小椋ムクさんのレビュー一覧

「ウサ耳オメガは素直になれない」初回限定特別SSペーパー「駆け付けたいから呼ばれたい」 グッズ

まだ手探りな関係

本品は『ウサ耳オメガは素直になれない』初版限定
挟込ペーパーです。

汐見視点で恋人になってから数か月後のお話です。

汐見は初めてヒートを過ごした時に
理人が身も心も全て明け渡してくれたように思い
少し慢心していました。

今日の汐見は朝から外出続きで
会社に顔を出したのが夕方頃でしたが
そこで初めて理人が有給を取っていると知ります。

この会社は社長の音頭で有給完全消…

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ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

オメガにケモ耳がある世界

今回はアパレルメーカーのデザイナーと広報担当者のお話です。 

受様が転職先で攻様と関わる事で恋を知り、過去を乗り越えるまで。

この世界には男女という性別の他に、
アルファ、ベータ、オメガという3つのバース性があります。

世界の大部分はベータで構成され、
外見の性別通り、男性が孕ませる側で女性が孕む側ですが
アルファとオメガは別なのです。

アルファは男性のみならず女性に…

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「ウサ耳オメガは素直になれない」初回限定特別SSペーパー「駆け付けたいから呼ばれたい」 グッズ

おしまい♡

汐見視点でお付き合いの始まった数ヶ月ころのお話です。
理人が有給を取ったことを会社に着いてから知った汐見が定時を迎えるのをイライラしながら待つところから。

理人が有給を取るのは発情期だから、なのに理人は絶対に汐見に知らせたり呼んだりしない。

汐見は理人のことが心配で心配で。
汐見は理人が発情期に情緒不安定になるのも一人で泣いたりするのも知っている。
しかももしも他のαに襲われたり…

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ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

掘り下げと迫りがさすが!また海野さんにヤラレタ

途中から涙と鼻水が止まらず箱ティシュを手元に置き鼻血が出るまで鼻をかみました。

またしても海野さんの巧みさに完敗です。
毎回主人公視点でこちらも泣いたり切なくて我慢できなくなったり、いい意味で振り回されます。 

オメガバースものですが、ここまで掘り下げ主人公の過去と現在とアイデンティティ?に迫るのはさすがです!

最初はスラスラ読めましたが理人が汐見に片想いし、オメガとして自分を…

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ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

大好きだと思える一冊!

海野流リーマンオメガバースです。
ケモ耳をΩの象徴として描いてるところが凄く個性的。

Ωである主人公・理人の、表面的には分かりにくい微細な心の動きを丁寧に描いていて、そこがとても良かった。
悩んで悔やんで泣いて泣いて……と、終始霧の中を彷徨っているような理人ですが、最後にはモヤが晴れてスッキリした気持ちになりれる一冊です!


事故で火傷を負い、成人前に親の独断でうさ耳を切除した理…

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「ウサ耳オメガは素直になれない」初回限定特別SSペーパー「駆け付けたいから呼ばれたい」 グッズ

ううーん甘えてほしい!

初版に挟まっている限定ペーパー。恋人同士になってから数か月後のお話でした。本編でも好きだった様子がSSになってて嬉しかったですが、本編同様という印象だったので萌2にしました。いいなあ、強がりさん。

++以下 がっつりネタバレ

理人が有給休暇を取っていることを、夕方会社に戻って初めて気づいた汐見。定時になるや否や、会社を飛び出し理人のアパートへ。というのも理人の有休=ヒートだからなのです…

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ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

爽快感!

先生買い。表紙で最初っから好感触だったのですが、お話もめっちゃ良かった。アパレル会社舞台のお仕事部分+オメガバースなお話、本編280Pほど+あとがき。いやほんとに良かったんですよ、読み終わった時の爽快感ったら!

大手広告代理店を辞めて就職活動中の理人(りひと)。面接先の会社の最寄り駅までで気分が悪くなり、間に合わなくなりそうだったので電話でお断りを入れたのですが、途中声をかけてくれた人に「頭…

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ウサ耳オメガは素直になれない 小説

海野幸  小椋ムク 

そのままの貴方でいい

作者さん2作目のオメガバース+リーマンものになります。
つい強がってしまう受けとそんな受けをどろどろに甘やかす攻めが大好物との事ですが、そんなの私も大好きだからー!
甘え下手な受け、最高だからーーー!!

まぁそんな感じで不器用な受けと包容力攻めによる甘くて焦れったくて切ない恋愛がめちゃくちゃ萌えるんですけど、実はそれだけじゃなくて、テーマがすごく深いししっかり掘り下げられた心情描写がとて…

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リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

BLどうこうより十亀の魅力

コミックスの「キャッスルマンゴー」と一緒に読むべきでしたが本作だけ読みました。
表題作「リバーズエンド」が十亀の生い立ちと高校時代、「god bless you」が今の十亀の仕事のお話。
時系列的には、真ん中に「キャッスルマンゴー」が入って万と十亀の出会いと恋が描かれている、という感じ。
この小説はあまりBL臭がないですね。「コノハラ節」も控えめ?

「リバーズエンド」
一言で言うと「…

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何度でもリフレイン 小説

安西リカ  小椋ムク 

ベスト・オブ再会もの

好きな設定はたくさんありますが、再会ものは外せません。設定だけですでにエンジンかかってしまって、どんな味付けでも無条件に反応してしまいます。その分、なかなかベストの甲乙がつけがたいのですが、中でも本作はマイベストといっていいかもしれない(イラストも)。

BL用語の使い方としてふさわしくないとは思うのですが、「溺愛もの」ってこういうののことかな?と思っていて…(多分ちがう笑)スパダリとかハイス…

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