日暮くれさんのレビュー一覧

愛だなんて言わないから コミック

日暮くれ 

読んでいて心がヒリヒリする1冊

感情表現、絵のうまさ綺麗さ、場面転換、時系列の並べ方、どこをとっても秀逸で、これでデビュー作とは…と圧倒されました。

どんなお話かという説明がとても難しいのですが、聖人という恋人がいて幸せそうに日々を過ごしていながらもどこか過去の親友的存在である八千代が忘れられない現在の藤次を主軸に過去や今の時間軸をごちゃ混ぜにして藤次と八千代を巡る人たちを含めたお話がつなぎ合わせて描かれた1冊です。

2

愛だなんて言わないから コミック

日暮くれ 

言葉だけが上滑りしてる感…

お勧めされて、あらすじも読んで
殆ど期待しかない状態でした。
しかし、思ったよりポエムが過ぎる…

他のレビューでも見かけましたが、
同じ内容のターンを繰り返し過ぎ。

過去の同じ会話を交わすシーン、
正直前のデータが映り込んでる?
と思ってしまいました。
何の意味があったのかなあれ…

また、話の中に出てくる愛の解釈が
いまいち掴めません。
それを掴めるように前のペー…

11

愛だなんて言わないから コミック

日暮くれ 

聖人が不憫過ぎる…

大洋図書のBL 作品は個人的にはハズレ無し!と思っていて(笑)またデビュー作品というのにかなりの厚みの本で。期待値MAXで購入して読みました。

私の感想は…
聖人が不憫だと思った…

メインキャラクターの八千代と藤次ですが
八千代は初めから同性愛者であるのだが藤次はノンケ。(いや潜在的な同性愛者?)
八千代が異性との結婚式に藤次が出席してる所からスタートし、ページを進めると八千代は…

8

愛だなんて言わないから コミック

日暮くれ 

サブキャラクターが好きすぎて苦しい

読んでいて苦しいほどに登場人物たちの心情が深く、重たく伝わって来ます。
画力・心理描写どちらも非常に丁寧で素晴らしかったです。
どっしりとした重みのある感情の嵐に、はー…と息をついていると…こちらがデビューコミックスなんですね。
いやはやすごい。どうしようもなく読み手を感情移入させてくれる力があります。

恋愛においてのときめきや甘さではなく、苦みや過去への後悔、愛について描かれた物語で…

7

愛だなんて言わないから コミック

日暮くれ 

愛とは、

高校時代の親友同士の再会ラブ。
…なんて、そんな風に軽く言ってしまえるほど簡単ではない恋が描かれていたこちらの作品。
でもものすごく重たいわけではなくて、"深い"お話だったなという印象でした。
それぞれの想いを知れば知るほどに、人間は表面上だけではわからない感情をたくさん持っていて
そして愛を知るということは痛みを伴うものなのだなと感じました。

八千代は藤次に想い…

3

愛だなんて言わないから コミック

日暮くれ 

素晴らしい作品です

連載の時から気になっていた作品!
新年一冊目はこちらと決めておりました。

満を辞して読んで、感嘆。
想像を遥かに超える素晴らしさで、何を書けばいいのかわかりません......

まず絵柄がとても好みなのですが、冒頭からスッと引き込まれるストーリーもとにかく素晴らしいとしかいいようがありません。
ひたすら丁寧に気持ちの動きが描かれていて感情移入不可避でした。

読むか迷っている方…

9

愛だなんて言わないから コミック

日暮くれ 

テーマから想像したよりはあっさり

まず絵はめちゃくちゃ上手いし好みでした!
時系列を行き来する構成ですが全然無理なく読めるコマ割りだったし、心情描写も繊細で引っ掛かりなく読めました。デビュー作とは思えないレベルです。
でも、だからこそ解像度が高い分主人公2人にいまいち感情移入できず...


再会した親友二人の選択を過去回想を交えて何があったのかを描く構成なのですが、それが「こんな過去があった運命的な二人なんだな」となれ…

17

愛だなんて言わないから コミック

日暮くれ 

空回りの気持ちが切ない

八千代×藤次


高校時代の青い感情から、
ぎこちなくて不器用なまま、
大人になるまでの空回りの気持ちが、
お互いを想いながら、
逃げたくなるほど途方もない恋心・・・胸が苦しくなるほど切ない。


藤次と八千代、高校で出会って、
藤次の陽気なワンコ力が八千代に付き纏う。
だんだんと親友に抱く感情が過剰である2人だが、
八千代が告白する流れになって、
藤次が天然で無神経の…

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