葛西リカコさんのレビュー一覧

心を半分残したままでいる(1) 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

続きが気になりすぎて

こちら、3巻まであるんですよね。
今1巻を読み終わったところですが、今晩、眠れそうにありません。寝落ちするまで続きを読んじゃいそうです…

ちょっとした衝撃で記憶喪失を繰り返してしまう真文。自身が日記に過去残していた恋人「M」を探し出そうと奮闘します。そんな彼を取り巻く2人の男性との三角関係ストーリーに、文字通りハラハラドキドキし、切なさに少し涙ぐみました。

著者の砂原先生があとがきで…

0

人喰い鬼は色に狂う 小説

沙野風結子  葛西リカコ 

平安時代シリアスBL~~~~!!!

沙野風結子先生,初読みです。
社長とか王族とか上流階級系好きなので,純和風上流階級ということで読んでみました。化け物・陰陽術アリというファンタジー要素がちょっと不安でしたが、ぜーんぜん大丈夫でしたね、むしろめちゃくちゃよかった!!!!


物の怪が蔓延る平安時代の都で,陰陽師として働く受け様・桔晶とその部下(幼馴染で同い年)の攻め様・征景のお話です。
物の怪がただの化け物ならまだやりやす…

2

愛しの腹黒弁護士 小説

ゆりの菜櫻  葛西リカコ 

なりふりかまってないわ~(^_^;)

スピンオフになるこちら。
前作を読んでなくても大丈夫で楽しめました。

受け様は弁護士の桐生。
攻め様は桐生の憧れの先輩弁護士である長谷川。

弁護士の交流会で、酔っぱらった長谷川を自宅に送ったら、長谷川の息子が友人の男性とセックスの真っ最中。
親子喧嘩を仲裁し、桐生は動揺する長谷川とホテルへ。

バイである桐生は弱ってる長谷川慰めて、いただこうとしたら、美味しく頂かれてしまう。…

0

地獄の果てまで追いかける 小説

宮緒葵  葛西リカコ 

執着が行き着く果て…

宮緒葵先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
執着 4
エロ 3
女 3
女装 2
な感じだと思います。

女装ホストクラブオーナーの呉葉さん×女性恐怖症の祐一さんのカプです。
執着女装攻めによる作品ですが、呉葉さんは所謂オネエというのではありません。女装姿の牡丹の時は女性的な口調で丁寧に喋りますが、素の的は普通に男性口調で…

0

地獄の果てまで追いかける 小説

宮緒葵  葛西リカコ 

狂気のヤンデレ攻め

宮緒先生安定の、ヤンデレ執着、そして今回は女装攻め。

先生があとがきで「…(中略)受けをどこまでもどこまでも追いかけてくれたら最高です。」と書かれているとおり、本当にどこまでもどこまでも追いかけてきます(笑)タイトル通り。

総務の女性と曲がり角でぶつかったぐらいで、「他の女の匂いがする…」と嗅ぎ付けちゃうんですよ(犬か!!)……恐怖でしかないです。

スカートを履いた牡丹に、祐一が…

0

淫竜婚姻譚 ~蜜蘭は乱れ咲く~ 小説

鳥谷しず  葛西リカコ 

とんだ淫竜ですわね(≧∀≦)

中華ファンタジー。
漢字が多くて一瞬ウッとなりますけど、ルビが多めにふってあるしで、楽しくスムーズに読めました(* 'ᵕ' )

人間と竜人が交わって生きている世界。
受け様は、その中で下に見られている人間の雪蘭。
子供の頃に助けられた竜人の紫薇の願いで、密偵の為に将軍の家に入ることに。
この将軍、星樹こそがこの度の攻め様。
人間と竜人の混血という事で苦労してきた…

0

裸のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

闘牛も愛も!!

闘牛の熱狂!緊迫感!!
健気で苦しい恋路、闘牛士の誇りと師弟愛に高まる震える~

シリーズ3作品め、と知らずにこちらから読んでしまったけど問題なく世界に入り込め刹那的情緒的すさまじい熱量に打ちのめされました!

英雄レジェスの傲慢さに翻弄されていたのに、
記憶をなくし、真摯に付き従う優しさに苦しむ…
記憶喪失ものの葛藤と闘牛スタイルの葛藤が相乗効果で胸にくる!!

レジェスを再び…

3

愛のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

ヒリヒリ!!

破滅的な闘牛士×臆病儚げ神父

神父が嫌い×闘牛が嫌いなことを隠して体の関係を…
すれ違い、考え方の違い、お互いの生と性のトラウマ、
死にたがりな2人がヒリヒリ変わってくの良い。

死を看取れって重い!!!(スキ)

2人とも抱えてるものが拗れてて、それゆえなのか皮肉っぽい態度で、
駆け引きめいてるとこにドキドキしました。
ずっと体だけで気持ちを抑えていた分、
ひまわり畑での…

3

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

自分の居場所。

「夜明けには優しいキスを」のスピンオフになるこちら。
DV攻め様だった弘明がこちらでは受け様となります。
攻め様は、街のパン屋さんのオーナーの阿木。

阿木のパン屋で働くことになった弘明ですが。
警戒心の塊で口下手で愛想なしの弘明に対して、気にすることなく接する阿木。
距離の取り方が上手い人だなぁ。
パン職人の知世も息子の里央もいい人たちで。
みんな何かしら抱えているけど、だからこ…

1

心を半分残したままでいる(3) 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

ちょっと泣けた

感想なのでネタバレしています
未読の方はもったいないので、このレビューは読まずにどうぞ

真文の夢の描写で思いがけず泣いてしまった
思い出す部分に障害が起きているって、そう言えば言っていたもんね
記憶自体はあるんだ
お母さん、よそのお子さん巻き込んで大変な事故起こして本当危なかった、似たような人に会うこともなかっただろうし、理解されてるって思うことのない育児期間の末に亡くなって本当気の…

0
PAGE TOP