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ARUKU
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ネタバレ
百年生きられるほどのキラキラした恋ですね! 主人公詩彦が不憫で…。不憫の代表みたいな子で。自分を殺して犠牲にして親のため、周りのため、恩人のため。 そんな詩彦に始めて友達が出来て。 現実で会ったらキラキラの王子様が現れて、可愛い大好きって抱かれて。 人を好きになることもなかった、白線をはみ出さないように生きてきた詩彦に、初めてドキドキや会いたくて震えたり嫉妬に苦しんだりな感情を…
やっぱり面白いお話は読ませる力がありますね! どんどん本を買うのに読む気力がなくて。惰性で読むようになったり。なのにまた新しい本を買っては読む気になれない…と繰り返して。依存症か? こんな時にARUKUさんはしんどくて読めないよなあ…と表紙が明るそうだったので試しに読み始めてみたら! さすがARUKUさん!夢中で読みましたよ! 蓮根も藤原も旭も女性達もとっても良いキャラで。 AR…
れんちゃん
ドクズすら浄化させる天使が悪魔になるときー 表紙の美しくて綺麗でキラキラした感じからは真逆の展開に、途中までは、この男、 『KING of ドクズ!!!!!!』 って叫んでしまった!! 人の痛みや感情の共感なんて皆無で顔の良さが取り柄で、一族も財をなす為にの結婚が当たり前、だから妻はだだの一族の財を受け継ぐ為のオプションぐらいの考えな、颯は一族の地方の事業整理の首切り執行人…
ももよたん
ARUKU先生の作品は「嫌い、大嫌い、愛してる。」だけ読んだことがあり、まずその独創性に圧倒されました。 自分にとってBLとは男×男の恋愛を見守るものであり、それで萌えを摂取できればそれで満足なんですが、ARUKU先生の作品はただのBLを遥かに凌駕しちゃってる、つまりNEXT LEVELといった感じです。 本作の世界観にはとにかく驚かされました。 試し読みでは、ちょっと薄暗い悲しい感じだ…
Sakura0904
現実世界の生き辛さと希望と甘さがバランス良く詰まった、非常に読み応えのある作品でした。愛していない彼女を早い段階で切り捨てることができない詩彦に、嫌悪感を覚える人もいるかもしれません。でも、入籍は昔から多々打算により行われてきたものですし、彼女も彼女で幼少期に決めた人のお嫁さんになりたいという盲目的な願望を持っていて、お互い様な部分もあるんですよね。何より両親のことを想って自分の恋を諦めようとす…
タテ
恋に落ちる花も相思相愛でしたが、こちらも存分に。 攻めのせりふはキメッキメの眼力に似合ってるし、受けはかわいいです。デフォルメされた姿はほんとーにかわいい。 2人の気持ちと比例してキラキラも増えているような錯覚におちいりました。 独特のからだのポーズ、カメラ目線のような目線、どういう感情でいってるのか迷子になるせりふたち、唯一無二だと思います。この世界観は。 ARUKU先生のかく女…
るりびたき
これを神と言わずしてどうする?!と感じた作品でした。 神率の高さも納得です。 自分は漫画でも映画でもドラマでも、大衆向けの感動モノやお涙ちょうだい系の話にはほとんど共感できない冷めた人間なのですが、この作品は、思わず目頭が熱くなるシーンがいくつもありました。 なんでだろう?と自分なりに考えたみたところ、心理描写がものすごく丁寧なところがひとつ。あとは「巨大な岩を山頂まで転がしていくような…
両親は町の印刷所を営んでいたけれど、借金で倒産し、幼少期は貧困家庭で育った受け。 この設定をさらっとだけど、しっかり湿っぽい感じで描くのは流石です。 印刷所の借金を肩代わりした紙屋の社長の一人娘と婚約。でも行為が気持ちよくなく、抱かれる側の人間なのではー?と同僚から言われて出会い系アプリにログインします。 この同僚、弓崎くん。最高な奴です。 当て馬にもなれていない、詩彦に辛辣に、完…
ARUKUさんのは完結するまで我慢しようと思っていたのに、しきれなかった… 素晴らしいファンタジー。 一話一話の場面の道中がぶつ切れになって、童話集のように始まるお話もあります。 旅の途中で出会う生物たちがなんともかわいくて切なくて健気なことか。 そしてなんといっても画力。 人の身体がすごくよくなってます。 味のある感じも好きですが、今回のこのファンタジーにはこの絵!っていう感…
基本的にはハッピーエンドが好きなのですが、読んだことがないタイプのBLが読みたくて、新たな刺激を求めメリバ・バドエン系BLを開拓してみることにしました。 そこで、ちるちるの「ランキングを信用できない!BL界のマイノリティ「闇のBL戦士」のつぶやき」という記事の中の「メリバ・バドエン作品の分布表」にあったのが本書。比較的やさしい寄りからのチャレンジです。 覚悟しつつおそるおそる読んでみました…