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凪良ゆう 木下けい子
藤棚
あらすじに「こじらせまくった永い初恋」とあったので、 両片思いのすれ違い物だなとある程度の予想をつけて手に取りましたが。 予想をはるか斜め上を行くこじらせっぷりに、唖然。 通勤電車の中で読みましたがニヤニヤが止まらず、 「ー合意・・・・っ。」 には、危うく笑い声が出そうになりました(笑) オネエランナー・ひきこもり天才料理人・ろくでなし父親・超現実主義者の美少女妹などなど。…
凪良ゆう 湖水きよ
ぐーこ
前作の『365+1』は、まだ読んでいません。他の方のレヴューで、読まなくてもとあったので、先にこちらを読んでしまいました。 はい。何の問題もなく楽しめましたよ。 攻の久保田が人たらしの設定。すごく良かったです。なんとも中身が男前。受けの美山の毒舌吐きまくりで素直になれない、でもいろいろだだ漏れな感じもかわいくて良かった。懐の大きな攻と、強がっちゃってて素直になれない受の設定。ありがちだけど…
凪良ゆう 小椋ムク
凪良ゆうさんの作品を片っ端から読むぞ〜と読み始めた4冊目。あらすじは他の方が上手に書かれているのでここでは触れません。 死んでしまった裕也の忘れ形見、椢。幼い椢は自分の中に裕也がいると言う。椢が見せる裕也のようなしぐさや話し方。それを信じたい波瑠。 ん?これはオカルト的な展開?以前読んだ「まばたきを三回」は、思いっきりあの世とこの世が交差する世界を描いていたので、今回もそういうことかな〜と思い…
凪良ゆう 小山田あみ
BLから遠ざかっていた私を一瞬にして、 この世界に引き戻してしまった作品です。 色々な事に傷つき、臆病になっている二人が少しずつ歩み寄って行く姿は切なく、胸が打たれます。 メイン以外の登場人物も個性豊かなキャラが揃っており、特に祖父の優しさと温かさが素晴らしい。 そして巻末のSSで号泣。 このSSを掲載するかどうか迷ったと作者があとがきで書かれていましたが、この後日談あってこその…
ayaayac
ネタバレ
既刊漫画の巻末おまけを集めた一冊。 漫画も小説も4~8ページのショートストーリーで、カップルにまとまった後の後日譚でいちゃいちゃしてたり、日常のなにげないシーンを切り取っていたり、その作品を知らないと何だかわからないけれど、好きな作品だと短くても読めただけで嬉しい。 『マザーズ・スピリット~その後の日常』 TV局の取材を受けるカルタカ、夫婦だとTV放映されそうになって慌てるリョウイチロー…
凪良ゆう 石原理
かん衛門
スピンオフ、ありますよね?読後に探してしまいました。 脇キャラの九条さんの話、皆様同様にすごく気になってます。 この作品、裏社会ものということで、あらすじや帯から二人のハードな描写があるのかと思っていたのですが、一也の根が純で健気だったので、そんなこともなく。 ストーリーは正直、こうなるだろうなぁ・・・の想定内です。読んでいて驚くような展開はありません。 けれど、ぐいぐい引き込まれまし…
凪良ゆう 穂波ゆきね
新名
定期的に凪良さん作品を読みかえししてますが、こちらはまだじっくり読んでいなかったの今回はじっくり読みました。 凪良さんの作品はけっこうツライ系切ない系が多いですが、今回は私的にはツライ系が少なかった気がします。 あらすじはみなさん書いてますので感想だけ。 前半はなつめとトキオの幼少期時代にニマニマしました。お父さんの虐待シーンは怖かったですね。それが原因でトキオは無表情になったんですかね…
凪良ゆう 葛西リカコ
麗音
前作『夜明けには優しいキスを』 を読んだあと、加瀬のような最低な酷い男が主役のスピンオフ作品があると知っても読みたいとは思えませんでした。 あの加瀬ですよ、暴力男ですよ。 それがどう転んで更生できるのか、そして萌が見つけられるのか疑問でした。 でも、凪良さんの作品だしいつか気が向いたら読もうリストに入れてありました。 一番に思ったのは、前作での最低男は実はとても寂しがりやで大切な人に…
凪良ゆう 麻々原絵里依
高校生の文人は、ゲイの掲示板で年上の男性と知り合い、天文好きという共通の趣味を通し3年間メールだけの付き合いを続けてきた。 卒業を前にしたある日、遠くの大学に行く友人に急にカムアウトしたのには唐突すぎて驚きました。 友人にしてもいきなりのことで驚いたでしょうに詰ったり気持ち悪がることもなかったのはその年にしては立派だと思う。 「遠ざけることもしたくないがどう付き合っていっていいのかわから…
凪良ゆう 草間さかえ
CDになったらいいなと思っていた作品です。 聴く前に再読したのでレビューします。 現代から30年ほど後の近未来のお話。 アンドロイドが家庭用の高価な家電品となった時代、報道される遠くの国の争いだと思っていた戦争が平和を謳歌していた若者に襲いかかった。 それでも、身内や知人が血を流すこともなくましてや自分が武器を手に戦うことなどありえないと信じていた。 そんな時代の純愛物語です。 …