夜光花さんのレビュー一覧

騎士の祈り 小説

夜光花  奈良千春 

続いて欲しい、だってルーサーが魅力的過ぎて…

先行配信で手に入れたものの、最初の作者さんのコメントを見たら「あっ読んだら終わってしまうんだ!」と現実を受け入れられなくなり(大袈裟ですが結構よくある)しばらく放置してしまった。

読み終えた今…
すでにみんなに会いたいーー。
とくに「ルーサーだ、ルーサーが足りん、ルーサーをもっと持ってこーい」という心境です笑。
魅力の塊過ぎる…見せ場で良いところ全部持っていっても誰も文句ナシのスーパー…

8

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

ツッパルのには訳がある

私『よろめきもの』が好きなんです。
おっとりとした美人さんがふらふらしちゃうのがたまらんのです。
夜光さんのお話の登場人物って、あんまりおっとりとしていない人が多い様な気がします(天然さんはいるけどね)が、私の中では『夜光花さま=よろめきの帝王』という認識なんですね。
普段は元気で真っ直ぐな子が、あるいは賢く図太い大人が「ダメ!」と思いつつ、ふらっと誰かに惹かれてしまうシチュエーションがめち…

11

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

やばい、めちゃくちゃ面白いシリーズ始まったかも。

大好きだった少年神シリーズも、とうとうアナザーストーリーまで終わってしまい、ちょっと寂しくなっていたところに、この作品。陰陽師と鬼ってだけでも期待大なのに、笠井あゆみさんとのタッグ。まず表紙を堪能、にやにや、うきうきしながら読みました。

力関係からいって鬼が主導で見目麗しい陰陽師を振り回していくんだろうなぁ~なんて勝手に想像していたのですが、さすが夜光さん、そんな安易な話とは違う。

陰…

13

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

トホホな主人公の活躍と受難に大変笑いました

夜光先生の作品を全て読んでるワケではありませんが、これだけコミカルと言うかギャグ寄りで、笑えるお話は初めてでした。
いや、かなり規格外な受けが、飛ばしまくりなんですよ!
やる事なす事裏目に出ちゃってトホホな受けが、気の毒ながら面白くて仕方ないんですよ。
「何でだ・・・?」って、目先の損得に流されすぎだからだよ!
見た目は儚げな麗人でありながら、中身は完全に三流芸人じゃん・・・。
いや、一…

15

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

続いたよ

夜光先生×笠井先生なのでマストバイ。むっちゃ好きなキャラで、どんどんどんどん読んでいったら、あれ、終わってないよ・・・?あとがきチェックしたら、「次巻では」とありました。よかった。ということで何巻になるのやらさっぱり?な続きもの、本編250P+あとがき。気になるお話いっぱい状態のままお預け食らっているので萌2にしました。神仏?妖怪?魑魅魍魎?なんでもこい!なぐらい出てくるので、ぴっとでもダメという…

9

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

小気味好く散りばめられた謎が解き明かされていく。お見事!

夜光花先生の新刊は、鬼×陰陽師の現代ファンタジー。
笠井あゆみ先生の挿絵イメージそのままに、力強い鬼(攻め)と強気な陰陽師(受け)の、強い×強いCPで、個人的にすっっごく好きでした!
強さがベースにあると、ふとした弱さがとても際立つので、そうした描写にコロっと落とされちゃう。落差に弱い私です。

埼玉の山中、古く広い邸宅に住む陰陽師の櫂。
家には櫂の他に、家事を担う伊織という青年と、人間…

12

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

百鬼夜行の単語に惹かれて

夏だ!ホラーだ!夜光花さんだ!ということで、買ってしまいました。久しぶりのキャラ文庫サイズだと思ってたら、続きものだった。まだ導入部分という感じで色々な謎はまだ解けていません。

主役はサラサラヘアーの現代の美貌の陰陽師。この人は一緒に住む家族もいなくて人ではない者達と共に広い日本家屋で寂しく暮らしている設定ですが、悲壮感は全くなくてちょっとギャグも入ってる変わった性格のヒロイン(受け)です。…

4

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

一筋縄でいかないストーリー展開に圧倒される

夜光さんに笠井さんの挿絵。この時点ですでに最高なのですが、とにかく、めっちゃ、すっごく

面白かった…!

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




主人公は陰陽師の櫂。
彼は子どものころから、月に一度の満月の夜、数多の魑魅魍魎から命を狙われ続けている。理由は、彼の一族は人魚の肉を食べて不老不死になった八百比丘尼の子孫だからだ。だから、彼を喰らう事で、妖力を高めようとする…

19

少年は神の子を宿す 小説

夜光花  奈良千春 

絶好調の盛り上がりの巻に大満足でした!

少年神シリーズ5巻目。タイトルから、樹里の懐妊の話が中心に進むと思いきや、アーサー王伝説の迫真に迫る展開の嵐で目が離せなかったです。モルガンやジュリの残酷さにも背筋が凍りつつ、目が奪われます。

こういうアーサー王伝説のような有名なストーリーをBLバージョンで楽しめるのは嬉しいです。王道なストーリーは先が読める分、作家さんの力量が問われる事も多いですが、しっかりした骨太な文章で下調べ…

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神花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

最後の最後、過去の独白で話がぎゅっ!と締まって良かった

本屋でたまたま目に付き、兄弟モノ大好き!なので買いました。
後で知りましたが、これは続編だったのですね。
でも最後まで続きモノだとは気が付かずに読み切りとして読めました。

兄弟モノが大好きなので、これの前に「堕ちる花」シリーズを読んでいましたが、巻数を重ねるごとに兄弟モノの醍醐味から大きく逸れて行って、私が嫌いなジャンルSMとか恥辱色が濃くなっていきガッカリしました。
でもこの「神花異…

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