麻々原絵里依さんのレビュー一覧

『太陽はいっぱいなんかじゃない』ご購入特典書き下ろしペーパー「甘すぎない生活」 グッズ

幸いをもたらす存在

本品は『太陽はいっぱいなんかじゃない』の
フェア店特典ペーパーです。

本編後、四郎が英知と藤原家を訪れるお話です。

夏休み、
英知は志郎のパートナーとして藤原家を訪問します。

四郎の父・五郎は四郎の"彼氏"が
神代先生の白州先生とは人生はわからないものだと
しみじみ言います。

四郎は"彼氏"という言葉に反応し
革新派を名乗っ…

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太陽はいっぱいなんかじゃない 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

傷ついた過去を認めて未来へと歩きだす

今回は議員秘書から転身した野党の代議士と
保守派の代議士を父に持つ野党の議員秘書のお話です。

攻様が受様との出会いで新たな道へと歩み始るまでと
本編から数年後の続編短編を収録。

攻様の父は屋敷の主である自由党の有力代議士を崇拝し
秘書として仕えたのちに代議士となったのも
主である代議士の意向です。

攻様も実父同様に代議士一族に仕えますが
攻様が心を寄せたのは代議士の次男…

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太陽はいっぱいなんかじゃない 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

実は…

実は私は菅野彰先生の作品が苦手で、腹が立って読むことをやめてしまったシリーズがあります。
そんな中で唯一読み続けているのがこちらのシリーズなんです。麻々原絵里依先生の挿絵がこの作品にとても合っているのも理由です。

今作は「ドリアン・グレイの禁じられた遊び」で大失恋したあの方が主人公でした。抜け殻のような英知が可哀想でもあり、双葉を手に入れようと選んだのが議員とか「ふざけてんのかテメェ」とか…

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兄弟ごっこ 小説

鳥谷しず  麻々原絵里依 

安眠球ですか( ̄▽ ̄;)

兄弟ものって、正直あまり得意ではないのですが、こちらは親同士の再婚の義兄弟もの。
1年で離婚してるしで、家族としての親密さはないので、大丈夫でした。

受け様は真面目な准教授の理人。
攻め様は同じ大学の若き教授で、理人の義兄でもあった瑠璃川。

兄弟であった期間は短いけれど、子供心に初恋を抱いていた義兄と再会し、これからの為にふられる前提で告白しようと思っていたのに、瑠璃川と過ごす時間…

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『太陽はいっぱいなんかじゃない』ご購入特典書き下ろしペーパー「甘すぎない生活」 グッズ

家族になる

四郎の家を英知が訪問するお話でした。いいんです、いいんですよ、ほんとに。あまりに「いいなあああああ!」と思ったので神にしました。本を買われるなら絶対コレついている本屋さんで。ほんとにおススメです。

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何が良いって、四郎の家族。各種ご発言を抜粋。
一郎・二郎「裏切者がきてるってホント?」「わー裏切ったのに態度が保守」
三郎「お前面食いじゃないってあれほどいってたの、嘘だったんだな…

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太陽はいっぱいなんかじゃない 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

生きる

シリーズ買い。正直言って、あー……と思う箇所もあるのですが、ある部分がめちゃくちゃ好きなので萌2寄り萌にしました。スピンオフで、これ単独で読めるかというと絶対勿体ない。是非是非シリーズで。本編230P弱+後日談15P+あとがき。

双葉との人生を獲得すべく、父のように慕い仕えてきた政治家の不祥事をリークし、野党から出馬、政治家となった英知。しかし双葉は宙人との人生を選んでしまい、何も残らなくて…

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太陽はいっぱいなんかじゃない 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

人間らしい強さと弱さに共感

英知×四郎


前から読もうと思っていたシリーズ。
新刊の今作が初めて読んだけど、
問題なく、楽しめた。

英知と双葉のことが気になって、
あとがきでの先生のおすすめ通りに、
『激しすぎる憂鬱』と『禁じられた遊び』も読む予定です。


最初のページから、
主人公の英知の
恋の終わりの虚しさにもう胸が締め付けられる。
38歳の彼が、
30年間にわたるただ一人の恋を抱え…

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若様のヨメ 小説

久我有加  麻々原絵里依 

ラブコメ

久我先生らしい落語調、
テンポ良いノリノリの関西弁、ハピエンのラブコメ。

桃栗藩のお殿様の末裔。
若様の男嫁に驚かないご一族。
代々それは武士の嗜み、という点で落着するのがシブイ。


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70%の幸福 小説

桜木知沙子  麻々原絵里依 

攻め様がダメでしたわ┓(*´゚ω`)┏

私は攻め様には厳しいので、ちょっとあまり好きになれなかったです(´・ω・`)

受け様は理学療法士の航星。
担当することになった子供の父親である御木本が攻め様。

初対面から、ちょっと、は!?
前担当がダメだったのなら、担当替えは助かるし、私だったら新しい担当に「信じてない」なんてそんなけんか腰な事言わないなぁ、とビックリ。
せめて様子みてからでしょう。
本人、後から謝罪してたけど…

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いとしさを追いかける 小説

杉原理生  麻々原絵里依 

ちりちりとした緊張感

10年ぶりに読み返しました。
以前は紙の本を持っていましたが、生活の変化に伴い泣く泣く処分をしました。
でもずっと心に残り続け「あぁ読みたいな」としばしば思い出し、とうとう電子で購入。昔の作品を電子でまた所有できる良い時代になりました。掛井先輩の甘やかしは本当に中毒性があります。
杉原先生の作品はほぼ読んでおりますが、本書が1番好きです。
表紙のイラストがブラウン管のテレビなのですが、今の…

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