兼守美行さんのレビュー一覧

雪融けのオークショニア 小説

寺崎昴  兼守美行 

あんまり…

寺崎昴先生の「ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~」とか「アゲインスト ~犬嫌いは黒柴社長と恋に落ちるか~」が好きなので、初めてのモフモフ以外のお話を楽しみにしていました。

ただですね、攻めの誉也以外とのセックスシーンより、ビジネスでの取引き相手である的場とのセックスシーンが多かったのには閉口してしまいました。

いえね、別に良いんですよ!瑞生が仕事を頑張って行く上で必要だったんだし、…

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「雪融けのオークショニア」コミコミ特典SS小冊子「レスト・イン・ピース」 グッズ

過去ではなく未来に向かって

本品は『雪融けのオークショニア』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、瑞生が父の墓参りに行くお話です。

瑞生は父の命日に久しぶりに実家に立ち寄り
母と共に父の墓前に花を供えてきました。

誉也との出会いで父に対する拒絶感はなくなったと思ったし
尊敬もできるようになったはずでしたが

父と語り合うことなく過ごしてしまったたためか
父を思い出すたびに実際にはまだ蟠りを抱えている…

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雪融けのオークショニア 小説

寺崎昴  兼守美行 

新たな道を示してくれた貴方と共に

今回は貴重な美術品所有者の孫と
オークション会社の日本支部長補佐のお話です。 

攻様の祖父の美術品の売買仲介を望む受様が
攻様との付き合いから新たな生き方を見出すまでと
恋人になった2人の続編短編を収録。

受様は海外資本のオークション会社の日本支部にて
日本美術のスペシャリストをしています。

受様の亡き父は日本美術史界の権威で
受様は幼い時から美術の英才教育を施されます…

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「雪融けのオークショニア」コミコミ特典SS小冊子「レスト・イン・ピース」 グッズ

故人を想う

本編後日談で、父のことを思い出しながら誉也と過ごすお話でした。まあ受けのお父さんがトリガーみたいなもんだし、こういう話になるのは、うん納得という感じです。

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父の命日ということで墓参りをした攻め受け。まだ蟠りを感じているんだけど、誉也と話しているうちに、こんなものか・・と折り合いがつくようになって・・・といった感じのお話でした。

こういうお話を読むと、やっぱり一人より、心を通…

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雪融けのオークショニア 小説

寺崎昴  兼守美行 

応挙!

兼守先生おっかけで購入。お仕事話も面白かったし、恋心も好きな方だったので、萌よりですが萌2にしました。美術品話が良いのです♡お仕事話、美術品話が気になる方でしたらオススメです!本編230頁+後日談14頁+あとがき。(あー受けが攻め以外とも…なので、地雷な方はお気をつけください)

父が日本美術史界の権威だったため、幼い頃から日本美術のありとあらゆる知識を叩き込まれ、オークション会社に勤める瑞生…

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僕の恋人はいつか誰かのものになる 小説

きたざわ尋子  兼守美行 

これはもう共依存


年上スパダリヤンデレ×ド鈍感

幼い頃から囲っておいて、堕ちるのをただ優しく傍で見守る腹黒攻め。
もちろん害虫駆除も忘れずに、大人の財力で同棲して甘やかす。
外になんて出てほしくないと願う姿は、もうヤンデレ攻めといってもいいと思います。

そんな罠に気づかず、ぽやんぽやんしている天然受け。
友人も呆れるくらいの鈍感さ。

攻めが思わず監禁しても「それでもあなたがしたいなら、い…

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雪融けのオークショニア 小説

寺崎昴  兼守美行 

自立した受を救済するお話

日本美術のオークショニア(木槌をカンカン!と叩く人)瑞生と、貴重な作品を所持する老人の孫・誉也 

瑞生は、父から芸術についてを幼い頃厳しく教えられ、それがトラウマのようになり芸術から気持ちが遠ざかっていた。しかし、父の死がきっかけで芸術に対する審美眼と知識を武器にその道のプロとなったが、過去を思い出す度にトラウマが蘇っていた。情報屋の的場と寝る事と引き換えに得た情報の一つとして貴重な作品を持…

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不器用なトライアド 小説

押川遥  兼守美行 

複数の視点で綴られる心理描写

めちゃくちゃ良かった!攻め二人で3Pアリの三角関係ものという地雷要素満載で、万人にオススメできる作品ではないが、複数の視点で綴られる心理描写に読み応えがあった。

ストーリーはシンプルで、気持ちの揺れ動きに重点が置かれている。そこにエロが絡んでいるのも良い。特に攻め同士がお互いをどう評価しているのか、“攻め視点から見る攻め”の描写が好きだった。

受けの忍は一応主人公なのかな。三年も片思い…

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勇者パーティーを追放、引退、そして若返った二度目の人生でも、やっぱり貴方の傍にいる 小説

薄影メガネ  兼守美行 

表紙に惹かれて

気になってた作品でしたがようやく電子で購入したので読んでみました。
WEBで大人気と帯にありますが本当なのでしょうか?
初読み作家さまで他の作品は存じ上げないので、こちらの作品の出来については比べる事は出来ませんでした。

嫌な予感が当たった感じで、頭の中にある事を全部書き出したって感じの内容でした。冒頭の辺りは文体のスタイルが決まっておらず余計な言葉が入ってて、なかなか頭に入って来ず読み…

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獅子帝の宦官長 寵愛の嵐に攫われて 小説

ごいち  兼守美行 

身分違いの恋

皇帝ラシッドと奴隷宦官長イルハリム、身分違いの恋が切なく甘くて良かったです。
きっかけは側女の失態のお仕置きとしてラシッドがイルハリムを抱いた事。最初は肉欲なのかと思いきや、癒しであり支えとなって惹かれ合う2人にきゅんとする。
勿論後宮ならではのドロドロがあったり、過去も絡んで一筋縄ではいかない。それでも求め合う2人に感動しました。身分にも翻弄されるけど、それを乗り越えていく2人に拍手。
読…

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