異世界転生でこれやっちゃうか〜!と本編でも思ったら、おまけではもうBLゲーム好き腐女子の夢のようなお話で。
メルとレオが樹の妹の美樹の元へ現れ…。
感動の再会?いや誰?どこかで見たことある気がするんだけど…からの!実は…とあかすと!
推しのレオ×ジョシュアだったのが二人と会ったら推し変して、レオ×メルを描いて描いて描きまくりな美樹。
明日は同人誌発売会の夜、売り子が熱で来られなくなった〜助けてお兄ちゃ〜んと連絡すると。
二人で駆けつけてくれて。
売る予定の本のデータを見せたらレオはノリノリになって。衣装を着ていこう!と。
もちろん売り子の効果は絶大で本は完売。
美樹は今までの本と設定用に取り寄せたメル用のメイド服を持たせて二人を見送るのでした。
翌日レオからお礼がくるのも、だよね〜!!!
素晴らしい!!
最近作者さんの作品をたどっているのですが、表紙から切なそうな気配がして心配してたのですが…。
あ〜なんて〜愛おしい日だ〜♫
音緒の強がりで可愛くて優しいところ!!
悲しみの雨の中にいる樹に傘をさしてあげたい。幸せになってほしい。
両視点ですがもう泣けて泣けて。片想いの切なさに、かと思えば伝わらない想いに。
胸をえぐる切なさじゃなくて良かった!
人の温かさ優しさ帰る場所を知る音緒に、美味しいご飯とお帰りなさいが待ってる家に帰る喜びを知る樹に。幸せな同居に胸が温かくなります。
音緒の不安が辛いのですが、良い子なんですよ!樹が幸せになるならって(泣)
久利室長がまたまた良いキャラで。
堅物な樹の口説きとそれを引きながらも喜ぶ音緒が微笑ましいですね。
後半は恋人になってから。
音緒の根深い臆病さにこちらまで抱きしめたくなります。樹が前半とはまるで別人のように甲斐甲斐しく音緒を可愛がってデロデロに甘やかして、もっと不安を取り除かなければ!と。
音緒を愛することしかできない!な樹。堅物なりに人生をやっと謳歌してますね。
音緒の強がりに隠れた臆病さを癒やした時には項を!な樹に堅物だけど男のケジメを感じます。
は〜堅物と強がり、良かったです!
今度は久利室長のスピンオフでさらに二人のその後もわかるお話を希望します。
君も幸せになって!
前作の対になるお話です。
こちらも一気読みでした!
前作ではお気楽そうに見えた鏡の中の直央(今作の)が実は…な。
逆にあちらの直央がもう?みたいな。
どちらかというと今作の方が明るくて好きです。まあ価値観が現実的というのが大きいかな。
想定してなかった続編でこんなに辻褄が合って、さらには良き理解者が現れるなんてすごいですね!
飯田の過去と出自が!だから直央のことも!?いやー、二人で幸せになってね!!!夢を叶えてね!です。本当に良い終わり方でした。
すごく共感したのが、結局一人ぼっちだと思うところでした。
私も自分の親は離婚して再婚し実家も無く、姉妹は遠方で。そんなにいつも連絡をとる友人もおらず、夫は親を優先で。
若い頃は一人旅だとか自由な気でいたけど、年をとると元々一人ぼっちで旅先でも一人って感じで共有する相手もいない。
だからこそ余計直央が飯田と仲を深めて、飯田の意外な面に包まれて溺れてしまいそうなのがとっても良かったです!
ちらっと向こうの直央と高見原のその後が読めたら良かったなあ。
すごい1冊ですね!
も〜とにかく爽磨がなんて可愛いの〜!!!
手負いの獣状態だった爽磨の可愛さを引き出した大毅もグッジョブだよ〜!!
