加東セツコさんのレビュー一覧

恋人だけが思い出せない コミック

加東セツコ 

意味ありげな視線

加東セツコ先生の作品を読んだのはハッキリとした記憶はありませんが「オーバーテイク」以来だと思います。

昔から絵のお上手な作家さまですが、どことなく仄暗さを抱えた作風だと勝手に思っています。

今回は通勤中の事故で頭を打った生雲が、殆どの記憶はあるのに思い出せない3人の男性がいるのです。そして部屋の中からは同性の恋人を思わせる私物が発見され、その中の1人が恋人ではないかと生雲は想像するんで…

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「恋人だけが思い出せない」電子限定描き下ろし番外編 グッズ

小さな仕返し

「恋人だけが思い出せない」電子限定描き下ろし番外編となります。
4p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓



事後、気怠げに「週末叔父さんに会いに行ってきていい?」と聞く生雲。
なんで?と聞くと「…なんとなく…」と答える。

日名川「どう思う⁉︎」

岩尾の診察室で声を荒げる日名川。
何をしにきた?と尋ねる岩尾に「診察だ。悩みも聞け」と言う。

岩尾「べつにいい…

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恋人だけが思い出せない コミック

加東セツコ 

奇妙なサスペンス風味

「Only mine」あたりからのCharaレーベル作品がとても好みな加東セツコ先生作品。
何とも曖昧な、微かなホラー風味がいい。
最新の本作も奇妙な味がいい!

ある日、駅の階段から落ちて怪我を負ってしまった生雲。
頭を打っていて、一時的な記憶障害を起こしている。
課長。業務。家。家の中。
覚えている。
だけど。
主治医。後輩。アパートの管理人。は、覚えていない。
そして、家…

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恋人だけが思い出せない コミック

加東セツコ 

何を言ってもネタバレしそうで怖い

不思議なお話とか 怪異みたいなものを探す旅の途中でみつけたのが【ここにしかいない二人】

あのなんとも言えないお話がクセになり 遡るようにして読み漁りはしたけどすべてにおいて

「え?えぇ?えぇぇ? だからなんなのぉぉお?」って

お話的にはなんなの?なんだけれど そこに込められた欲や執着ってのは読みとれるのでそこで満足すればいいのに ダメなんだよね 欲張りだから


出勤途中で…

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「溶ける」電子限定描き下ろし漫画 グッズ

敬語

電子版についていた4ページの描き下ろし番外編です。
ストーリーは病院で仕事中だと思われる五十嵐先生が吉野君に電話していて、「今夜来れる?」と聞いています。
吉野君は何時に帰宅できるか分からないから断るのですが…

断られてちょっとガッカリしたような五十嵐先生も可愛かったですが、吉野君はやっぱりとっても健気だな~と思いました。
五十嵐先生に対応できるのも吉野君だけだろうし、こんな可愛くて誠…

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蔓草の庭 コミック

加東セツコ 

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過去の姐さんがたのレビューから想像したのは、昼メロ?

読んでみたら、訳わかんないヨロメキドラマ。
社長は、ただいたすのが好きな人ってことなのかな?
情けないことに、絵からキャラの識別がつけにくくて、なにがなんだか、こんがらがってしまった。

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ランチはふたりで コミック

加東セツコ 

コメディとか色々詰まった短編集

▷ランチは二人で 今夜も二人で
乙女な料理男子×ツンデレ幼なじみ
可愛くて美味しいキャラ弁を、心を尽くして毎日作ってくれる優しい恋人。
・・ホント羨ましい。

▷slow poke
女房に逃げられた教授は、作家の「佐藤太郎」のファン。
ペンネーム佐藤で投稿している作家は、実は自分の傍にいた・・

▷デイドリーム
猫が好きな福住君

▷搦め手
久木田と西沢は一見すると仲が悪…

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午後11時、きみとふたり コミック

加東セツコ 

優れた短編集

加東セツコさんは短編本当に上手だといつも思います。当然好みがありますので好き好き分かれますが、短い中での起承転結具合が素晴らしいです。中身が濃いというかしっかりしてるというか。
この本は全部満足しました。中でも一番気に入ったのは[伝わる熱]。
そして[君待つ夕べ]ストーリーが凄いと思いました。これ程の設定をブチ込んでくるか!って驚きました。ですので唯一ハピエンとは言えないかなりの余韻を残した終…

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ここにしかいない二人 コミック

加東セツコ 

なかなか難しい

このカバーイラストからすると、地味目なサラリーマン物といった風情なのだが、この眼鏡リーマンが登場する表題作も、同時収録作品も、これ、けっこうがっつりハードなSF系だよね。
読んでいても、この、硬質な絵に騙されてるような気がするけど、するっと、しれっとSFしてる。
最低限の登場人物だけで描かれていて、ちょっと奇妙な物語風のSFショートショートだ。
なんか、こういうの懐かしい。
また、この絵の…

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午後11時、きみとふたり コミック

加東セツコ 

いろいろ惜しい

加東セツコ先生初読み。
タイトル買い。(リーマンもの読みたかったので)
もうね、絵はほんとに好み!めちゃくちゃ顔が良い!すごく色気があるし、美しい絵の先生だなぁと思いました。
が、ストーリーは短編集なせいか、展開が急すぎたり、イマイチ何が言いたいのかよくわかんなかったりで残念。

「午後11時、きみとふたり」
「午後9時、きみとふたり」
リーマンもの。部下×上司。
失恋したばかりの…

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