海野幸さんのレビュー一覧

ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

仕事も恋も!!

影では認めあってるのに拗れに拗れてぶつかってしまう。
こんな2人でどうやってラブに発展してくの!?ってくらい関わり無く、関わったら関わったで険悪!?
加納の頼りにされたいのに上手くいかないジレンマが苦しい!!

そんな時に周りとも大狼とも上手くやってる並行世界へ飛ばされる。
そこで何が足りなかったのかどうしたいのか仕事も恋も真面目にもがくの胸にきました。

加納の気持ちを汲んで 素っ…

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リーマン二人で異世界探索 小説

海野幸  石田惠美 

攻め度量に尽きる作品

毎月コミコミさんで予約して購入しているのですが、こちらの作品は買う予定では無かったんですよね。

でもツイートに流れて来た石田惠美先生のカバーイラストにギュンと心を掴まれて、慌ててAmazonでポチッてました。www

RPGなんてかなり前にやったきりなので、懐かしいと思いながら読んでいました。
例えゲームをされない方でも隼人もそうなので、作中で遠野が説明してくれてるので分かりやすくなっ…

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リーマン二人で異世界探索 小説

海野幸  石田惠美 

遠野の人間力と隼人の生真面目さで!

遠野の明るさ大らかさ心の広さ気遣いにあっぱれ!

ゲームに異世界トリップ物です。自分が今まで読んできたのと違うのは、トリップした本人遠野がこのゲームが青春で攻略しつくし、かつラノベなどでよくあるゲームに異世界トリップだ!と、異世界トリップあるあるをすぐ自覚するところですかね。
当然ゲームの世界の道具や設定も知り尽くしとっても頼もしいです。

内容はほぼ主人公隼人の祖母の呪縛との葛藤と、も…

5

下町暮らしのセレブリティ 小説

海野幸  笹原亜美 

読後は心がポカポカあったか

ハートフルウォーミングな物語でした。
この日常に溢れた舞台で、心に寄り添って紡がれたBLを読むと多幸感で胸がいっぱいになりますね。気持ちがホウッ…としました。

でもあくまでもそれは読後感でして…
隆二の切ない過去に胸がチクチク痛まされる描写もあります。


主人公の隆二は、下町の道信じいちゃんの食堂で子ども食堂を開いていました。そんなとき、春川というワケアリ家出男が泊めて欲しいと言…

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下町暮らしのセレブリティ 小説

海野幸  笹原亜美 

貧乏に共感しすぎるとお話をしっかり堪能できないかも

下町商店街人情ものかな?

もう主人公隆二に共感しすぎて辛かった。
貧乏に追い詰められて視野狭窄というか今日と明日までしか考えられず。
知識も知恵もなくただその日暮らしで毎日くたくたになるまで働いて。
家庭の事情もとっても不憫で。こんな自分が誰にも相手にされるわけないと助けを求めることも思いつかないで。

そんなところに突然現れた宇宙人のような王子様、春川。なんだか言いくるめられて家…

9

砂漠に花の降るように~世界で一番愛しいオメガ~ 小説

海野幸  明神翼 

都合が良過ぎて…

海野さんの作品のファンタジーといえどシリアスだったり考えさせられる要素があるところ好きなのですが、今回は都合良過ぎる展開と強引さ、軽さが合いませんでした。
突然ヒートが来て王子が城に泊める、王子に抱きついたり城内歩き回ったり、婚礼決めるの早すぎ、婚前に同衾を許す、無理あり過ぎに感じました。
王子に対しての振る舞いも語彙も馴れ馴れしく幼くて、受けが13歳くらいの設定だったらまだしも英語仏語堪能な…

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片想いの相手と駆け落ちしました 小説

海野幸  大橋キッカ 

可愛くて悶え死ぬ

小学校の同級生だった町工場の跡取り息子×華道の家元の次男のお話で、現在の年齢としては26歳。なんとこの2人、小4で恋に落ちた両片想い同士でした!

攻めの大我は自工場を守るため、腕のいい職人獲得に向け出稼ぎ中。一方受けの晴臣は次期跡取りの兄から言われたお見合いを断るため、好きな人がいると嘘をつく。大我が帰省していた時に偶然再会を果たし、事情を聞いた大我は2人が付き合っていると嘘をつき、駆け落ち…

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最近の部下は難解です 小説

海野幸  篠崎マイ 

タイトルが気になり(*^▽^*)

はじめての作家さん✨
とても可愛らしいラブコメ?みたいな物語で終始微笑ましかったです!
兼人と深山の解釈違いな会話・どストレートな深山の告白。だけど率直な言葉だからこそ本気度が高いのだと伝わってきました。読んでいてドキッとしました。
普段、表情に変化ないのに兼人だと照れて恋している表情をだす深山のギャップが可愛い
兼人も苦手なモノでの過剰反応で行動が不自然になってしまって必然的に深山に抱き…

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悪い男には裏がある 小説

海野幸  小椋ムク 

オカン攻め最高!!!


海野先生ご本人が「高性能圧力鍋系攻」とTwitterで呟いていましたが、まさにそうとしか言いようのない表現。
とにかく自己評価低めな受けが、顔が好みど真ん中の攻めにでろでろに甘やかされながらちょっとずつ素直になっていく話です。

これまでも甲斐甲斐しく受けを気遣う攻めが登場する作品は読んできたような気がしますが、スパダリというよりは「オカン」。
料理が得意で常備菜は冷蔵庫に切らさない。…

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砂漠に花の降るように~世界で一番愛しいオメガ~ 小説

海野幸  明神翼 

グイグイ受け

作家様買いです。

タイトルのみで購入したのですが、
思っていたより泉生(受け)がグイグイですごいなぁと思った作品です。
と言うのも、私は健気受けが好きなので
普段読んでいる健気受けとうってかわって
グイグイ受けでちょっと困惑しました。

両親がおらず失業すると言う不憫受けなのですが
そんな中でも強く生きている泉生は尊敬するな。とも思いました。


攻めのサイードとの出会い…

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