お話がもう盛りだくさんで。
初めての友達!と喜ぶ爽磨の可愛いことよ。
しかしだんだんその友達という縛りに苦しむところも良かった。
そしてついに初めての恋人編。
こんな可愛い爽磨に世話焼きの大毅はメロメロだよ〜。あーいいな、愛されるっていいな。
どういう展開になるんだろう?と結末も予想ができず読むのが止まりません。
プチ同棲も甘々だったのに、だんだん…。
先輩の恋愛相談も面白かったです。
この先からまさかそうくるか!な話の流れにびっくりでした。盛り込んできますね。
温かい気持ちで見送り、生きてる時間を大切にしなきゃと共感しました。
ツンデレ超美人で対人スキルの低い受けと、なんでもそれなりだったのが受け一筋な世話焼きイケメン攻め。
受けの、「勘違いしないでよね」みたいな台詞から勘を働かせて動く攻めも良き!
こんなに面白い1冊だとは思わなかったです。超ラッキー!
意地をはるな!わきまえるな!
は〜、すごいものを読んだ。
タイトル通りの内容です。が、ライトな感じ?に思わせての凝ってて重くて切なくて泣けるお話でした。
光弥とカミル視点に挟まれる伊久馬視点。
効果的だしゾクゾクしますね!
まさか異世界で再会するとは!しかも絶世の美青年に生まれ変わってて。
カミルが美しくて良かったね!
もう、異世界でせっかく再会できた!!からのカミルのわきまえた発想に、なーにーをーしとるんじゃっ!この奇跡に素直にならんでどうする!とすれ違いへ進んでくところに泣けて泣けて。
その後もレイノルドの嫉妬や執着も美味しくて。レイノルドに婚約者がいるもんだからややこしくなっちゃうし。
素直になって本音を言えーーーーー!!!
なんですよね。もう気をもみました。
一点気になったのは極まるところのカミルの台詞かなあ。いや〜オメガバだけどさ。いつもは平気なのに今作ではちょっと冷めちゃったかな?
レイノルドこと伊久馬の悲しみと執念を想うと、一緒の世界に生きてそばにいられるだけで幸せって言葉が効きますね。
逆バースになってカミルが美しさを武器に強かに生きてくところや台詞も良かった。
はぁ〜、泣けたなあ。
仕事の辛さも一緒に洗い流してくれました。
ありがとうございました。
まるで童話ですね!まあそういうシリーズで設定なんですけど。
先が気になって一気読みでした。童話の元ネタもちゃんと知らないので、ハラハラドキドキ。どうなっちゃうの〜?と。
自信は愛だ!
この言葉につきますね。
ミルフェの自信のなさ、いつか来る別れに諦めと足掻くズルさ。
犬飼ののさんのお話って、主人公のズルさやエッチなことしたいって頭がいっぱいなお話がいくつかありますよね。いいです!
王子がミルフェと出会い身も心も生まれ変わって。あ〜なんて素敵な日だ〜♪
ミルフェを愛しミルフェと共に生きていく覚悟にしびれました。さすが王子、賢い!
駆け足気味な印象もありますが、とっても良かったです。王子がまっすぐで、ズルさや傲慢さもなく。ミルフェもやっぱり良い子だし。
童話要素に沿ったのか王国の部分がなぜ必要?と思いました。いや、元ネタ知らんけど。
ミルフェが幸せの種を自分で育てて、お世話も頑張ったからだよ!って言いたい。
あと印象に残ったのが笠井あゆみさんのイラストが怖くないってことかな?
個人的な印象ですが攻めはいつも怖い顔してるイメージがあって。挿絵はエッチか受けが困ってるところか攻めの悪い顔かが多いと思ってて。
でもこのお話の挿絵は明るい表情やシーンなのが新鮮でした。
うおおおおおおーーーー!!!
リドリー、どこまで行くの〜?すごいよ、すごい!!
3巻は文句無しの神評価です。
途中までは、このお話はリドリーとシュルツが恋人になっちゃったらおしまいかな?と思ってたんですが、とんでもない!
いくらでもリドリーが帝国の闇を拾い上げて、こりゃどんどん広がるよ!
