しない意地っ張りが最高

ブックパス読み放題で出てきたこちら、今まで出会わなかったのが不思議なくらい果てしなく最高でした〜〜
妻帯者ノンケが男の快楽に負けちゃうの好きには堪らなくて悶絶しまくりでした。しかも意地っ張りで全っ然堕ちないから攻めも益々頑張って責める、だから最高…(語彙力)

田辺の実況甘々言葉責めや、あんまりハードなものを大輔に押し付けない(フェは口先だけ)でそれでも大いに感じてるとことか、スパダリ風味…

3

溺れる淫情 ‐孤高なセレブの執愛‐ 小説

高月紅葉  石田惠美 

なんかね、懐かしい感じの

いつの時代のお話なのか、頭の中で何度も確認しながら読みましたよ。
なんかね、懐古的とでも言うか、部隊が1950年代とか1980年代とかなんじゃなかろうかと思ったりしたんですよね。
でもね、攻め様の柏木は『共同経営者の友人にIT会社と恋人を奪われ、現在は何もしていないセレブ』なんですよ……ITってことは50年代とか80年代ではないわよな。

なんでそんな風に思っちゃったか考えてみると、やっぱ…

3

淫心 -身代わりオメガは愛に濡れる- 小説

高月紅葉  笠井あゆみ 

オメガバース版大人のグリム童話のよう…

なかなかのボリューム感のあるお話です。読み応えはかなりあります。私は電子全然書籍で読んでいたんですが…まだまだ中盤なの⁈って思ってしまいました。ですが、話の内容がしっかりしているので飽きることなく読み進めることができました。言葉遣いがちょっと固い印象があるのですが、私はおとぎ話の感覚で読んでいたのでお話の雰囲気には合っていたように思います。

政治的な思惑から、隣国の王のもとに人質としてやって…

5

小鳥たちの巣 ―新米諜報員と寄宿舎の秘密― 小説

高月紅葉  九鳥ぽぽ 

サスペンスBL

犯人捜しのサスペンス。
伏線回収が一つ一つ仕込まれていて、終わりまで読まないと、結末が分からない。
想像と予想はつくけれど、引き込まれていく展開。
すごく面白かった。

ギムナジウムに潜入した諜報員のミランにとって、親が子供=雛を預ける「托卵場=小鳥の巣=学園を守る今回の任務は、採用試験でもあった。
大人の中で育てられた美貌の孤児;ミランは、大人達に守られて愛されて育った自覚がない。

0

溺れる淫情 ‐孤高なセレブの執愛‐ 小説

高月紅葉  石田惠美 

頽廃と官能

作者様の単発ものを楽しみにしています。今回は電子で購入。正直なところタイトルがあまり好みではなかったんですが、「ヤッてるブロマンス」を目指されたとのことで、メインカプの関係性には萌えるところがありました。タイトルやイラストを含めちょっと古き良きな印象があって、今作の意図したコンセプトなのかなと思いました。

とりあえず裏社会、女絡みが苦手な方にはおすすめしません。

本作の魅力は柏木と拝島…

5

淫心 -身代わりオメガは愛に濡れる- 小説

高月紅葉  笠井あゆみ 

タイトルにいい意味で裏切られました!

淫心というタイトルだし、王族・後宮モノだからどんなドロドロエロスが?!と思ったら、清らかエロスでした。
高月先生らしい男前な受け、ゼファが自分の世間知らずを必死に改善しよう・考えをめぐらせようと奮闘する姿もよかったし、恋愛要素も切なくて涙が滲みました。
攻めのエドラントがこれまたスパダリでかっこいいんですよ。ゼファのことを心から想う姿に惚れ惚れします。ラストはハッピーエンドでホッとしました。

3

溺れる淫情 ‐孤高なセレブの執愛‐ 小説

高月紅葉  石田惠美 

セレブ

紅葉先生の別作品が好きだったので購入。今回はカプがそんなに好みじゃなかったので中立にしました。本編320P超+本編1シーンを後から振り返っている後日談6P+あとがき+石田先生のあとがき。海沿いのセレブ生活がお好きな方、ダンスがお好きな方なんかには刺さるものがあるのかも。

手を出してはいけない女と懇ろになってしまった拝島。痛めつけられるのから逃げるため、走ってきたスポーツカーの前に飛び出します…

6

溺れる淫情 ‐孤高なセレブの執愛‐ 小説

高月紅葉  石田惠美 

んー

作家買い。
高月さんの描かれる受けさんて、みんなガッツがあるっていうのかな。精神的にタフな受けさんがいつもドストライクなのです。そして石田さんの描かれたこの美麗表紙にも心鷲掴みにされ、発売日を心待ちにしていました。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。







若干28歳の柏木はかつての仕事の株を売り払い大金を手にしたセレブ。
恵まれた精悍で美しい美貌と体格で、美…

9

続々・仁義なき嫁5 ~雪華編~ 小説

高月紅葉  ユリ 

新生佐和紀誕生!

すごく良かった。
木下と直登に出会ってから、ずっとモヤモヤとした想いを抱えていた佐和紀が蝶に脱皮した瞬間だと思う。
卵だったのが、周平と出会い幼虫になって知識を栄養として成長し関西に行ってからはサナギとなり、姿を隠して身のうちのものを整理して、そして周平の助けを少し借りて、蝶になった感じ。
でも、まだまだ美しく成長するんだろうなぁ。
蝶だと思ってたら、鳥になり朱雀とか鳳凰とかになってそう。…

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