刑事に一途なメランコリック

keiji ni ichizu na melancholic

刑事に一途なメランコリック
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
48
評価数
10
平均
4.8 / 5
神率
90%
著者
高月紅葉 

作家さんの新作発表
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イラスト
黒埜ねじ 
媒体
小説
出版社
シーラボ
レーベル
ラルーナ文庫オリジナル
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

県警の組織犯罪対策課いわゆるマル暴の刑事、三宅大輔は、情報源である大滝組のインテリヤクザ、田辺恂二と長年にわたって肉体関係を続けてきた。三年前に妻とも離婚。すっかりふたりの仲は成熟し、いまでは非番の夜は田辺のマンションに泊まるまでになっている。だが、追う者と追われる者――こんな危険な関係がいつまでも続けられるわけがない。そんな折、組対では大滝組周辺の新たな薬物ルートを探る捜査が始まった。以前からふたりの関係に気づいていて大輔の退職を危惧する上司の西島は、彼と別れて欲しいと田辺に直談判するという荒業に。一方の田辺も、大輔との今後を見据えるためにヤクザからの足抜けを模索していた。ふたりでずっといたいのなら、『ふたりのためのひとつの答え』が必要だ。ヤクザと刑事。最悪な出会いから始まったふたりの関係が、いよいよ『答え』に向けて動き始める…。

刑事に一途なメランコリック 92ページ

表題作刑事に一途なメランコリック

田辺恂二、情報源であるインテリヤクザ
三宅大輔、マル暴の刑事

レビュー投稿数1

一番可愛い刑事だよ・・・

「恋は誰かに認められて喜ぶものじゃない。祝福があれば、永遠に続くものでもないだろう」

刑事シリーズ既刊4冊に夢中になり続きが待ち切れずこちらを読みました。今までの刑事シリーズで一番文章が好きで引き込まれました‼︎
台詞との混合になりますが、
“強がってるけど、弱くもない。けれど、強くもない。”
こんな相反する絶妙な言葉大好きです。

今回、恋心的に抜き差しならないのにこのままでは一緒に居られない状態の二人が、お互いに黙ってカタをつけようとします。正にロミジュリなんですが、そこに大輔の先輩西島が今更どうにか仲を終わらせようと、めちゃめちゃ止めに入ります。
そして大輔に、男に戻って欲しいと居酒屋の後風俗へ連れて行き、ブチブチにブチ切れられる(そらそうよ)。
そして河喜田さんの登場。彼はなんて良い(そして使い勝手の良い)キャラなんでしょう。台詞も面白いし、主人公を助けておいて風のように去る変態で最高です。

その後の大輔は田辺がノックダウンするほど(毎度してるけど)可愛くて悶絶でした。珈琲淹れるのも甘えててかわいい。
BLは普段男らしい男性が見せる可愛さや、同性との恋愛による葛藤と行動が魅力の一つですが、それを凝縮させたような人物ですよね。

1

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