杉原理生さんのレビュー一覧

華龍と月龍の皇子 小説

杉原理生  笠井あゆみ 

めちゃくちゃ面白かった!

設定が特殊だったけれど、私の頭でもちゃんと理解できるように書かれていたし、
ユーモアもあって楽しめました。
何よりキャラクターが良かったです!
個人的には中華ものは最近敬遠しておりましたが、杉原先生の新刊ということで購入させて頂きました。
中華で何が嫌って、名前の読みを毎回忘れてしまうことなんですよね…。
でもそんな私みたいな鳥頭でも大丈夫なように、あまり変わった読み方の名前を付けていら…

6

華龍と月龍の皇子 小説

杉原理生  笠井あゆみ 

最っ高にわくわくしたー…!!

今読み終わったばかりで、「最っ高だった…神…!!」と惚けた状態でこちらを覗いたら。あ、あれ…?評価が、、泣

かなり設定の細かいファンタジーなので、好みが分かれるのかな。
龍の種類や系統、その力や性質・由来などが小出しにされていくところも、もしかしたら複雑に感じるところなのかもしれません。
自分の場合は小出しにされた情報を頭の中でパズルのように組み合わせていくその過程も楽しく、最高にワクワ…

6

華龍と月龍の皇子 小説

杉原理生  笠井あゆみ 

イケメンパラダイス☆

すみません、ちょっと懐かしいタイトルになってしまいましたが、攻めも受けも周辺も(たぶんモブに至るまで)全員美形!BLだったので。

というわけで、作家様買いです!たぶんこの設定で杉原先生じゃなかったら絶対手に取ることはなかった作品と断言できるんですが、、そういう意味では普段めったに読まないものを読めたという貴重な体験でした。中華ハイファンタジー好きな方向けですね。そして、私はやはりこの世界観を…

4

華龍と月龍の皇子 小説

杉原理生  笠井あゆみ 

正直な感想だけ

久しぶりに杉原理生先生の新作。楽しみにしていた。
先生の現代ものが好きで、繊細で、感情移入しやすい作品が多いから。
でも、
今回の中華風(中国ではないから異世界)ファンタジーがちょっと合わなかった。
自分が深いファンタジーが苦手というのもよりはっきりわかった。
レビューを書くか迷ったが、
一応頑張って読み終えたから、正直な感想だけを。

文庫本365ページもある。
「龍力」、その…

5

Love Affair 小説

杉原理生  名倉和希  木原音瀬 

合同誌

2023年春のJ GARDEN新刊。今頃読み返したのですが、やっぱりどれも強烈、めっちゃ好き。ちょっと強烈なのが1つあるので萌2にしました。さすがと唸ります。

1.杉原理生先生 甘露の日和
なんだろうなあ、ほんとにその辺にいそうで。
いや、尋常じゃないレベルの美の方と、可愛い系美の大学生なんで、そんじょそこらにはいないはずなんだけど、そのモダモダ感が本当に身近に感じられて、そしてその各々…

2

いとしさを追いかける 小説

杉原理生  麻々原絵里依 

ちりちりとした緊張感

10年ぶりに読み返しました。
以前は紙の本を持っていましたが、生活の変化に伴い泣く泣く処分をしました。
でもずっと心に残り続け「あぁ読みたいな」としばしば思い出し、とうとう電子で購入。昔の作品を電子でまた所有できる良い時代になりました。掛井先輩の甘やかしは本当に中毒性があります。
杉原先生の作品はほぼ読んでおりますが、本書が1番好きです。
表紙のイラストがブラウン管のテレビなのですが、今の…

1

錬金術師と不肖の弟子 小説

杉原理生  yoco 

シリーズ化しないかな。


シリーズ化しないかな…。

ネタバレありです。

大好きな坂の上シリーズの様なお話かと思ったけれど、同じファンタジーでも、攻めと受けがいて、しっかりBLがありました。ちゃんとラブになった所がまた良かった。エrの場面も何とも言葉で表せないほど、優しくて美しくてロマンチック。

攻めは、寡黙で落ち着きがあって、少々自分勝手で、ぶっきらぼうで、しかし受けには意外と丁寧で優しい。

受…

2

きみと暮らせたら 小説

杉原理生  高久尚子 

ツンデレ執着ワンコ

ちるちるに掲載されているあらすじまんまの内容でした。
それ以上でもなく、それ以下でもなく……。

萌えどころは無愛想で素っ気ないくせに、何かと世話を焼きたがって攻めってところでしょうか。
でも、予想以上にツンがすごいというか、殻が固めなので、私としてはもーーっと露骨な態度を取ってくれてもいいのよと。

せっせと受けの大好物であるシフォンケーキを作って、他の人より多めに切ってくれたりと攻…

0

親友の距離 小説

杉原理生  穂波ゆきね 

どうしてもわからず

七海の心情は、語られることや出来事からすんなりイメージ出来るんですが、何とも攻めの進一の気持ちが、どこからどういう風に七海へ傾いたのか?友達、親友の好きから、恋愛感情へ移行したのかがわからず、萌えどころを掴みきれませんでした。

ただ、七海の気持ちが痛くもわかるというか、他の男性に抱かれてしまう弱さや、勢いで吐露してしまった本当の気持ちを、忘れてくれとバッサリ切り捨ててしまうところとか。
き…

0

神獣と騎士 小説

杉原理生  サマミヤアカザ 

「神代記」を受け継ぐ類と騎士の冒険譚 恋愛は添え

単調な解説で壮大な世界観を述べるファンタジ―。

壮大で煩雑な世界観の中で貫かれる主人公と騎士の純愛。
著者は、濃厚官能描写は添えで、
壮大な世界観と、こんがらがった事情の中でメインキャラはどう生きるのか、
という人間愛を書きたい人みたい。
タッチは、「錬金術師と不肖の弟子」と似ている
BLで出さなければ良かったんじゃないかと思うようなファンタジー。

冒頭:
奇妙な「天空倫理…

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