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ぱるりろん
ネタバレ
忽滑谷刑事と柳川刑事の日常勤務、第2弾。 聴き込みをしているときに忽滑谷さんが聴き込み相手のDV被害の可能性に気が付いて、変化球的な手法でDV夫を逮捕するお話。 警察官らしいエピソード。そして柳川さんはやっぱり色々気付きが遅くて(というよりも観察力が人並み)、忽滑谷さんがいくつかの事象をヒントに可能性をさぐり、どうにか表出させ、警戒されないように手を尽くしているというのに、その間聴き込み相手の…
本編を最後まで読んだので、我慢して読まずに保管していた「忽滑谷刑事の事件簿」に着手し、吸血鬼ロスを埋めていきます。 続きものか一話完結か分からなかったのと本編のミスリードを避けたためです。やっと読める。 「1」は、忽滑谷刑事と柳川刑事のある日の昼休憩の一コマでした。アルは出ません。 ここに描かれた柳川さんの言動を思えば、本編6巻の逮捕劇の立ち回りは相当な成長が感じられます。 「1」ではまだ…
aaaiiiai
柳川が一目惚れした美人、やっぱり鳩野さんでした。男性だと分かった瞬間柳川の恋は終わったらしく、柳川は完全なるヘテロなのだな。恋は性別を越えないか。 そこからなんと20年ほど先のお話に。 刑事になった蓮くんがもう30ですってよ。 結婚するんですって。お祝いの家電を買いに行った柳川と忽滑谷がカフェのオープンテラスで休憩してる。そこにワンコを散歩中の鳩野さんが。 柳川も忽滑谷も鳩野も50代で…
あぁ、もうこのコミコミスタジオ限定小冊子も終わりなんだと思うと寂しい。 いつもながら柳川視点のお話です。 行き詰まっている捜査のために防犯カメラの映像を延々に見続けていてウンザリしてた柳川。 息抜きにコンビニに行こうと部屋を出てスマホを開くと学生時代の友達から結婚報告が。 そこから恋人が欲しいモードになった柳川に運命の出会いが。 警察署内で自分好みな美人と遭遇。 自宅に不法侵入して…
木原音瀬
いよいよ最終巻です。 私は文庫版になってから読み始めたのですが、新書から追ってる方からすると13年越しのラスト! 未完の作品となるのかと思いきやですよ、こんな面白い最終巻として世に出されるなんて。 6巻のポイントはこの辺り 真犯人である米倉を探し出し殺人の証拠を見つけられるのか。 アルと暁がくっつく未来はあるのか。 アルは吸血鬼で年を取らないけど、その辺はどうするのか。 アル…
ate
絶望と希望に頭ワンワンする… 自分を宇宙人と思ってるムラさん。 いつか来るお迎えを信じ、お父さんの教えを守り淡々と生きていく姿、 カンさんとの生活の温かさが愛おしく芯の強さに打たれる。 けどもカンさんの言う一方的に癒しを求めても相手は…のエグさ。 ムラさんは圧倒的に理解力と言葉が足りないけど、 カンさんから醸し出される雰囲気に寄り添って懸命に言葉を紡いでるのや 自分が感じた優しい…
やっとアルが日本に帰ってきたよ。暁と再会するよ。でも、それまでに色々色々あるんだわ。 間に番外編挟んでたので、ちょっと4巻の内容忘れてたけど、4巻のハイジャック事件や襲撃事件がまだ完全に終結したわけじゃなく関わってきた。 アルは、不完全な吸血鬼である方が暁に構ってもらえるから完全な吸血鬼になった方が絶対生きやすくなるのに拒み続けてた。私は対等な関係が好きだから自立して暁に好きになってもらう…
よかったです。最高の終わり方です。 感激し過ぎてテンションがおかしいので、ちょっとクールダウンしてからこれを書いてます。 5巻を読み終わってからすぐに6巻を読めて本当によかったと思いました。5巻も盛りだくさんでしたが、6巻も盛りだくさんでした。 シリーズの完結は、Holly Novelsの頃からすれば13年ぶりということなのでしょうか。 私は集英社文庫になってから読んだくちなのですが、はじ…
5巻。感慨深いです。 11月に発売になりましたが12月に出る6巻を入手するまで読むのを待っていました。 満を持して読み、あまりの盛りだくさんな内容に満足のため息です。 待ってよかった。すぐに6巻が読める。わくわく。 さて、5巻は色々な要素がてんこ盛りになっています。 まず、4巻で置いて行かれたアルのその後です。アメリカでの日々。すぐに日本に戻ろうとするけど果たせず、キエフと話し合うことで…
みざき
吸血鬼と愉快な仲間たち。 こちらの作品に出会い、アルと愉快な仲間たちが繰り広げる奇妙で愛おしい日々にすっかり魅了されてしまってからいったい何年経ったのでしょう。 ずっと待ち焦がれていた続編が最終巻と聞いて、早く彼らの行く末を見届けたいような、まだどこかへ大切にしまってとっておきたいような… そんな複雑な気持ちでいっぱいになりながら手に取った最終巻。 すごく、すごく良かったです。余韻がす…