は〜、読み応えがありました。すっごく楽しみにしてて1巻から復習してたんですが、疲れてきちゃってもう3巻読んでも感動しないかなあと心配してたのに…。
ちゃんと冒頭でこれまでのおさらいが書いてあり親切設計です。
こういう国の建て直しもの大好きなんです!
リドリーが味方を増やし、何かあれば悪用もとい活かそうとし。でも自分に都合良くしようと利用してたリドリーも、だんだん帝国や平民のためにと想いが変化していきましたね。
そろそろ話をまとめ始める頃かな?と思ったらとんでもない!またまた重要キャラやら皇帝の動きやらお話がさらにふくらんで広がって。
どんだけ抱えるの?夜光さんすごいです!
入れ替わりから加護から奴隷からもう課題が山積みですよ。
そして3巻でもシュルツ、気の毒よねえ。
最後の方はかげが薄くなってきてない?リドリーとシュルツが恋人にはなれない何重もの障害があるけど。シュルツに陽の目を!
いや、このお話は読んでてBLだということを忘れるくらいなので、このくらいの存在感でいいのかな?
ダルガートとリラが平和条約を結ぶために郭国を訪れるところから。
予想外の大歓迎を受けて戸惑う二人。
もう郭国の皇帝が偉いお人で。ダルガートに国を統べるとはと教え導き。祖国で忌み嫌われ続けたダルガートに、郭国ではこんなに敬われ愛されるところを見せてくれて。
ジーンと来ました。ずっと軟禁生活か戦場しか経験がなく王としての礼儀作法や帝王学も知らないダルガート。会話もリラや最小限の家臣のみだった生まれたての王ダルガート。
それが皇帝やリラが目となり耳となり、リラはさらにダルガートの翼にもなって世界を見せてくれて。光の方へ正しい方へリラはダルガートの太陽であり翼なんですね。
ダルガート様ご立派です!と何度も感動し胸を熱くするリラ。君も立派な妃だよ!
は〜、読み応えがありました。
分冊版が電子書籍で出てますのでぜひオススメします。
最高でした。お見事!
最初は、うわ〜これ読めるかなあ、苦手な設定ばかりだよ。しかも自分的に地雷要素が出てきて、せっかく楽しくなってきてたのに…。だったんですがね!
構成もひねりのあるキャラも本当にお見事でした。
すべてが繋がっていくところや、二人の感情や関係性の変遷、まさかの初代様の本性やその後の姿。
薄々と、もしかして初代様の闇落ちの理由って…と思ったら、やっぱりか〜い!
これは初代様の言葉もいかんかった。ツレ(連れ合い)なのに結婚式前夜にあんなことをあんな言い方して。
別れのあとの初代様のその後を読むと、たまらなくなります。そんなにも!そんなにも!
そしてやっと会えたねな2人(泣)
短編も番外編じゃなくて、あのときの初代様視点とか、もし犬が違う世界線に行ったら?などなど。やっぱり連れ合いだね!
いまだにランキング入りしてるのも納得の作品です。諦めないで最後まで読んで良かった。
苦手設定と地雷を逆手にとって上手いこといったり、覆したりな内容でした。
ずっと読みたくてようやく読めました。
もう始まりから、え?モナリザ?
ふきだしの使い方とか小ネタとか色々細かい所まで凝ってますね!
こりゃあ映画化されるのも納得です!だってこりゃあ映画にできるよ!って読んでて思いましたもん。
運命の出会いですね。面白くて怒らないヤクザの狂児とクールで口の悪い聡実。いいコンビだ〜。
合唱部の部長の聡実がピンチの時期にたまたま?声をかけられて。「カラオケ行こ」って。
カラオケ大会の内容も面白いし、ヤクザの皆さんやそれにキツイダメ出しする聡実もシュール!
聡実は逃げたんじゃない!駆けつけたんだよ!あの時は不安定でこの世の終わりみたいだったけど、3年後に文集に書けてるなんて。人生において大きな事件で良い思い出だったんだよね?
はぁ〜、読み終わった今この清々しさ。言葉に出来ない。