麻々原絵里依さんのレビュー一覧

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

スカッと爽快!見事な攻めざまぁ

健気受けが好きだったけど、最近モヤモヤすることに気づいてしまった。
力関係は完全に攻め>>>受け。モテる攻めは浮気まがいなことをしたり受けを蔑ろにしても許されて、控えめな受けは嫌われたくないからひたすら耐えて嫉妬や不満を飲み込んで何も言えない。こんなの理不尽だ。対等な関係じゃないよね?

そこでこのモヤモヤを吹き飛ばすために、攻めざまぁで評価の高いこの作品を読んでみたら、本当に見事な攻めざま…

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「ラプンツェル王子の通い妻」電子限定SS グッズ

朝別れるともう寂しくなっちゃう、激重攻め愛に萌え

「ラプンツェル王子の通い妻」の電子限定SSのこちら。
攻めの克己視点のお話です。

二人一緒に住み始めてからも克己の愛は重く(最高!!)、朝駅まで昭良を送って行った後、名残を惜しむ様子にニヤニヤしちゃいました( ̄∀ ̄)
「もう、夜まで会えないんだ」なんて……かわ。。可愛すぎてきゅんです。

客観的に見て、重くて気持ち悪い攻めだよなあと思うのですが、個人的にこの愛の重い攻め様、大好き。重…

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ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

愛しさが溢れて憎めない、「攻めざまぁ」ストーリー

やー…、良かった。。
小中先生のファンタジー作品を立て続けに読んでいたのですが、現代ものもめちゃくちゃいいなあ、とあらためて。

「攻めざまぁ」物語だと思っていたので、こう、攻めがもっともっと傲慢で花餅ならない嫌な奴なのかなと思っていたんですよね。
でもそんな素養が裏切られました。(いい意味で!)

盛大な「攻めざまぁ」物語ではあるけれど、この克己という攻め……憎めないよー!!!
憎…

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ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

怒涛の攻めザマァで可哀想な気持ちに…

先生の「気難しい王子に捧げる寓話」が大好きな作品。こちらも気になっていたので読んでみました。

ずっと受け視点です。
攻めの克己(かつみ)は売れっ子画家で、絵を描く以外は無頓着。受けの昭良(あきら)は克己の家に通って、甲斐甲斐しく世話を焼いている。
付き合って3年経ち、世話されるのが当たり前のような克己に、だんだん昭良の中に不満が積もっていき…というお話。

克己が絵に没頭して、デート…

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ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

こういう不憫受けが読みたかった!!!

まさにこういうのが癖なんです!!と声を大にして叫びたいほど癖でした。

無自覚でアホで相手も現実もなにも見えていない攻めにぼろっぼろに不憫にされてしまう受け。そういうストーリーに加え、今作は克己には自分から行かなければ会えないという設定が本当によかったです。そして会いに行ったところでろくに会えなかったり、ほかの男が住み着いていたり…挙句の果てに「君がいるから楽だ」発言ですよ!?何度克己のことを…

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ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

攻めザマァの真骨頂

随分前に読んで、再読しました。
攻めザマァを浴びたい時には小中先生!というのが謎に自分の中にあるのですが、やっぱり最高でした。

今更内容については触れませんが、このレベルの攻めザマァ作品が世の中に溢れて欲しい…と思える作品です。
こちらがしゅみじゃない方はおそらく攻めザマァというジャンルがしゅみじゃないんだろうなという感想を抱くほど攻めザマァの教科書のような1冊です。
もちろん攻めが可…

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雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

べしょべしょに泣きます

多感な時期に、ゲイであることをリアルな人間関係には誰にも打ち明けられられず、ネットで知り合った、共通の趣味を持つ年上男性と高校生のお話です。

ネットで知り合ったとは言え、年上男性はアルタイルというハンドルネームだけで年齢や職業は明かしてくれず、お互いにアルタイルとベガという星の名前をハンドルネームにただ話をするだけ、直接会いましょうという距離の詰め方をせずに3年間関係を続けます。出会いが目的…

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茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

主人からの求愛パターンが良き❤︎


読んだのは随分前なんですが、
もう大好きで何度も読んでるシリーズ。

麻々原先生の素敵な絵は去ることながら、
原作の小説を思わせる、独特の語り口がまた
親切な説明はないんですけど、
ちょっと可笑しな物語りの気分を盛り上げてくれます〜

一番好きな場面は、なんと言っても
茅島氏が、好きな人にアプローチをするやり方を実践すべく、
庭師の家に突然訪ねて告白するところから
始まる…

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狼を狩る法則(下) コミック

麻々原絵里依  J.L.ラングレー 

あとがき

上下巻読んで、原作をうまくまとめたな〜という気持ち。良いコミカライズでした。
特にあとがきを読んで、麻々原先生への好感度が増しまして。コミカライズがやりたいです!とご自身で手を挙げてくださったのですね〜。そして実現するという。実際に漫画から原作を手に取った方もいるようなので、実りが大きい。一読者に過ぎませんが、嬉しい気持ちになりました。

原作では主役2人ずっと発情してた印象ですが、コミカラ…

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狼を狩る法則(上) コミック

麻々原絵里依  J.L.ラングレー 

原作既読

自分は原作既読ですが、原作未読だと分かりづらいんじゃないかな〜というのが読後の印象でした。特に人狼の設定やアルファだのなんだの、海外作品に慣れてないととっつきづらさがあります。レビューを見て未読でも楽しめてる方がいて一安心。でもやっぱり読んでた方が分かりやすいかな?コミカライズは原作ほどには情報量を増やせないから。

原作ファンからしてみると、挿絵担当の方がコミカライズ化してくれるってとっても…

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