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夜光花 笠井あゆみ
しぐれ西瓜
ネタバレ
今回も、読み応えありました。 節分の鬼ごっこの行事で慶次が子狸以外の眷属にも働きかけて、色々画策する所は、負けず嫌いの熱血漢の慶次らしい所もあり、それだけでなく自分一人でなんとかしようと空回りしていた人間が周りを巻き込んで行動を起こす所が随分成長したなぁと。 そして、ちょっとはこの節分を期に周りも慶次を認め始めたし、慶次も自信がでてきたみたいで、子供の成長を見守る親みたいな気持ちで読んでいまし…
高校を卒業していよいよ討魔師として本格的に仕事を始めた慶次のお話でした。 慶次の性格が結構鬱陶しいというか、、ちょっと依頼者に甘える様に頼られると、安請け合いしちゃうとか、ちょっと考えればこれはまずいんじゃないか?って事までやって。結果的には、反省しているから、ギリギリ許せるんですが。ちょっと頭が悪い所もあるのかなぁと。 でも、それで前作ではほとんど活躍出来なかった子狸が、今回は思いがけずに力…
夜光花 奈良千春
ゆうかのん
夜光花先生のお話に奈良千春先生の挿絵。 巻数そこそこあるから寝かせてたんですが 読み始めてよかった! いやぁやっぱり面白い!! 印象的だった箇所は ・マホロとノアの初対面 カツアゲとハムスター風情 口悪すぎだろ、ノア笑笑 ・マホロはサンドイッチがお好き ハムサンドに卵サンド 海老とアボカドのサンド いつも学食でサンド食べてる♡ ・びびりのアルビオンかわいい! …
夜光花先生の作品はどのタイトルも続編が多いので、なかなか手が出ませんでしたが、こちら、狐と貉の眷属ものということで読んでみました。 凄ーくハマりました。結局、2冊目、3冊目と、続編読み進めています。 ここに出てくる新米討魔師の慶次は、体は小さいものの、物凄く熱血でちょっと自信過剰なところが鼻につく少年でした。そして、その慶次の相方として出てくる有生は、力の強い白狐を眷属に持つのに、何故か不…
夜光花 あそう瑞穂
165
数年ぶりに何回目かの読み直しです。 萌2にしてたなんて〜。神です! 密室で極限状態で七日間も囚われて。 すごかったですね。 密室での心理描写や2人の距離感の変化。 緻密な計算な密室。 毎回ハラハラドキドキで夢中になります。 どうなっちゃうの?大丈夫なの?そもそも亮二はなぜそこまで要のことを?と。 再読ですので、亮二はどんなつもりでこのとき?と逆に演技派だなあと引きます。…
夜光花 ひたき
ふばば
狂おしいほどの攻めの執着が恐ろしい「灼熱を呼べ」の続編! 一般に、こういうのの続編は逆振りに激甘に変身してラブラブに…的になる傾向があると思うんだけど、今回攻めの竜治は相変わらず。 フキハラと縋り付きを交互に繰り返すような愛し方の竜治。 一方受けの裕也は、竜治を受け入れて自分も竜治を求めるようになっているんだけど、2人は決してマッチしてない。 その不安定さが、様々な「波乱」と共にドラマ…
夜光花先生の初期作品。 サスペンス色の強い現代ものです。 そしてレビュータイトル通り、攻めがヤバい。 佐田三季先生作品とかお好きな方に大おすすめの狂気じみた執着攻め。 暴力的な衝動を抱える刑事と、今はピアノの調律師となっている高校のクラスメイト、そこに連続して起きている爆弾騒ぎが絡んで… …というお話。 この刑事・竜治は高校時代に爆発物を作ろうとして優等生の裕也に止められた過去あり…
徐々に、徐々に縮まってきた陰陽師櫂と鬼の羅刹の距離。 胸の呪いを解くべくあれこれやってたはずが、 比丘尼のはからい(驚いたことに、比丘尼は全ての行いを邪気なく良かれと思ってやってきてた!)により、鬼になるか不老不死になるかの瀬戸際に立たされる。 極限状態で櫂が自分の素の部分に向き合い、羅刹にも全てを曝け出し、どんどん人間味が出てきたのがよかった。 並行して羅刹も内面はどんどん人間化。 い…
夜光花 嘉弖苅クロエ
夜光花先生といえば、のサスペンス・ホラー/オカルトテイストを取り入れた作品。 主人公は、不動産会社勤務の祐樹。 大学時代の憧れの先輩で今は新進気鋭の映画監督である太智が、事故物件を紹介して欲しい、とやってくる事で物語が始まります。 ホラー映画を撮るから、という理由なんだけど、太智はちょっと変人で全く怖がらず無頓着。 これが度をすぎていて、もしや怖がらなすぎる太智が実はすでに「憑かれ」ち…
推し作家さんに推し絵師さん。 陰陽師の櫂が自分の呪いを解くべく、自分に惚れさせる術をかけて使役している鬼の羅刹。 自分を守ってくれたらご褒美として身体を繋げるはずが、いつしか櫂からも求めてしまうように。 ふたりの関係は恋人のような雰囲気になっているらしいんだけど、鈍チンの櫂と、人間の心の機微が理解できない鬼の羅刹はとまどうばかりでなかなか進展せず。 いや、一巻から比べたら全然進んでます…