ARUKU さんのレビュー一覧

虹色村のチロリ コミック

  ARUKU  

いのちも恋も巡り続ける場所で

初めて読んだ当時、なんかよくわからなかったんですよ。
急にファンタジー?
急にお父さんたちの話?(顔が同じで混乱)
とか思ってしまって。
でも最近のARUKU先生作品を読むにつけ、本作こそがエッセンスの原型的な作品のように思えるようになりました。

自分より誰か、の優しいチロリ。
チロリが好きでたまらないのに嫌な事ばっかり言ってしまうアキラ。
星を離れた仲間を待つ「先住者」。
「…

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百年でただ一度だけ恋した コミック

ARUKU  

すごすぎる 人間が描いたとは思えない

ARUKU先生…もうすごすぎて怖い!天才とか鬼才とかいうところを超えて人間が描いているとは思えないこの世界観。

生活苦と夢のような恋の間で揺れに揺れるうたさんが辛くて悲しくて美してくどうしていいか分からない。ARUKU先生は現実を生きる苦しみをよく描かれるけどすっごいリアルで怖い、セリフも全部ポエムみたいなのに胸にグサグサ刺さってショックすぎて涙も出ない。
なのに最後の回収の仕方が素晴らし…

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ほんとは好きだ コミック

ARUKU  

王道BL?ラブロマンス?でもそれだけではない奥深い作品です。

何十年経っても変わらない愛。BLと少女漫画の夢が凝縮された作品です。ARUKU先生、素敵な作品ありがとうございました。

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嫌い、大嫌い、愛してる。 コミック

ARUKU  

純文学作家が書いた通俗小説・メロドラマ

昔、菊池寛が、通俗小説・大衆小説、「真珠夫人」を書いて大成功した事を思い出しました。作家さんは文学をよく読んでいる方だと思います。明らかに、絵でお話を進めるタイプではなく、文字でお話を表現するタイプの方です。「残酷って、綺麗ですね。」など、文学的なテキストが並びます。内容は大メロドラマなので、メロドラマがお好きな方にはお薦めです。メロドラマには涙がつきもの。泣くことを覚悟して読んでください!つらい…

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こんな悲しい恋をするはずじゃなかった コミック

ARUKU   雪居ゆき 

悲しいのは誰?

 ストーリーや受けのキャラクターなどにとてもARUKU先生らしさを感じました。気弱そう、触れたら壊れてしまいそうなくらい脆そうに見えて、実際は我慢強く、セックスすればいつの間にか攻めの方がずっと虜になってしまうほどいやらしい。絵は違っても、ARUKU先生の作風は十分に感じられると思います。

 途中からファンタジー要素が出てくるのは想定外でしたが、今は年老いたお爺さんを単なる好き者ではなく意味…

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嫌い、大嫌い、愛してる。 コミック

ARUKU  

この作者さん凄い!

とにかくストーリーが壮大で,読み終わったとき映画をみたかのような感覚でした。
本当に素敵な作品だったのですが、
過激な描写も結構あったり、心配になるような痩せ細った身体など、どうしても読み返そうとは思えませんでした。

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昨日、君が死んだ。 2 コミック

ARUKU  

ここにしかない物語

ARUKU先生の創り出すストーリーがどれも素敵で何回でも読みたくなります。一つ一つ違うお話みたいだけどしっかり愛とか友情とか繋がっていてどれも心温まるものばかりです。きっと読みながら自然と笑みが溢れちゃいます!
私の語彙力ではまだまだ伝えきれない魅力が詰まってるのでぜひ読んでみてほしいです!読んでください!

3巻楽しみにしています♪

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金の絵筆に銀のパレット コミック

ARUKU  

ファンタジーとリアル

ARUKU先生の作品は漏れなく購入しています。今回もとても楽しみにしていました。ファンタジーって意味では「昨日、君が死んだ。」に作風は近いですが、戦時中の過去がリアルに加わることによって今までに無い作品となっていました。

戦後の混乱の中の人々の生活とか現実的でありつつ、烏羽が用意した桃里が暮らす古い日本家屋で起きる不思議な事象に凄く惹かれました。
かと言ってこの事象によって事件が起きる訳で…

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「金の絵筆に銀のパレット」電子限定おまけ グッズ

寒くても2人ならあったかい

「金の絵筆に銀のパレット」電子限定おまけとなります。
カラー1p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓



フルカラーのイラストページです。
イメージは、雪が降った後のキラキラと晴れた朝…

左上に椿の木?白い花が一輪咲いています。葉に雪が少し積もってキラキラ輝いて。
左側に桃里。
継ぎのあたったピンク色系の半纏(虹のワッペン付き)にブルーのマフラーを巻いて。
両手で…

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金の絵筆に銀のパレット コミック

ARUKU  

作家買いです

まず、わたしは先生のファンです。
ファンなんですがどの作品にも言えるのが、登場人物の口調の妙。
ポツリポツリ違和感のある語尾なんです。
それを覚悟の上で毎回読んでいますが、この作品も期待とおりでした。

戦後、元結核患者の元画学生が身寄りがないはずなのにとある人のお世話になります。
その男は実業家、不動産を生業にしています。
その男が世話してくれた家では不思議なことがおこります。

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