みずかねりょうさんのレビュー一覧

鏡よ鏡、お城に隠れているのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

成長を遂げる受けさんのカッコよさに悶絶。

作家買い。
2020年に刊行された『鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰?』の続編ですが、前作がとっても面白かったのでこちらの発売も楽しみに待っていました。

めっちゃ良かった…。
前作で恋人同士になった二人のその後、を描く作品はそう珍しくはありませんが、当て馬くんが登場したり浮気疑惑が発生したり、というものも多くある中、今作品は受けの永利の成長にスポットを当てた感がある、そんな作品でした。

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鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

お話は素晴らしい!が、攻めには物申したい

寝かせてました。続編が出たし一冊目もすごく評価が高いし、あらすじからしんどそうで手を付けなかったのですが、読み始めたら夢中でした。

一皮剥けろ!自分で立て!
ずっと主人公に言いたかった。
生い立ちからは仕方ないのかもしれませんが、いつまで依存してるの?子役上がりのパッとしない俳優だと自信がないの?

夢中で読みました。小中さんの作品でこんなに夢中で最後まで読んだのは二作目かな。
今…

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鏡よ鏡、お城に隠れているのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

甘い同棲生活からの挑戦

紹惟×永利


『鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰?』続編。

この続編に期待しすぎました。
ちょっと残念かも〜。
感動が薄れている感じがする。
前回は、永利の気持ちが紹惟よりも大きくて、
その猛烈な一途な想いとか、
紹惟がなかなか応えてくれないとか
その奥には深い愛情が秘められているとかが神レベルだった。
本当に素晴らしかったから、
そのままの終わり方が最高だったのに。

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鏡よ鏡、お城に隠れているのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

メッセージ性のあるタイトルから物語を読み解く面白さ

ここ最近の小中先生の作品は、現代ものよりファンタジーの方が多い印象でしたが、ついにきましたね。私の好きな現代ものです。しかも鏡よ、鏡…の続刊です。

目を引くのは「お城に隠れているのは誰?」というタイトル。
またしても表題に掲げられたクエスチョンマークが興味を引きました。そんなタイトルの裏に隠された意味も考えながら読むと、よりこの作品が楽しめそうです。


さてさて。今作はどんなストー…

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鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

終わりよければ全て良し

ひーー…しんどい。終盤までしんど過ぎて心臓が痛かったです。

終盤、今まで内に秘めていた2人の本心の暴露合戦が始まるまで、この主人公2人に魅力を感じていませんでした。それに加えて心臓に悪いストーリーでしょ……もうどうしようかと。大好きな作家さんなので、最後まで読みたいという気概だけでパラパラと読み進めましたが、

いやはや……さすがでしたわ。

この終わり方は今までの苦しみが吹っ飛ぶエ…

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輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

キャラクターが魅力的

ファンタジー要素が強い話ですが、出てくるキャラクターが魅力的で読みやすかったです。メインのレイランドとカインだけでなく、カインの双子の弟スウェンと王太子のベルセリドも魅力的なキャラクターで嫌味がない。実は本当に悪い奴はあんまり出てこない作品なので必要以上にイライラせず読めました。
レイランドがカインを好きになっていく過程もじっくり楽しめますし、前世の記憶が蘇って二人が和解するシーンは感動的でした…

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お兄ちゃんはお嫁さま! 小説

夕映月子  みずかねりょう 

田舎で見つけた「恋」と「魂の再生」物語

「夕映月子」という情景を連想するペンネームを使う人だけに、山や里が舞台の物語が多い作家だと思います。
この物語も、昔の「結」という相互扶助制度が残る山里の茅葺職人の卵と恋をして、燃え尽き症候群から再生をした都会のイケメン社長の物語。

何もないわけじゃなくて、不便な生活かもしれないけれど、
電磁波の障害も無くて、健康回復に良い水と空気と土と人情がある
・・と田舎の良さを強調した内容。

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契約恋愛 小説

野原滋  みずかねりょう 

告白シーン、好き(*^ω^*)

"契約恋愛"なんて、どんな切ないストーリー!?なんて思いきや、可愛い純愛物語じゃないの(*^^*)


受け様の宇田川は、他人との距離のはかり方がめっぽう苦手。
一方の攻め様は、明るくコミュニケーション能力高めの羽鳥。

大学のサークルで顔見知りだった2人は、病院で偶然再会して、羽鳥としては社交辞令くらいの会話だったのに、宇田川が本当に仕事を紹介してくれて。
で、…

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愛を知らない竜王と秘密の王子 小説

エナリユウ  みずかねりょう 

知らぬは本人ばかりなり


愛を知らぬ竜の天罰とは異種族がつがいであること



デリカテッセンではたらくミカ(受け)は心配性の母ソニアと過保護なオーナー兼大家のボリスに守られてます。
逆に守られすぎていて1人で何もさせてもらえません。もう20歳にもなるのに。
対して、幼い頃から一緒に育てられたボリスの養子のシュリ(攻め)は今や街唯一竜騎士として人々に尊敬されています。
劣等感に苛まれるミカは少しでも自分で…

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金狼殿下は去りし神子を溺愛す 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

オメガバじゃないけど

みずかね先生なのでマストバイ。王道まっしぐらなお話かと感じましたので中立寄りの萌にしました。三角耳とふさふさしっぽをお持ちの攻めさんと、ピュアピュア神子という組み合わせが大好きな方でしたら良いのではと思います。本編340Pほど+お子様視点の後日談4P+あとがき。

ばあやと二人、山奥の「罪びとの里」と言われる村で暮らすルカニア。年老いた村人たちを助け、ふもとの町で買い物をしているのですが、町に…

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