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女性陵々さん

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BLとは別の満足感

待望の魔女と猫のスピンオフ、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
バイオレンス・グロ 5
血表現 5
恋愛 1
エロ 0
な感じだと思います。

夏美さん×啓悟さんのカプです。

荒事専門の何でも屋をしている夏美さん。しかし不完全燃焼で退屈な日々を過ごしていた。そんな時『犬』と呼ばれる化け物じみた人物に追われている啓悟さんと出会う。『犬』の所為で家族同然の人達を殺された啓悟さんは復讐を誓い、それを知った夏美さんは楽しそうだからと「俺を雇えよ」と言い出して…。

今作は、前作の「魔女と猫」で敵役として登場した夏美さんと啓悟さんのスピンオフで、時系列で言うと、啓悟さんはまだ魔女に、夏美さんはまだ使い魔になっていない、前日譚です。
一応、魔女と猫が未読でも分かる内容にはなっていますが、血表現や戦闘においての夏美さんのぶっ飛んだ言動には慣れていないとびっくりするかもしれません。

今作は勿論BL要素はありましたが全体的には、啓悟さんを狙う『犬』達との過激な戦闘やグロめな血表現やたくさんの命の奪い合いなどがこれでもかと描かれているので、読了しての率直な感想としましては個人的に、少年漫画を読んだような満足感が得られました。

他にも、啓悟さんが完全に魔女になった時のコマや「お前の命は」の時のコマの魅せ方が最高に格好良くてめちゃくちゃテンションが上がってしまいました。でもその後のキス描写には勿論BL要素として物凄く萌えさせて頂きました。

タイトルに表記されている通り続きもので、出会ったばかりの夏美さんと啓悟さんなので、絡み描写はまだキスしかしていませんし、恋愛要素も少なめです。ですが、運命共同体として命を預け合い、少しずつ惹かれ合っていく描写が絶妙なので、物足りないとは全く思わなかったです。

言動も思考も危険な夏美さんと啓悟さんが織り成す、手に汗握る命の奪い合いが、これからどんな展開になるのか目が離せなくて、めちゃくちゃ楽しみなので、次巻も買わせて頂きます。

魔女と猫 コミック

黒井よだか 

ある意味物凄く健気な魔女と猫

黒井よだか先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
シリアス 4
血表現 4
健気 4
エロ 3
な感じだと思います。

須藤さん×寿一くんのカプです。

表向きは配達員だが、裏では運び屋の囮や護衛をしている須藤さん。そんなある日、いつも無視されていた隣人の寿一くんと距離が縮まるようになる。しかし、街中で寿一くんがカタギじゃない相手に絡まれているのを見掛けた須藤さん。助け出そうとするのだが、相手の凶弾により瀕死の状態になってしまい…。

まず、表紙の須藤さんの肩口に鉄パイプが刺さっているので、お察しの通り今作は血表現が沢山あり、暴力や自傷、命の獲り合いなど、オンパレードですね。それとバトル漫画かな?ってくらいの過激で格好良い流血アクションもあります。

本当は現代の裏社会を舞台にしたダークファンタジー物で、契約した相手を使い魔に変えることが出来る魔女の寿一くん。そして魔女の寿一くんと契約し、猫の使い魔となった須藤さん。怪我をしても治せたり、命の数だけ生き返れるようになった須藤さんは、魔女狩り連中に狙われている寿一くんを守ります。

ということで、沢山怪我をしたり血を流しますが、大体が怪我を治せる使い魔達なので、そこまで痛々しさはないかもしれません。因みに命を落とすのはモブキャラばかりが複数人なので、メインカプ達は一応無事なのでご安心を。

殺伐で血生臭い描写が目立ち気味ですが、ちゃんと絡み描写もあり、修正の緩さと程良い筋肉質な身体が肉感を唆るので、とてもエロいです。

理不尽な目に遭いながらも必死に生きる寿一くんと過去のことから自身を蔑ろにする須藤さん。そんな2人がお互いを求め合い救済し合う姿が健気で胸を打たれます。登場人物の心理描写や作り込まれた独自の設定にも惹き込まれますので、是非とも読んでほしいです。

ゆっくりと、でも確実に作り変える

本編で明かされた、眠っている瀬乃さんに対する調教や管理の描写がこれでもかと描かれています。本編よりも物凄くエロいです。身体のむちむち感やトーンでの艶めきが堪らないです。

「かわいい執事の作り方」とタイトルにあるように、身体を解したり、感度を良くしたりするだけでなく、たくさん食べさせて身体の肉付きまで管理されていたとは、ほんと凌介さんの執着は凄まじいですね。

他のに、小冊子の表紙で分かるように、感度を良くされた瀬乃さんへの乳首責めやチクバン要素もたっぷり堪能出来るので、読む価値ありです。