吉田ゆうこさんのレビュー一覧

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30人の先生の番外編

30人の先生方が小説、コミック書いてくださってますうち、凪良先生と宮緒先生の番外編読みたさに入手。期待通りの面白さでしたので神にしました。はっちゃけ番外編もしんみり番外編も大好きです! 以下その2編についてのみコメント。

1.蟹の宿 凪良ゆう先生 「お菓子の家・・」番外編
  二人で旅行に行くお話。ほんとそれだけなんですけど、そこにエロおやじ
  丸出しの阿木と、不愛想で暗くて顔がこわい…

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ミックス コミック

吉田ゆうこ 

いびつだけど優しい恋愛の形

大学生の3人がゲイビを見た流れで3Pするというあらすじを聞いただけでワクワクするお話!
でも、3人それぞれに好きな人がいるという危うさ。
どうなってしまうのか、ページを捲る手が止まりませんでした……!

元々幼馴染の玉井と小川、小川は玉井に片想いしていて、そこに大学で知り合った宮島が加わり、三角関係になる……という歪さ。
宮島の善良さにちょっとホッとする、宮島がいなかったら絶対成立してい…

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やっぱり好きになれない。

本編のレビューでも書きましたが、やはり宮島を好きになれませんでした。

一緒にいる事を選んだ3人でしたが、やっぱり1人だけ宮島が異物のように感じてしまいました。

夢の話ですが今だに文春に理想を見ている様な宮島が好きになれませんでした。
宮島が文春のどこを好きなのかが分からないし、そんな宮島を好きな草介も理解出来ません。

「ミックス」はトライアングルラブだから読者を選ぶ作品だとは分…

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ミックス コミック

吉田ゆうこ 

読み終わって

吉田先生テイストのお話でしたが、今回はごめんなさいって感じです。

帯に書かれていた健全純情男子の宮島が、気持ち悪くてどこが健全?って思ってしまったからです。

あれだけ文春を好きだと言ってたのに、草介に誘われて簡単に部屋に行って関係を持つし、文春が返した草介の部屋の鍵を直ぐ貰ったりと理解出来ませんでした。臆病から来るその狡さを草介は見抜いていて、宮島を絡めとって行くんですよ。

逆に…

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ミックス コミック

吉田ゆうこ 

静かにミックスされていく

読みながら、なんだこれは?となっていく。
この独特の読後感は吉田ゆうこ先生にしか出せないなと思います。

宮島・小川・玉井。仲が良い大学生3人。
あることをきっかけに、お互いの好きな人を指差すことになるけれど、それぞれ同じ方向を向かない見事なトライアングルを描いてしまうことになる。

なんというのですかね、一言で言うのなら、ものすごく複雑で歪な関係を描いたお話。
でも、単純に歪みきっ…

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ミックス コミック

吉田ゆうこ 

混ざり合って一つになる

吉田先生の切ない絵に切ないストーリーが見事にハマっています。
インモラルなのに、それを感じさせないくらい美しかったです。

攻め、受け、リバのトライアングル。
ちゃんと1対1対1の関係だったので、そこがすごく良かった。

大学生の3人がゲイビを見た流れで3Pするのですが、3人それぞれに好きな人がいます。
しかし、その想いは完全に一方通行で……と、いうお話。

元々幼馴染の玉井と小…

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ミックス コミック

吉田ゆうこ 

複雑

軽い話かと思いきやめちゃくちゃ重かったです。
3人の関係が複雑すぎてどうしたら幸せになれるの??と考えながら読んでました。
吉田ゆうこ先生の他の作品も読んだことがあるのですが、複雑で沈む感じなのに最後には心温まるというか色々あったけど前向きに生きていこうみたいに終わるのがいいなというか、難しくて暗い話は好きではないのにクセになるなと思いました。
ただ、今回の作品は読んでいて常に誰かが傷ついて…

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ミックス コミック

吉田ゆうこ 

痛くって、切なくって、でも温かい。

作家買い。

吉田作品は、その可愛らしい絵柄と相反するように、腹黒さんだったり、ドシリアスな作品が多いイメージがありますが、今作品もそのイメージを損なうことの無いシリアスな作品です。甘々で、優しいストーリーを好まれる方には若干ハードルが高い作品かと思われます。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。







表紙に三人の男の子のイラストが描かれているところからも推測…

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いけない子 コミック

吉田ゆうこ 

一緒に月を見たい人


吉田ゆうこさんの作品ってヒリつくような痛みが、ゆっくり「かさぶた」になる治癒の過程を描いているようなイメージで読んでいます。
今作も分厚めの1冊の中に、ツラさと同居している登場人物たちが自分の気持ちを確信して自立するような感じでした。

ひとりの俳優「斎藤天馬」の死から話は始まります。
ただ、最後まで生身の天馬はでてこない。
思い出としての場面すらなく、幹や椿が語る姿で浮き彫りにされ…

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いけない子 コミック

吉田ゆうこ 

深読みで良くなるであろう作品

キャラクターの表情の動きが少なく、淡々と進んでいきます。
物語の緩急も緩やかで、そこが先生の作品の味なのだと思いますが余りにも穏やか過ぎて。

俳優だった故人の恋人と、故人のマネージャーが今回のメインカプです。
故人にそっくりの俳優さんも出てきますが、余り役割を果たしているとは思えません。
最後の方の台詞を言うためだけに呼ばれたのでしょうか。

私の読解力ではよくわからないな、という…

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