小中大豆さんのレビュー一覧

「行き倒れの黒狼拾いました」コミコミスタジオ特典書き下ろしSSペーパー「クロのお仕事」 グッズ

忠犬クロ

本編後日談。忘れないかと言われると自信ないんですけど、ふふっと笑える小編大好きなので萌2にしました。クロ可愛いんだもの。

++

何が可愛いって、夢路に誘われると結局我慢できずに、なだれ込んじゃってるところが可愛い。「心頭滅却、心頭滅却」とか唱えてるんだけど、夢路には全く歯がたってないじゃん。「一緒に入って」とオロス語でささやかれたらイチコロ。

修行足りないな、クロ。とは思うものの…

3

行き倒れの黒狼拾いました 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

妖怪?商売神?

小中先生だし麻々原先生なのでマストバイ。意地っ張りな印象の江戸っ子受けが好きだし、黒狼はしっぽブンブンわんこで良いのですが、忘れない自信がなかったので萌2に近い萌にしました。雑誌掲載分200Pほど+クロの母国編150P超+あとがき。

芝居を観に行くと役者より注目を浴びるので嫌な顔をされるぐらい美貌の夢路。三十路を過ぎ情夫にフラれるようになってきたある日、無銭飲食を疑われた獣人の男を助けて家に…

3

「行き倒れの黒狼拾いました」コミコミスタジオ特典書き下ろしSSペーパー「クロのお仕事」 グッズ

働き者のクロのある日について

本品は『行き倒れの黒狼拾いました』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

続編後、クロの1日を描いたお話です。

クロは毎朝、
東の空が白み始める頃に自然に目を覚まします。

隣の夢路はまだ眠っていて
しばらくその寝顔を飽かずに眺めるのが
クロの秘かな日課です。

昨晩は晩酌をした後に
夢路にオロス事帝国語の指南をしました。

夢路は先日、オロスに出向いた際に
言…

3

行き倒れの黒狼拾いました 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

袖振り合うも他生の縁

今回はオロス国からきた狼獣人と大店の若大御所のお話です。

2人の出会いから恋人になるまでと
2人が買い付けでオロス国を訪れる続編を収録。

受様は商家の長男として生まれます。

黒乃屋はもとは裏店の小間物屋でしたが
受様の詳細で手広く呉服その他も扱うようになります。
受様は自らも広告塔として新たな販路を広げ
今や日本橋大通りに店を構える大店になります。

両親が早々に隠居…

5

嘘つきは親子のはじまり 小説

小中大豆  東野海 

ストーリーは面白いのに…

サラッと再読。読み返したらところどころ思い出してきたシーンがありました。

主人公の真は、クズな母親に金蔓にされて常に働き通し。夜はゲイが集まるバーでバイトして、他にも別のバイトをかけ持ちしています。セフレの直人と同棲していましたが恋人ができたと部屋を出ていかれてしまい、折半していた家賃が気にかかってしょうがない。

ある夜、お店の仲間内で「殿下」と呼んでいる紳士で魅力的な男性客が来店し、…

0

嘘つきは親子のはじまり 小説

小中大豆  東野海 

オヤジ萌?

オヤジ…とは言え、まったくもってオヤジ臭がしません!
お金持ちの40代ですが、イラスト含め、物語での言動も年齢を感じさせてません。まぁ、そういう設定なんですけどね。じゃぁオヤジである必要性はあったのか?と思ったり。

でも、お話は王道ラブストーリー。
嘘をついて攻めに近づくんですが、とっくに見破られてて、でも攻めは受けを好きで最後はラブラブへの道をまっしぐら。
ストレスを感じず、最後まで…

0

行き倒れの黒狼拾いました 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

最高の拾いもの

大陸から移り住んだ獣人がいる、江戸の街の世界。
夢路は日本橋の大店「黒乃屋」の若大御所。商才があり店を大きくした後は弟夫婦に任せ、気ままに過ごしています。
そんな夢路が、情夫にフラれ陰鬱な気分でいる時に出会った狼獣人のクロ。
クロへの興味と楽しい事が始まる予感がした夢路が、ボロボロのクロを拾い側に置いてから始まる恋のお話でした。

辛い過去を持つ獣人クロは若くて精悍な男前です。
夢路は…

6

行き倒れの黒狼拾いました 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

夢路、どうしちゃったの

大ボリューム!読み応えありました。
ひとつの作品なんですが2部構成。感覚的には1巻・2巻って感じですかね。お値段そのままで2冊分読んだようなお得感と満足感でした。

舞台は、「黒狼は徒花を恋い慕う」が江戸。
「おおかみ国旅譚」がオロス国です。
獣人と人間の住まう世界でのお話になります。


「黒狼は徒花は恋い慕う」
夢路とクロの2人の出会いから恋人になるまで。

みすぼらしい…

7

行き倒れの黒狼拾いました 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

エロ良し、キャラ良し、ストーリー良しの神作品。

作家買い。
小中さんの新刊はなんちゃってジパング、っていうのかな。なんちゃってお江戸?が舞台のお話。日本の江戸時代がバックボーンにありますが、獣人とか架空の国も登場するちょっとファンタジー色の強いお話でした。






主人公は日本橋になる老舗の大店・黒乃屋の若旦那、夢路。
32歳にして美しい美貌を誇り、商才もある彼だが、最近彼は同じ男に二度、振られてしまう。二度、というのは、…

13

指先がすれ違う 小説

小中大豆  陵クミコ 

初めて読みました

双方がサラリーマンで実はゲイ同士。お互いに相手がノンケだと思っていたり当て馬君に嫉妬したり、と面白かったです。

仕事がメインってわけでもなく、単に「すれ違い」が高じて絡まっていっちゃうモダモダが描かれます。読みながら「あーーーっ、ー何でそうなる」「そこで本心言っちゃいなよ〜」とか独りごちてました。
受けの小塚が鬱陶しいほど女々しかったりするんで、ちょっと辟易する部分もありましたが、攻めの溝…

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