タテ
噂に聞いていた作品とARUKU先生にようやく手を出しました。
なるほど、絵とお話の好き嫌いが分かれるだろうなぁという印象です。
私はあらすじなし、レビューなしで読みました。
この衝撃を味わうなら、予備知識をつけないまま読まれることをオススメします。
(以下、ネタバレ含みます)
攻めがまずクズでゲス。
モブかと思うくらい酷い扱いを受けにしてきます。
さらに追い打ちをかけ…
現実世界の生き辛さと希望と甘さがバランス良く詰まった、非常に読み応えのある作品でした。愛していない彼女を早い段階で切り捨てることができない詩彦に、嫌悪感を覚える人もいるかもしれません。でも、入籍は昔から多々打算により行われてきたものですし、彼女も彼女で幼少期に決めた人のお嫁さんになりたいという盲目的な願望を持っていて、お互い様な部分もあるんですよね。何より両親のことを想って自分の恋を諦めようとす…