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草間さかえ
yoshiaki
ネタバレ
◆「キス、シロップ」・「肉食獣のテーブルマナー」◆ ひっさびさに草間さんの漫画を開いたら、なんだか懐かしさで胸がいっぱいに。 ん?でも、これはひさびさだからなのかな・・・? もしかしたら草間さんの絵って、デフォでノルタルジック? 背景の中に必ず、郷愁を誘うアイテムがそっとしのばせてある感じ。 例えばマンションの管理室の窓口の形ひとつにしても。 そしてその窓口から顔を出す管理人さん…
ぴえぴえ3号
「夜更けに花降る」「小夜啼鳥の夜」 根っからマジメな裁判所書記官の山田と一見怪しげな?隣人の高天のお話。2人の関係が進むのと同時進行で、山田の取り扱うある事件の真相も明らかにされていきます。 山田の生真面目っぷりが可愛いw 「明け方に止む雨」「少し戻って」 同時収録の「夜更け~」の受、山田の先輩である里村がメインとなる話。冒頭から…里村の弟が自殺した現場検証中に里村が駆けつけるシーンと…
ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
葡萄瓜
実は評者はこのシリーズを勝手に前世紀終末辺りの 時代背景を借景にした物語だろうと思い込んでいました。 しかしながらそれは大いなる勘違いだった様です。 彼等の生きている時間軸は、我々が生きている時間軸と 恐らく5年程度のずれがあるだけの様です。 何故それに気づいたか? さり気ないキーワードが投入されていたから、とだけ 申し上げておきます。 そう言う訳で進んで参りましたシリーズ三作…
りる子
年上が受けにまわることが多い草間さかえ作品ですが、こちらの本はショタが出てくるお話が多いです。 普段あまりショタものは好んで読まない私ですが、こちらの作品は楽しめました。 まず表題作の災厄のてびきですが、売れない小説家×中学生のCPです。 作中で中学生の幸宏は高校生になりますが、それでも体が幼くショタというジャンルに入ると思います。 幸宏は火に興奮する性癖を持っているということで少し構…
hinahina
丸ごと一冊ひとつのストーリー入り。 草間さんの絵ってホント味がありますねー。 今回の内容とぴったりだなーと読み終わって思いました。 ストーリーの流れなのですが、場面の切り替わりというか ストーリー途中の所で、話の流れを断ち切る様に、 違う場面が入ったりするなぁという印象を、 最初に読んだ時には受けたんですよね。 次の場面に、前のシーンのセリフを入れたり・・・と言うのは …
最近マイブームの草間さかえ先生の本です。 このお話はよく考えてみると割とシリアスなストーリーでしたが、独特の雰囲気のおかげか読んでいて心が荒むようなことはありません。 カサカサとした温度の低そうな絵柄は、むしろ読んでいて心が安らぎます。 そして、表紙から漂う色気は勿論本の中にもちゃんと漂っています。 特に大好物の年上受けが!撫で付けた髪が崩れる様子が堪りません! かきおろしの部分では…
Krovopizza
シリーズ第三作目。 覚悟はしていましたが…切ない展開に胸が抉られるようでした! ◆あらすじ 古書店主でミステリ作家のアドリアンは 刑事でクローゼット・ゲイのジェイクと微妙な関係を続ける。 ある日、従業員のアンガスが失踪。 彼を探すアドリアンは、彼が傾倒していた黒魔術を思わせる カルト事件にも首を突っ込み…。 ◆事件について 黒魔術についての薀蓄や 人の帰属意…
ともふみ
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) まず最初に新書館に文句を言いたい。 ブックカバーをかけようとしたら偶然見てしまいました。最後のページに載っている続編の4の広告を。そのあらすじを。その時私を襲った衝撃を分かっていただけるでしょうか。 いざ読むぞ!という瞬間に3の結末を知ってしまったショックは、私に、カフェオレ片手にカラムーチョのLサイズを空にしお口直しにアイス3本食べてフテ寝という奇行に…
凪良ゆう 草間さかえ
高律
先生と生徒、そういってしまえば簡単ですが 中身はとても繊細で、同性同士の恋愛のそして立場の違うものの辛さや それを乗り越えた時の喜びが、等身大の高校生から青年の心をそのまま覗いたような そんなストーリーでした。 高校生の頃の瀬名は、家庭環境もあってか決して『良い子』とは呼べない生徒。 教師と言う立場で瀬名を見ていた阿南ですが 本人の言葉にもあるように、「いつの間にか」恋に堕ちてた。…
ばるどー
アドリアン・イングリッシュシリーズ三作目です。 一作目で主人公アドリアンとジェイクが出会い、 二作目で関係を深めた二人、そしてこの三作目。 本自体が分厚くかなりのページ数があって、ちょっとずつ読んでいこうと思いきや、 一旦読み始めると読み止めることが出来ずに一気に読んでしまいました。 それぐらい面白かったんですが、 「面白かった」と単純に言うのを躊躇うほど、読んでいて胸が痛くなる展…